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2006年10月の記事

2006年10月31日 (火)

御嶽山 登頂レポ

2006年10月28日(土)、町田での勤務を19時10分に終え、JR町田駅のコインロッカーからザックその他を取り出し、横浜線で八王子へ。

八王子で一旦改札を出て、地下道のトイレで山姿に。スーツは用意してきたスーツハンガーに納め、革靴を愛用のザンバランフジヤマに履き替える。

お気楽なスタイルになったところで自動券売機で茅野までの自由席特急と乗車券を買う。自動改札に乗車券だけ通して、

「さあ、何買おうかなっと」

JR東の駅ナカではスイカが使えるのでついついいろんなもの買っちゃいます。

NEWDAYSでエビス・チュウハイ・ワンカップ・チーズ入りチクワ・ジャーキー・ゆで卵2個を買い、キオスクで芋焼酎水割り・ピーせん2袋・チーたらを買いました。どう考えても飲みきれんし食いきれん!

20時33分発予定の「スーパーあずさ33号」は3分ほど遅れて八王子駅を発車。

自由席禁煙は45%くらいの乗車率。エビスをプシュー、プハー。

「生きててよかったー」

ワンカップ・ピーせん1袋・チーたらには手をつけず、焼酎水割りは半分残して水筒へいれて、22時08分茅野駅到着。

H隊員は栃木県佐野市から5時間かかって来たそうです。H隊員号にザック・スーツハンガー・靴や食い残しの入った手提げを積んで田の原に向けて出発。

出発するなりH隊員からワンカップを渡される。「もう一本あるからね。飲んでくれ」「はいはい、ありがとう」すでに飲んでいるのでワンカップ1本飲むのに田の原までかかりました。

途中のコンビニで水・お茶・オニギリ・カップ豚汁などを仕入れて、さらに進みます。

奈良井宿あたりから雨になってきました。

私「昨日あたりまでは長野南部の予報、明日は曇り時々雨になってたけど、会社を出る前には曇り時々晴れになってたよー」

H「降らなきゃなんでもいいよー」

そうです。H隊員は自称雨男です。今月6~8日に予定していた「鳥海・平ケ岳ツアー」も台風並みの低気圧で「まったく登らずツアー」になってしまい、責任を感じているようです。  でも、昨年の宮ノ浦・利尻、今年の幌尻・羊蹄など遠くに行くと晴れるんですがね。

29日午前1時03分、田の原の駐車場到着。

寝る仕度をして、淡麗350mlを半分ずつ飲んでワゴンの後部に敷いた布団で寝ました。 が、そうそう眠れるもんではありませんな。風の音をききながらそれでも少しは眠ったようです。

2006年10月29日(日)、午前5時55分起床。

すでに明るい。風がなく、思ったより寒くはない。車は他に3台。曇り。

H「メシは途中で食おう。仕度してすぐ出よう」「あいよ」

テントで寝ていたらしい夫婦を一組駐車場で見ました。

6:07、田の原出発。Dscf0591

←田の原の登山口

しばらくはなだらかな道。「田の原天然公園」があるので、このあたりは昼間なら普通の観光客さんも歩くのでしょう。

Dscf0593

←大江大権現とH隊員

ここから少し山道らしくなって6:35、あかっぱげ着。ここでおにぎりを食べる。歩くうちに暖かくなり手袋もはずす。Dscf0594

6:54、金剛童子。八合目。田の原が七合目で標高2127m。

八合目あたりからハイマツ帯になる。高山の雰囲気。Dscf0596 標高2470m。

7:03、八合目石室。このあたりまで来ると晴れてきて、王滝頂上も見える。好天の期待。Dscf0597 Dscf0598

7:25、九合目。小休止。

7:37、一口水。Dscf0599

←H隊員の顔右横の鉄のパイプ「一口水」チョロチョロ

7:47、九合目石室。Dscf0601 このあたりで後ろをふりかえると、中央アルプス・南ア・富士山・恵那山が見える!やった、やった!見える、見える!

それからは何度も何度も振り返り景色に見とれました。

8:03、王滝頂上。この辺から大きな山小屋があらわれます。が、すでに今年の営業は終わっています。Dscf0602

Dscf0603

王滝頂上から剣が峰までは宗教的雰囲気漂う石ころだらけの風景。

H隊員「あー、これがしげぞうさんブログで見たオブジェだな」というものから、雷神やら不動やらのオンパレードの中を進む。風が強くなり、レインウェアの上を再び着る。宗教くさいし、硫黄くさい。

最後は二つの小屋の間を抜け、立派な階段を登り、8:33、剣が峰頂上着。3067m、御嶽山の最高地点である。

風があり、寒い。が、晴れ。槍・穂、二ノ池がきれいに見えている。

H隊員「こーんなによく見えるのは初めてだよ!眼鏡持ってきたんだ!」

あれ、運転してるときには眼鏡いらないのか?

