« 南アルプス第3日目 | トップページ | 南アルプス第5日目 »

2006年8月31日 (木)

南アルプス第4日目

2006年8月23日(水)、3:40灯りが点く。

トイレに行く。水場で顔を洗う。完璧なる満天の星。オリオンが見える。

岩崎先生のグループは早立ちで、すでに誰もいない。

4:30頃から朝食。本来は5時からだが、希望する人が多いらしく早く用意したとの事。

5:20出発。要らない荷物はひとつにまとめて荷札をつけて寝ていたあたりに置いておく。

5:29稜線に出る。遠くに御嶽が見える。今に行くからなー。御嶽、待ってろよー。昨日登って来た聖岳、上河内岳も見える。Dscf0357

5:49茶臼岳着。南の方には光岳。特定する自信はないが一番高いのが多分そうだろう。千枚から小屋が一緒だった兄さんも登ってくる。椹島に下りるそうだ。写真を撮り合う。Dscf0363

Dscf0364

易老岳までは割とゆるやかなアップダウン。木道もあったりして南アの稜線上にいる事を忘れさせるような道だ。天気も最高。鹿も一頭現れる。

7:37易老岳到着。樹林帯の中で全く展望はなし。Dscf0366 小休止。光岳の方からぞくぞくと下りてくる(登ってくる?)。10人前後の団体が多い。昨日の光小屋は70人くらい泊まったらしい。光小屋は50歳以上の3人以下のグループで15時までに予約した人にしか食事を出さないとか。とにかく混むようだ。

8:05展望台。携帯が通じる(微妙だが)。標識に「携帯通じます」と書いてある。笠木透から「時代は遠くなりにけり」である。かく言う自分もメール・モブログ送信にチャレンジ。15分休憩。

ここから静高平までの登りが長かった。沢筋道である。クマが出そうだ。わざと大きな音を出してストックをついていく。トリカブトの紫。

9:26静高平。Dscf0367 水場があり(涸れていたが)、本当にクマが出そうだ。昨日、光岳をピストンした人もこのあたりで子熊を見たと言っていた。子熊あるところに母熊あり、だ。こんな時は歌を唄う。演歌、フォーク、校歌。思い出す限り唄う。

9:45光小屋。先輩率いる三人組と行き会う。女性一人男性二人の古くは「ドリカム編成」である。お元気そうである。

9:59光岳頂上。93座目。三角点にタッチして光石に向かう。10:10光石。Dscf0372 光石で弁当を食べる。おいなりさん4個。誰も来ない。現在私の家にある新潮文庫「日本百名山」の光岳の項には何の変哲もない写真が使われているが、旧版では光石の写真だったような気がする。高校生の時にその写真を見て知って以来、憧れの光石の上でおいなりさんを食べてペットボトルのお茶を飲んでいる。「時の隔たり」を感ずる。Photo

←光石の上にて

光石17分滞在で頂上に登り返してデジカメと携帯で記念撮影。Dscf0373

10:50名残惜しい山頂をあとにする。また来ることもあるだろう。H隊員かH副隊長の百名山達成の時かなー。

光小屋のあたりでホイッスルの音。小屋の人がクマよけのためにホイッスルを鳴らしながら作業をしているようだ。やはりこのあたりはクマの棲家なんだ。

光小屋を過ぎたところで佐藤さんと行き会う。佐藤さんに名刺とブログのURLを渡す。佐藤さんの住所も教えてもらう。あとで岩崎先生と三人で撮ってもらった写真送らなくちゃ。佐藤さんは光岳に登ったあと易老渡に下りてタクシーで帰るそうだ。金のことがなければ自分もそうしたいところだが。

そのあと沢筋で「易老岳で二人と待ち合わせ」の麦藁帽のおじさんとすれ違った。このおじさんとは昨日テーブルが一緒だった。ちゃんと仲間と会えたようだ。「よかったー」と声をかける。沢筋で少し雨に降られ、カッパを着る。沢筋を離れると雨もやむ。

