« 2004年12月 屋久島にて。PART4 | トップページ | 2004年12月 屋久島にて。PART6 »

2006年12月16日 (土)

2004年12月 屋久島にて。PART5

2006年12月4日、5日目の朝を屋久島YHにて迎える。

ひのき風呂と洗面所・トイレは新館にあるのだが、実は別棟であり短い渡り廊下を通る。

台風27号がかなり近くにいるらしく、雨と風が強くなってきた。

7:10、顔を洗いに洗面所に行くと風呂があいており、そのまま(タオル一本で)モーニングシャワー。

サッパリしたところで朝メシだ。7:30、本館に行くと私がトップバッター。

NHKのニュースを見ながらゆっくり食べる。気になるのは天気予報。最も屋久島に接近するのは今日。明日は帰る日だ。飛行機が飛ばないと困るが、明日は大丈夫だろう。

次に朝食に現れたのは花田氏。「フェリーは欠航」との情報をペアレント父さん(以下Pさん)にきいてきた。なんだかワクワクしてきた。だんだん風雨も強まってきた。

なぜ台風が近づいてくるとワクワクするのかよく分からないが、なぜかワクワクする。

その後、李さんたち、T子さん、山ヤさんたちが現れる。話題はフェリーとトッピーのこと。

フェリーは約4時間かかるが、安くて一番お薦め。ごろ寝も甲板で風に吹かれるのも「自由だ!」(右のこぶしを手の甲を向こうに向けて突き上げる)フェリーisフリーダム♪

トッピーは約2時間で鹿児島に着く(種子島経由や指宿経由もあり)。時間は短いがシートベルトで身動きが取れない。が、一日に数便あり、便利である。

で、本日のトッピーだが、なんと動いているらしい。

李さんたちはトッピーで帰るそうだ。

T子さんは島に残るとのこと。

山ヤさん二人のうち、一人は奄美の人でやはりトッピーで島を離れるそうだ。早々と出発していった。

もう一人の山ヤさん、と思ったのだが、この人は神戸の人で山ヤというより「バイク野郎」だ。35歳。部屋に戻って色々話をきいた。今日は「ゲルハウス」が気になるので行って見るそうだ。何日もバイクで行動しているらしく、出発の準備が大変だ。風貌は彦麻呂を想像してもらいたい。

世界のあちこちに放浪の旅に出ているようで、中国の奥地で危ない目にあった話、電気技師だがどうやって長期休暇をとるかという話、実の兄が自衛隊でイラクに行っているという話。