それはさておき、先ほどから見えている中ア・南ア・富士・恵那山、そしてやはり槍・穂、その手前にデッカク乗鞍と、時間も忘れて見とれるのでありました。Dscf0604_1

Dscf0607_1 Dscf0608

一番右の写真、手前中ア、奥南ア、真ん中あたりに富士山。

記念写真を撮り、豚汁を食い、9:06、頂上をあとにする。

Dscf0609_1 ←剣が峰を下るH隊員。小屋は王滝頂上。

Dscf0610

←剣が峰を振り返る。

下りははやい。この山は夏はすごい人だろうなと思う。今日は朝一番乗りで、ゆっくり頂上にいられたが、日曜のこととてけっこうたくさん登ってくる。それほど歩きにくいところも危険な所もない。挨拶の返り具合から推してシロウトさん多しと見ました。

一気に下り、10:37、田の原の駐車場着。すでに御嶽山頂上は雲の中でした。

H隊員号で塩尻駅まで送ってもらい、私は14:05ちょうど(?)の「スーパーあずさ22号」で帰りました。H隊員は高速を使って16:30頃佐野に到着したそうです。

そうそう、塩尻に着く前に国道沿いのラーメン屋さんに寄りましたっけ。「吉田家」。こってり味のスープがうまかったなー。600円ですから。立派なもんです。

御嶽山で、H隊員47座、私96座となりました。

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2006年10月30日 (月)

御嶽山 第一報

10月29日(日)木曽の御嶽山に登って来ました。

28日の夜、茅野駅でH隊員号に拾ってもらい、田の原に着いたのが29日の午前一時過ぎ。

6時起床で登って来ましたよ。

次の休みにじっくりレポ書きますので、本日は写真を少し・・・

Dscf0604 Dscf0607

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2006年10月26日 (木)

塔ノ岳 27年前。

ここのところ山にご無沙汰です。

そこで昔懐かしい(自分だけ懐かしい)写真を見ていただこうかなーなんて思う次第です。Dscf0590

かなりキタナクてすみません。

グレーのベストがH副隊長21歳の姿。黄色のジャンパーが私20歳であります。

当時、横浜市内の大学に在籍していた我々でありますが、この年の4月から二人で山に登り始め、G.W.でムチャムチャ混んでいた尊仏山荘に泊まり(眠れんかった)、快晴の朝、塔ノ岳の山頂で撮った写真です。

このあと蛭ケ岳の頂上を踏んで青野原にぬけたのであります。

1979年5月6日、H副隊長記念すべき1座目、私5座目の百名山でした。

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2006年10月11日 (水)

笠ヶ岳登頂レポ

2006年10月3日(火)、青梅駅で「鉄道の日記念切符」を買い、日付を入れてもらう。

7:21青梅発 (青梅線) 7:55立川発 (中央線快速) 8:20高尾発 (中央線) 10:30甲府発 (中央線・篠ノ井線) 12:55頃(5分遅れ)松本着。

松本からはバスである。駅から3分くらいのところにある商業施設ビルの1階がBTになっている。地下の切符売り場で2800円の切符を買い、やってきたバスに乗り込む。平日だからすいている。定員の3分の1から4分の1といった乗車率。新穂高温泉まで2時間の乗車である。13:10松本BT発車。

西穂に行くであろうと思われる団体のおばちゃんたちがにぎやかである。それはいいのだが、車中で弁当を食べ終わったあと、歯にモノが挟まっているんだろう「チッ、チッ」と大きな音を立てて舌でモノをとろうとしているのにはまいった!どうして歳をとるとああいうことが平気でできるんだろうか。

新穂高温泉への行き方としては<JRで松本、バス2時間で新穂高>の他に<新宿からバスで平湯4時間35分、平湯からバスで新穂高>というのもあるが、安房トンネルが出来るまでは高山までJRで行ってそこから新穂高へバスでというコースが普通だったように思う。

新島々、中の湯、などという地名を見るとアルプス気分が盛り上がってくる。

安房トンネル約4キロをバスはなんということもなしに通過。平湯で5分休憩があり、トイレへ。すこし走ると槍が見えてくる。新穂高の少し手前に「槍見館」がある。一度は泊まってゆっくり温泉につかってみたいもんだ。15:10、ちょうど2時間で新穂高BTに到着。