それから易老岳までに、八名信夫さんと千枚で夕食が隣だったお姐さんの二人とすれ違った。そのほかにもかなりすれ違ったので今日の光小屋も50人くらいは泊まるのではないかな?13:12易老岳着。

ここからは誰ともすれ違わなかった。長かった。15:15茶臼岳。Dscf0376 朝と違い、何も見えない。真っ白の世界。小屋のすぐ上のところにテントに長期滞在らしい写真家の人がいた。「お疲れ様でした」と声がかかる。私「なんとか生還したっていう感じです」笑ってくれた。

15:38茶臼小屋到着。10時間と18分。今日も歩いた。宿泊手続きをする。今日は上段をゆったり使わせてくれるようだ。まず着替えて、荷物をひろげたままビールを買いに行く。荷物を整理しながらビールを飲む。

上段の14人くらいの区画に4人。右の端に男性一人。左隣には女性がかなり年上のあやしいカップル。カップルはずーっと楽しそうに会話を楽しんでいる。いやでも耳に入る。あとでおじさんが自分の右隣に入って、この区画は5人でゆったりと使わせてもらった。雨具もザックカバーもすべて広げて干すことが出来た。

トイレに行こうとして食堂の窓の下を通ったら先輩の「来た、来た」の声。すでに酒盛りだ。トイレから戻るときにきいたら先輩たちの到着は15時だったとのこと。さすがの先輩も「今日は、つらかった!」

今日も刺身の夕食で満足。夕食の席は所沢から来た夫婦と、昨日聖の頂上で会ったミノルタレンジファインダーの乙葉(おとば)さんと一緒になる。乙葉さんに「昨日、聖の頂上でお会いしましたよね!」と話しかけたら、全く気づいていなかったようで「そうか、頂上でシャッターを押してもらった方ですね。気がつかなくて申し訳ない」としきりに恐縮していた。乙葉さん、そんなに頭下げなくても大丈夫ですよ。「食事のあとも話しが尽きず、小屋の人に申し訳ないほどお茶をおかわりした。なんたって「井川茶」だから。

寝る前にもう一杯と思って日本酒を買いに行ったら先輩がいた。先輩もあと10座で100座達成だそうな。このあと幌尻に行く話しをしたら「来年案内人をたのんで行って来る」そうだ。「この9月には羅臼・斜里にも行く」。すごいパワーだ。メルアド交換もしてしまったよ。先輩、ブログも見てねー!

2階上段に戻って昨日もらったチーズをつまみに日本酒を飲む。歯を磨いて寝る。

明日は下るだけだ。

20:50頃と0:00頃にトイレに行く。今夜は星は見えない。

クリックしてください。ランクアップにご協力を!→人気blogランキングへ

|

« 南アルプス第3日目 | トップページ | 南アルプス第5日目 »

コメント

父ちゃん!あんまりブログやりすぎて、ブログ中毒になっちゃったんじゃないの?でも、南アの日記をがんばって仕上げてねー。やりすぎにも注意だよ。

投稿: たけのこ | 2006年8月31日 (木) 21時18分

たけのこへ、応援ありがとう。
今日は第4日までだ。
明日、第5日を仕上げて明後日から北海道ツアーの報告に入るぞ。
南アは一人旅の面白さがあったが、北海道は二人旅だね。
また違った面白さを期待してくれ!

投稿: たけぱぱ | 2006年8月31日 (木) 23時54分

満点の星空・・・最近見てないなぁ(><)

すごい、いつ書いてんだろって思うくらい見るたびに増えてるこのブログ!!
にごりにはマネができません(汗
なんか、いつも思うけど”たけぱぱ”はイキイキして写真に写ってるから羨ましいです☆

投稿: にごり | 2006年9月 1日 (金) 03時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/127575/3272426

この記事へのトラックバック一覧です: 南アルプス第4日目:

« 南アルプス第3日目 | トップページ | 南アルプス第5日目 »