出発準備が出来たところで彦麻呂を見送る。

部屋に戻ると李さんが現れ、「次のバスで宮之浦に行きます。一緒に太鼓岩に行ってくれたので」と、バンダナと名刺をもらう。私も名刺の裏に住所とメルアドを書いて渡す。

本館前でT子さん花田氏と一緒に李さんたちをお見送り。20041211_1

←右頬と右肩は花田氏。T子さん。その向うたけぱぱ。青いザックカバー李さん。(ミッキー氏撮影)クリックしても大きくなりません。

雨の中、傘をさして李さん親娘はバス停へ。見えなくなるまで手を振る。

YHの庭においてあるイスやテーブルが飛んでいかないようにロープでしばってある。

さて、残ったのは5人である。私、T子さん、花田氏、藤沢氏、PC持込女性。

そのうち4人ほどなんとなく談話室でTVニュースなど見ていた。時々窓の外をいろんなモノが飛んでいく。

藤沢氏「皆さん、今日のご予定は?」

皆「どうしましょうか???」

藤「私の車で大川の滝を見に行きませんか?」

皆の目がキラッと光った。

皆「行きましょう!」

レインウェアを着込み、5人が本館前に集結した。

Pさん「皆すごいカッコだね。滝見に行くの?じゃあ全部見に行ってきなよ」

地図を指差してそれぞれの滝への行き方を教えてくれる。

藤沢氏運転のレンタカーで、いざ出発。

まず、PCさんが郵便局に用があるということで尾之間郵便局へ。4人車の中で待っている間、私の昨日の郵便局めぐりの話をひとくさり。

次にその近くにある「ペイタ」というパン屋さんへ。PCさんがパンを買うと花田氏藤沢氏もパンを買う。T子さんは島の人が作った歌のCDを買っている。

花田氏「滝を見に行く前に昼飯に行きませんか?PCさんおすすめのところどこかありませんか?」

ということで、麦生という集落にある「OSE」という白いしゃれたレストランへ、色とりどりのレインウェア5名がゾロゾロと。

シャンソンが流れ、明るい店内は「ここは屋久島か?さっきのドアはさてはドラエモンのどこでもドアか?」と思ってしまうような異空間。

これもまた鄙にはまれな美人女性が注文を取りに来る。

我々「すみません、こんなカッコで」

美「とんでもありません」とにっこり。

やはり、先ほどのドアはドラエモンの仕業だ。

値段は心配するほどでもなく、むしろ安いと言ってもいいだろう。他の4人は「牡蠣フライ」ランチ。私だけスパゲティのランチ。

私「一人だけ違ってすみません」

美「とんでもありません」ニコッ。

ドラエモンめ、しゃれたことをしやがる。

料理を待っている間、自己紹介。藤沢から来た男性は三枝氏。PCさんは田中さん。

料理が運ばれてくる。アラ、似たような女性二人で運んでくる。

田中さんによると、広島から一家で移住してきてレストランをやっており、美人お二人は姉妹だと。

お金を別々に払う。私の番になり、

美「いい色に焼けてますね。何焼けですか?」

私「バリ島焼けです」

美「いいなー」

ドラエモン、悪ふざけが過ぎるぜ。

どこでもドアを出るとそこは屋久島である。

第一番目は「トローキの滝へ」。お土産屋さんの前の駐車場に車を止め、遊歩道を何分か歩くと「トローキの滝」の展望台に出る。Dscf0531_1

鯛の川が直接、滝となって海に注ぐ。展望台まで豪快な音が響く。「とどろき」がなまって「トローキ」になったそうだ。

2番目は竜神の滝。Dscf0533_1

滝の音がすごい。皆の表情もすごい。表情で風雨の強さがわかっていただけるだろう。

3番目は千尋の滝。展望台まで行くが霧で何も見えない。滝の音だけがとどろいている。

4番目に大川の滝へ向かうのだが、車に弱い、とのことでT子さん田中さんをYHで下ろし、3人で大川の滝へ向かった。

地元の車は40KMくらいで走るのだが、三枝氏は60KMくらいで飛ばす飛ばす。

昨日自転車でこの近くを通った時には遠くから眺めただけだったが、近くまで来るとやっぱりすごい。ここはドロ水でなくきれいな水が落ちてくる。もっとも普段は「トローキ」も「竜神」もきれいな水なんだろうが。Dscf0534_1

これはT子さんも来ればよかったのに。田中さんは来たことあるだろうけど。

満足してYHに戻る。

夕食は楽しかった。5人のほかには稚内からきたという女性3人組がいた。

談話室で楽しい話の続き。杉のテーブルに集まり、私が買ってきた三岳五合ビンをそれぞれチビチビやりながら。若い男性が一人離れてTVを見ている。

私「シャッターお願いできますか?」Dscf0536_1 といって一枚撮ってもらい、それをきっかけに、

私「こっち来て一緒に飲みませんか?」

若者は二十三歳。福井からバイクで来たそうだ。そういえば花田氏も大きいバイクで名古屋から来ている。Dscf0537_1

花「バイクって、あのカブ?あれで福井から来たの?それはすげぇ!」

そういえばYHの庭にカブが一台あった。灰皿代わりの空き缶が洗濯バサミでハンドルあたりにくっつけてあった。

福井「走りながら濡れた物を干すのに便利ですよ、洗濯バサミ。もっと南の島に行ってバイトでもしようかなんて思ってます」

花「この時期この島に来るヤツは皆変わってるな!」

花田さん、あなたも充分変わってる。

10時消灯の時間だが、201号室「宮之浦岳」に河岸を移してまた盛り上がる。

この部屋には、花田・三枝・福井。202永田岳稚内3人。203翁岳T子さん、204黒味岳田中、205モッチョム岳私である。

三枝氏「写真送りますので住所書いてください」と、ノートをまわす。

私「何回も書くの皆さん大変だからあとで皆の住所コピ-して送ってくださいね」

三枝「はい、わかりました」

その後、三枝さんに何度か請求したがコピーは送られてこない。田中・福井の住所がいまだにわかりません・・・

11時頃、お開きになったろうか。よく隣の部屋からクレームが出なかったなと思うほど盛り上がった一夜でした。

涙・涙のPART6に続く・・・

クリックしてくださると、滝に打たれて喜びます!→人気blogランキングへ

|

« 2004年12月 屋久島にて。PART4 | トップページ | 2004年12月 屋久島にて。PART6 »