今夜の宿は決めていない。新穂高温泉がどんなところか見てから決めようと思っていた。BTのまわりにあるのは登山指導センター兼BT兼みやげ物屋兼食堂の建物と「アルペン浴場」兼トイレの、計2つの建物だけである。蒲田川を橋で渡ったところには大きな旅館がありそうだ。

なるべく安くあげたいのでBT(バスのきっぷも何も売ってない。時刻表と料金表があるだけ)のとなりに観光案内所があり、そちらには人がいる。相談してみよう。

メガネをかけた愛想のよさそうなおばちゃんがすわっているので声をかけてみる。

「全然予約してないんですが、素泊まりで泊めてくれるところありませんか?」

「今日は隣が営業してないからねー(橋向うの旅館と思われる)。少し戻るようになりますが・・・」

「はい、いいですよ」

「待ってください。明日は山に登るんですか?今日は天気よかったのに」

「はい、笠ヶ岳です」

「それならワサビ平小屋がいいですよ。そこに泊まって明日山登りするのがいいですよ。歩いて1時間くらいです。まだ明るいからゆっくり行っても大丈夫です」

というわけで「温泉旅館で素泊まりで、つまみと酒と明日の朝食をどこかで買って・・・」などと漠然とたてていた計画は全くくずれ、「温泉なし、山小屋、1時間歩く」ということになってしまった。1時間歩くので少し腹ごしらえしなければ。みやげ物屋でパンを買って店の前でモシャモシャ食べる。「今日は天気よかったのに」って言われてもなあ。

15:20、靴のヒモを締め直して歩き出す。橋を渡り、営業してなさそうな旅館の前を通り、工事用・小屋営業用の林道に入る。穴毛谷には砂防工事のブルが何台も動いている。発破もやるようだ。荒々しい眺め。中崎橋を渡り、左俣谷の右岸に入る。赤い服を着た女の子を一人追い越した。ワサビ平泊まりか?双六小屋用のヘリポートを過ぎると笠新道入口がある。ここまでに3パーティとすれちがった。

笠新道入り口を過ぎて10分ほど歩くと右にワサビ平小屋がある。Dscf0508

16:23、ワサビ平小屋着。小屋の前にビールや果物が冷たい水につかっている。「冷麦」の幟も出ている。小屋の前には7~8名の若い人たちがいる。泊まっている人たちだろうか。それにしてはザックも小屋の前においてある。

まず、受付へ。女性が応対してくれ、宿泊者カードに記入する前に「夕食間に合いますか?」と聞いてみる。「大丈夫ですよ」 一安心だ。記入し終わって受付の女性「今、支配人がでかけているのですわって少し待っててください」

小屋の前に座って荷物の整理などしていると先ほどの女性がお盆にお茶と急須を持ってくるではないか!わたしゃこれだけでこの小屋が一発で気に入っちゃったんであるが、もう一つのサプライズがあった。

やがて先ほどヘリポートのあたりですれ違った軽トラが戻ってきた。これに乗っているのが支配人かな。お茶を一口飲んだところで支配人、

「お待たせしました。あっ、どうぞゆっくりしてください」荷物整理を見ていたのかお茶をまだほとんど飲んでないことを見たのか、全く丁寧な人で、好印象。部屋は2階の「キヌガサソウ」そして「お風呂なんですが」「えっ、風呂があるの?」すいていて1つしか沸かしてないので時間をどうするかという相談だった。17時から入ることにする。1泊3食分の9000円を払って部屋に通る。

ズボンをジャージに着替えて外に出て写真を撮ったり、川の方に行ったりしてみる。小屋の前に戻ると7~8人のグループが車にザックを積んで空身で新穂高方面へ歩き出している。小屋の人たちが見送りに出ている。双六小屋あたりでバイトしてたのかなーと勝手に想像する。

17:00風呂に入る。温泉ではないし、大きくもないがこんな山の中でたっぷりとお湯が使え、シャンプーも石鹸も置いてある。そのことに驚いた。湯船も清潔で、汚しては悪いと思い、髪の毛をすくって上がってきたくらいだ。

18:00、1階の食堂で夕食。今日の宿泊客はもう一人、林道で追い越した女の子。二人でテレビ(TBSのBS)を見ながらゆっくりとおいしい食事をいただく。私は一番絞りをいただきながら。

女の子は埼玉から来たそうだ。明日は双六小屋まで行くそうだ。そのあとは天気次第かな。かなり山経験はありそうだなー。30歳前後かな?もっと若いかな?19:00までテレビを見て「ご馳走様!」と腰を上げる。

部屋に戻る。メシの時間の少し前から読み始めた文庫本を読んで過ごす。21時消灯。ヘッドランプを点けて22:30頃、文庫本も読み終えてしまった。面白くて一気に読んでしまった。

月明かりで小屋の外が明るい。星も見えている。明日も晴れますように。トイレにもう1度行って23時前に眠る。

2006年10月4日(水)、4時頃からとなりの部屋でガサガサ音がするが、眠いので4:50に灯りが着くまで布団の中にいる。5:00、食堂に下りていくと女の子はもう食べ始めていた。

「天気よさそうですね。星がきれいに見えてましたね」と、女の子。「確かに」と、私。今年南アに行った話をすると、「塩見から北岳に抜けたことがあるんですが、ずっと天気がよくなくてあまりいい印象がないんですよー」「そうだよねー。私も15年前に鷲羽や黒部五郎に登ったときは自分で腕を伸ばして顔を撮った写真しかなくてねー」などどいう会話をかわしたと思う。

メシを食べ終わるとすっかり明るくなってきた。

5:49、小屋の前で、女の子は双六方面へ、私は笠新道の方へ少し戻る。手を振って別れる「お気をつけて」「お気をつけて」

5:59笠新道入口。Dscf0509 Dscf0510_1

うまそうな水がホースからあふれているが、PETのお茶がザックに2本入っているので見送る。

山道だ。ここから杓子平まで4時間20分となっている。8月28日に羊蹄山から下りて以来、まったく運動らしい運動をしていないので少し不安が・・・

「明るいうちに小屋に着けばいいや。一人だし」ということでゆっくり歩き出す。

一人は気楽。しかし、ペースがいいかげんになってしまう。ほとんど休憩らしい休憩もせずひたすら登る。一番心配なのはヒザだ。とにかくヒザに負担がかからないように慎重に歩く。

6:55、標高1700M地点。登ってきた方を振り返ると右に焼岳・乗鞍が、左に槍・穂高が見え出す。Dscf0511_1 Dscf0512_1  左の写真の左:焼岳 右:乗鞍

7:10.1800M地点。天気は高曇りといったところか。午後は雲が下りてきそうな気配。Dscf0513_1

7:35、1920M地点。標識に「杓子平までの約中間地点」と書いてある。Dscf0514_1

「約中間地点」まで1時間36分で登ってきたということは意外にいいペースかな。ということで少し元気が出る。お茶を飲み、一息つく。

8:10、2100M地点。「槍・穂高の眺めが、一望できます」この場合の読点は不要である。Dscf0516左:槍 右:穂高 Dscf0517 Dscf0515

9:14、杓子平。笠の頂上はあいにく雲にかくれているが、カールはきれいに紅葉しており素晴らしい眺めだ。ザックを下ろし、弁当を食べる。ワサビ平小屋で朝、渡してくれたくれた弁当だ。「半分食べて残りは頂上で」と思ったが、腹が減っていたのとうまかったのとで全部きれいに食べてしまった。

杓子平にテント一張り。おじさんが頂上ピストンから戻ってきた。「朝はここからも笠の頂上がきれいに見えていましたよ」とのこと。うらやましい。テントを片付けながら昼飯の用意をし始める。

おばさん二人、下りてきて杓子平で少しだけ立ち止まり「素晴らしくてなかなか進まないわー」確かに素晴らしい紅葉だ。Dscf0519              ←杓子平から抜戸岳方向

10:00、腰を上げ、杓子平をあとにする。紅葉のカールの中の道は抜戸岳の方に向かう。Dscf0520   ←カールの中の道から笠の左肩を見る

一瞬だけ笠の頂上が姿を現す。Dscf0521_1

Dscf0522 Dscf0523

Dscf0524

11:16、笠新道分岐。少し抜戸岳頂上方向に歩きかけたがやめた。ザックをおろし休憩。11:35、笠新道分岐発。ここからは気持ちのい稜線歩きだ。空は半分青いが、笠の頂上は雲の中だ。

12:04、抜戸岩通過。ヒザは大丈夫だが、息があがってきた。口が開いたままで呼吸するので、口の中がカラカラだ。が、笠ヶ岳山荘も近くに見えてきた。Dscf0526 ガンバ大阪の地元かと思った。

12:37、山荘前通過。頂上はすぐだ。ザックを背負ったまま頂上まで。

12:49、笠ヶ岳山頂到着。登山口から6時間50分かかった。

眺望は何も無し。携帯電波は通じる。友人・家族にメール。モブログ送信。Dscf0528

時々、日が射してきそうな暖かさを感じて30分ほど頂上で過ごす。が、何も見えない。自分以外誰もいない。

13:20、頂上をあとにする。13:32、笠ヶ岳山荘に到着。Dscf0527

受付で一泊三食9700円を払い、2階の部屋へ通される。先客が一人。そういえば抜かされた。その先客から布団一枚分あけて使ってよろしいとのこと。夕食は17時、朝食は6時から。