コメント

屋久島に行ったんですねー!!
私も台風が近づいている時に屋久島に滞在している時があって、アンボウコウに行った時は、港の地面と海の水面が一体化してて、怖い思いをしました!!
じゃー行くなよ!という感じですけど・・・。
危ないので、もう二度と同じことはしませんが・・・(笑)

ペイタ私も行きましたよ!
滝も全部まわりましたよー!!
大川の滝は日本の滝百選にも選ばれているんですよねー♪
(たしか・・・)
たけぱぱさん、いい旅してますね~(*^^*)
楽しそう!

投稿: 白玉です☆ | 2006年12月16日 (土) 20時12分

クリックしましたぞ!
さあ、滝に打たれてもらいましょうか♪

毎日、有意義に過ごされたんですねぇ。
野宿か駅寝だったので、YHはあまり利用したことはありませんが、楽しそうです。

投稿: かんしゃく玉 | 2006年12月16日 (土) 21時34分

屋久島も 素敵ですが
人との出会いが素敵ですね♪

一人旅は淋しいかな?
と思ってましたが 違うんですね(o^.^o)

投稿: no.el | 2006年12月17日 (日) 08時55分

白玉さん、
台風のおかげで色々な体験ができましたね。私もです。
「ペイタ」のパン買えばよかったなーと思ってるんです・・・
滝は次の年にもまた見てまわりましたねー。
「思い出の旅」になりましたね。この旅は。
多少メモは見てますが、確認程度でほとんど見なくても覚えてるんですよ。
他にも見てない滝があるので、来年見に行こうかなー。

投稿: たけぱぱ | 2006年12月17日 (日) 12時27分

かんしゃく玉さん、
クリック感謝感激です。ヒデキも感激です。
滝に早く打たれたいです。
人生も色々ですが、YHにも色々あります。
屋久島YHは楽しかったです。ヒノキ風呂とおいしい食事!

投稿: たけぱぱ | 2006年12月17日 (日) 12時32分

no.elさん、
一人旅もまた良し。何人かで行くのも良し、ですね。
実際、次の年に3人で行って、それもまた楽しかったです。
そうですねー。YHには出会いがありますね。
この島自体が「出会い」の島かもしれません。
人との出会いだけじゃなくて・・・

投稿: たけぱぱ | 2006年12月17日 (日) 12時36分

再訪させて頂きました。

アドベンチャー的小さな旅を、興味深く(#^.^#)
毎回有り難う御座います。

投稿: 和日和。 | 2006年12月17日 (日) 16時11分

屋久島は、昔からずっと憧れの地でいつか行ってみたいと
思ってます。
綺麗な写真・迫力のある写真見れて嬉しかったです。
樹齢どのくらいなんだろう・・
高さが24メートルって・・・・気が遠くなりそう・・!
杉の木の一番上、見えましたか?
百名山まであと3山ですか!?
頑張ってくださいね!

投稿: えりり | 2006年12月17日 (日) 16時39分

和日和。さん、
再訪ありがとうございます。
こちらこそ、毎度ありがとうございます。
これからまだまだ色んなことが起こります。
PART6をお楽しみに!

投稿: たけぱぱ | 2006年12月17日 (日) 20時09分

えりりさん、
百名山はあと4座です。
高さ24メートルって、何だろう?
とにかくPART6も見てくださいね!

投稿: たけぱぱ | 2006年12月17日 (日) 20時12分

はじめまして。コメントをいただいていたので早速オジャマしました。
屋久島は冬なのに台風が来るのですね。
滝の写真がなんかすごいですね。
密林ー!!って感じで、感動しました。(皆さんの表情も)

投稿: 緑茶 | 2006年12月19日 (火) 00時01分

緑茶さん、
さっそく見に来ていただいて感謝感激雨あられ、んちゃ!です。
私も「12月なのにぃ!」と思いました。
PART6は20日にアップ予定。
よろしく哀愁!バイバイ哀愁デイトですー。

投稿: たけぱぱ | 2006年12月19日 (火) 01時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/127575/4565038

この記事へのトラックバック一覧です: 2004年12月 屋久島にて。PART5:

« 2004年12月 屋久島にて。PART4 | トップページ | 2004年12月 屋久島にて。PART6 »