ジャージに着替え、ビールを買いに1階に下りてみる。色々なものを売っているがきりがないのでビ-ルだけにする。アサヒSDとキリンラガーがあったが、もちろんキリンにする。2階に戻る。廊下に本棚がいくつかあり、最初は太宰治を持ってきてチビチビ飲みながら読んでみたがサッパリ頭に入らない。次に新田次郎の「槍ヶ岳開山」を読み出すとこれが面白くて止まらない。夕飯をはさんで一気に読んでしまった。

同じ部屋にあとから2名入り、計4名男性。

17時に食堂に下りてみると他に女1男2の3名パーティ。今日の宿泊客は7名だ。定員は60名ということになっている。

ワンカップを買って席に着き、7名かたまっておいしく夕食をいただく。明日の昼用弁当このときに配られる。3名パーティは夕食の前にもビールや焼酎を飲んでいたようだが、夕食時にもワインを買って飲んでいる。このパーティは消灯時間までにぎやかだった。

食堂の反対側のスミの方では小屋の従業員がやはりかたまって食事をとっていた。この時期にしてはたくさんいるが「荷下げ」の準備らしい。

部屋に戻ってまた読書。我々のところは4人とも静かに読書。2段になっている寝場所の下しか使っていないのだが、明かりは下の段には届かないので暗くなってくると足元の方へ本を持って来る体勢になる。3人パーティは1階でまだ飲んでいるようだ。

19時ころ窓の外を見ると月明かりに、空は明るく槍・穂の影が黒く映り、幻想的な眺めになってきた。白出乗越に穂高岳山荘の明かりも見える。笠頂上の影も黒く見えている。

21時に消灯。本は少し前に読み終えた。窓の外を眺めていると21時少し過ぎに穂高岳山荘の灯りも消えた。

本格的に眠くなるまで何度も起き上がって窓の外を見た。槍からキレット穂高の稜線のシルエットがいつまでも見えていた。

2006年10月5日(木)、我々の部屋で一番後から来たおじさんがガサガサやっている。このおじさんは弁当を二つ頼んでいたので、朝食は小屋でとらずに明るくなると同時に出発するのだろう。おじさんは5時半頃、部屋を出て行った。

その頃には小屋の従業員も皆起きているようで窓の外を見ると、ユンボー(荷物運び用)を動かしたりいそがしそうである。

5:45頃、写真を撮りに小屋の外に出てみる。夜中、きれいにシルエットを見せていた槍から穂高を撮っておこう。

左:槍から穂高の稜線。穂高には雲が・・・  中:小屋前から見た笠ヶ岳  右:小屋前にて(ボケボケ)

Dscf0530

Dscf0532 Dscf0533

6:00、朝食。昨日と同じ席に着くと小屋の兄ちゃんが「今からヘリが来ますので窓を開けないでくださいね」

受付の方で電話が鳴り「6時に出たって!」と声がする。支配人らしき人とヘルメットをかぶった兄さんが窓の向う網に入った荷物の両脇で待機している。

と、ものすごい音がしてヘリが一機、窓のすぐ上で浮いている。窓ガラスにピシピシと小石の当たる音。ヘリからぶらさがっているロープに荷物をぶら下げる。下からヘリに向かって両腕でマルを作るとヘリは飛び去っていった。

私の向かいで食べていたH山H夫さん(頭髪に特徴あり)、「オレの荷物もヘリでおろしてくれんかなあ」私「人間も下ろして欲しいんですけど!」

ヘリだったらわずか数分で着いてしまうだろう。

窓から笠の頂上方向を見るとガスの中。私の右で食べていた兄さん(昨日抜かされた人)「トットと下りるしかないですね」天気予報は下り坂である。降られる前に下りたいのは皆同じ。にぎやかな3人組はクリヤ谷を下りていくようだ。朝食は自分たちで用意した様子。右で食べていた兄さんは朝メシを食べるとすぐ出発した様子。

6:28、笠ヶ岳山荘出発。天気が好ければ朝もう一度頂上を踏んでおこう、と思っていたがガスの中だ。

H山H夫さんがすぐ追い抜かしていった。小屋の従業員の頭モジャ男君(多分20歳前後、丁寧でいい男だ)も抜かしていった。モジャ男君は双六方面に行ったようだ。

新穂高を13:40に出るバスに間に合えばいいので今日もゆっくり歩く。写真を何枚も撮る。Dscf0534

Dscf0535 Dscf0536 Dscf0537

Dscf0538

一番最後の写真:黒部五郎、その右肩に薬師

7時少し前、それまでガスで見えなかった笠の頂上が見え出す。せっかく撮ったので4枚撮った笠ヶ岳の写真を載せておきますね。Dscf0539

Dscf0540 Dscf0541

Dscf0542

8:00、笠新道分岐。15分休憩。

9時少し前、登山道のすぐ脇でガサッと音がする。ちょっとビビるがよく見ると雷鳥だ。Dscf0543

Dscf0544 あとにも先にもこの1羽しか見なかった。

9:22杓子平着。弁当を食べる。半分と思うのだがうまくてついつい全部食べてしまう。山のご飯はおいしいなー。

杓子平から下りてしまうともう笠は見えなくなる。名残の1枚。Dscf0547

9:38、杓子平をあとにする。

10:20、標高2200M地点。「槍・穂高の眺めが、一望できます。」の標識がある。登りの時には気づかなかった。くどいようだが読点は不要。読点の方がクドイんである。名残の2枚。Dscf0548 このあとだんだんと雲にかくれてゆく。

Dscf0549

11:05、1800M地点。

11:15、1700M地点。

道にカメラのカバーらしきものが落ちていたので拾っておく。と、間もなく前をゆっくり歩いているおじさんがいる。声をかけてみる。

「これ、おとしませんでしたか?」

おじさん「そうそう。さっき休憩の時だ」

お疲れのようでありがとうの言葉より、「バスの時間にもう間に合わん。でもゆっくり行かないと怪我するしな。」安全第一。お気をつけて!

11:56、登山口到着。5時間28分の山道歩きだった。水を補給する。

ここから約1時間の林道歩き。穴毛谷が見えるあたりまで来ると、ワサビ平小屋で一緒だった女の子が前を歩いている。これから雨になりそうだし、双六に泊まってその先は行かなかったようですな。

私「もう下りて来ちゃったの?」

「ハイ、そうなんです」お疲れかな?

12:50、新穂高温泉BT到着。

すかさずアルペンの湯に入る。先客が一人、髪を後ろで縛った兄さん、

「笠ヶ岳ですか?笠新道はどうでした?」

私「ヒザに来ましたね。中高年にはツライですね。どこから下りてきたんですか?」

兄「槍です。肩から5時間半かかりました!」山登りが好きな人には悪いヤツはいないと、昔はよく言ったもんだが最近はそうでもない。だが、若いヤツは大概気持ちのいいヤツが多いような気がする。そう思うのは私だけでしょうか?

アルペンの湯は熱すぎて湯船にはどうしても入れませんでした。タバコをくわえたオヤジがガラッと戸を開けて「熱い?入れないくらい熱い?そりゃダメだ!」といってのぞいていきましたが、

「禁煙だっつーの!」

どうしてオヤジはこうなんだろう・・・0610051336_1

雨がポツポツ降ってきた。

風呂からあがってBTに行くと先ほどのロン毛の兄ちゃんが彼女らしき子と楽しそうに談笑。 うらやましい。二人で槍に行ってきたんだなー。兄ちゃんと軽く会釈をかわす。気持ちのいいヤツは気持ちのいいカップルになるというわけだねー。ああ、若いって素晴らしい。

売店でコーヒー牛乳を買ってモシャモシゃとパンを食う。ビールは中央線車内までお預けにしよう。

13:40、松本行きのバスが新穂高温泉を出発。すいている。6人くらいしか乗っていない。平湯あたりから乗るかと思ったが誰も乗らない。バスに乗るときに空いていれば必ず運転席の横にすわる。安房トンネルが気になっていたのが、迂闊にもその時だけ居眠りしてしまったようだ。

15:40、松本BT着。電車は16:34発なので一杯飲みたいが気のきいた店はなかった。早めにホームに行ってビールとつまみを仕入れて電車の来るのを待つ。

16:34松本発大月行き。今日も「鉄道の日記念切符」の旅である。「あずさ」で帰れば3時間近く早めに家にたどりつけるが、金がないから仕方がない。富士見あたりでは霧のため徐行運転だった。

大月で東京行きに乗り換え、立川で青梅線。旅は終わりである。

笠ヶ岳。95座目。いい山だった。今度行く機会があったら、双六方面とつないでみたいと思っています。

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2006年10月10日 (火)

日の出山

2006年10月9日、家族4人で日の出山に行ってきました。

9:49青梅発の「ホリデー快速奥多摩号」で次に停まるのが御嶽駅です。10:07着。

ここからバスで滝本駅へ。積み残しが出るほど混んでいて、臨時便を出すといってました。立ちん坊のまま10分少々揺られます。

滝本駅から御岳登山鉄道(ケーブル)で御嶽山駅へ6分。これも臨時増発状態。当然立ったままです。

10:46、御嶽山駅を出発。歩行開始です。最初のうちは神社へ行く参道。それから宿坊があるあたりを通り抜け、20分くらい歩いたあたりから山道らしくなります。かなりの山中なのに畑やDOCOMOのアンテナがあったりします。

頂上直下に東雲山荘とトイレがあります。

11:45、日の出山山頂到着。少しかすんでますが、新宿のビル街や西武ドーム、多摩湖、横田基地、青梅の町、それに富士山もよく見えています。

コンビニおにぎりと御嶽駅前で売っていたバナナで昼食。飲み物は各自我が家から水筒に詰めてきました。子供がこぼしたご飯粒をアリンコが小さな体で一生懸命はこんでいました。記念撮影。Dscf0554_1

頂上には60人前後いたのではないでしょうか。吉野梅郷からMTBをかついで登ってくるお兄さんたちもたくさんいました。

40分ほど頂上で休憩しました。12:25出発。

つるつる温泉の方へ下ります。Dscf0557

←ちょっと休憩

13:17林道に出会って、山歩きはおしまい。あとは車道を歩いて13:35「日の出三ツ沢つるつる温泉」到着です。

温泉も洗い場に行列が出来るほどでしたが、気持ちよくつかって、パノラマ食堂で生ビールとジュースで乾杯しました。休憩室で昼寝して、15:10発の機関車バスで五日市駅まで。これも立ったまま約20分。Aobasu_2

五日市から拝島を経由して青梅駅へと戻りました。

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2006年10月 8日 (日)

鳥海・平ヶ岳お流れの記

10月3日~5日で笠ヶ岳に行ってまいりました。その山行レポは次回じっくり書くことにして、「鳥海・平ヶ岳お流れの記」を!

笠ヶ岳を登り95座。残り5座となったところで、鳥海・平ヶ岳に登るべく2006年10月6日夜から行動開始いたしました。

6日、17時頃家を出たのですが電車に乗っていると会社から電話が携帯にかかってきたようで、途中下車して会社に電話すると「A社に16日から出向です」

あらら。

そんな出だしで始まりましたが、今回の日程は車を運転するH隊員にお任せいたしました。計画は6日夜車にて鳥海の登山口まで移動。車中にて仮眠。7日夜明けとともに出発し、鳥海登山ののち銀山平まで移動。「伝之助小屋」に宿泊し、小屋のバスにて中ノ岐の登山口まで移動。平ヶ岳に登山。「伝之助小屋」から車にて沼田あたりまで移動して解散。

となるはずでした。が、しかし・・・

低気圧が東北太平洋側をゆっくりと北上中。東北地方、北陸地方は大雨の予報。

6日、20時45分頃、両毛線のとある小駅でH隊員と落ち合いまして、雨ですのでまずH隊員の車に入れてもらうなり、私から

「鳥海はやめっぺ!この雨じゃ元気でないよ!」

H隊員「家族にも『この天気でも行くのか?』って言われたよ!」

そりゃそうでしょう。ということでその夜は急遽H隊員のお宅にお邪魔することになりました。さぞかしご迷惑だったことでしょう。この場をお借りして

奥様、大変お世話になりました。ペコリ。

翌日は関東地方は天気回復しましたが、東北北陸はやはり大雨の予報。8日の回復を期待してH隊員号いざ出発!

7日10時少し前に栃木県佐野市を出発。助手席の私、早くも眠いので、

「H隊員、コンビニ寄ってくれ。飲み物仕入れよう!」コーヒーを飲みながら助手席で眠さをこらえておりました。幌尻の稜線付近で私が歌っていた「涙そうそう」が車内に流れています。

H隊員「隊長に影響されてCD借りてきちゃったよー」私もこの歌を聴くと、8月の山行(千枚小屋と幌尻)を思い出します。

お昼も近づいて、栃木と福島の県境も近づいて、「横川道の駅」でコンビニ弁当の昼食。関東地方もここまで来ると雨です。

福島県に入り、会津高原からR352に入ります。H隊員が一度来たことのあるという「湯の花温泉」に寄っていくことになりました。

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「湯端の湯」志納金方式「で200円払ってややぬるめの湯につかりました。3人ほど先客がいました。きのこ取りに来たそうです。昨日はテント泊で今日は湯の花の民宿に泊まるそうです。「本当は隣の木賊温泉に行きたかったんだけど、さいたまの人たちでいっぱいなんだって!」とのことでした。

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「天神湯」ものぞいて見ました。こちらは完全に混浴です。先ほどの「湯端の湯」は男女別れていましたから女性は湯端の方が入りやすいでしょう。

「天神湯」に足だけつけてR352に戻ります。雨は強くなり、運転も大変になってきたようです。桧枝岐を過ぎたあたりでH隊員はワゴン車後部で昼寝。その間、車の屋根に当たる雨の音を聞いて待っていました。

銀山湖付近に来ると豪雨です。クネクネ道で道幅も狭いので運転は大変そうです。

17:20、銀山平の「伝之助小屋」に到着。我々の到着が最後だったようですぐ夕食です。食堂に案内され、ビールを飲みながら夕食です。

小屋の主、二代目伝之助の佐藤さんが食事の説明と明日の平ケ岳登山の説明をしてくれます。食事は山菜中心でマスの刺身が出ました。明日は小屋のバスで中ノ岐の登山口まで入る予定です。4時出発とのこと。

R352をへだてた「離れ」に佐藤さんの息子さんに案内され、2階の階段すぐ脇の部屋に荷物を置きまして、また本館に戻り風呂へ。風情には欠けますがいわゆる「源泉掛け流し」です。お湯がザーザーあふれています。もったいないくらいです。

ここには30人くらい泊まっているようで札幌から来てる人たちもいました。今日、雨の中を平ケ岳に登ったそうです。

H隊員8時少し過ぎに就寝。運転お疲れさんです。

私も9時頃寝ました。

がっ、11時半頃目が覚めてしまいました。

ものすごい雨と風の音です。このままだったら明日の登山は無理!結局3時半まで眠れず、セットしておいた目覚ましが鳴りました。

私「今日も無理だね」

H「4時まで待ってみよう」

4時10分前に離れの玄関に下りてみると弁当と一緒に「出発は1時間遅れの5時にさせてください」という書置きがあった。

布団にもぐり、5時と天候の回復を待つ。

4時45分、ノックの音。佐藤さん

「登山口まで行くだけ行ってみるという方が一組だけいらっしゃいますが、あとの方は皆取りやめになさいました」

「私たちもやめにします」佐藤さん「その方がいいと思います」H隊員「ちなみに雨飾の方もダメですかね?」

「ダメです。福島の方はいいですよ。尾瀬の方はいいです」

ということで今回の旅は登山はまったく無し。温泉とドライブ旅行でしたな。

精算をすませ、小屋を出たのは7時少し前。車内でおにぎり弁当を食べR352を小出方面へ。6月に魚沼駒に登ったときに車で来るはずだった枝折峠は豪雨でしたが7~8台車が停まっており、

私「魚沼駒に来たとき、本当はここまで車で来るはずだったんだよなー」

H「そっか!なーんか枝折峠ってきいたことあるなーって思ってたんだよなー」

相変わらずいい味出してるH隊員である。

関越トンネルをぬけてもしばらくは雨だったが、沼田まで来ると青空。

宿代ガソリン代その他を精算して、9:25頃、沼田駅前でH隊員と別れる。

時間もたっぷりあるので各駅停車で高崎まで。八高線のちょうどいいのがなくて高崎線で大宮まで。埼京線で武蔵浦和へ。ノドも乾いていたので回転寿司で、祝杯ではないが生ビール。

そして武蔵野線、中央線、青梅線と乗り継いで家には15時少し前に到着しました。

H隊員運転お疲れ様。突然お邪魔してしまい、申し訳なし。登山は出来なかったが楽しかったです。また山に連れてってくださいね!

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2006年10月 5日 (木)

笠、今日は見えています。

笠、今日は見えています。

6:28笠ケ岳山荘出発。今のところ高曇り。360度の視界を楽しんでいます。

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笠、95座目!

笠、95座目!

昨日「わさび平小屋」に泊まり、今日は笠ケ岳アタック。
12:49に笠ケ岳頂上に到着しました。
頂上は誰もいません。ガスで何も見えませんが時々青い空がのぞき、暖かいくらいです。

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2006年10月 2日 (月)

志楽の湯

志楽の湯

川崎から南武線で二駅乗ると矢向です。
駅から5〜6分歩いた住宅街の中に「志楽の湯」があります。
落ち着いた雰囲気の中でゆっくり風呂に浸かることが出来ます。
風呂に入ったあと昼寝してしまいました。

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ラゾーナ川崎

ラゾーナ川崎

ラゾーナ川崎

今日は運動会の代休ですので子供達も学校はお休み。
私も今日から年休。
まず、札幌のおふくろを川崎で羽田行きの京急に乗せてサヨウナラ
それから先月28日にオープンしたラゾーナ川崎をのぞきに行きました
感想。デカイ!なんでもある!アラモアナかっ!
あちこちのぞいて最後にお昼を「すみれ」で食べました。

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