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2007年7月 4日 (水)

鳥海山。98座目!(本編)PART1

残り3つである。百名山完登まであと3つである。

鳥海・塩見・平ヶ岳。

97座目は2007年6月16日の白山。

6月21日に人事から内示があり、

「7月1日付で中野に異動。部長付。1日は日曜なので2日から出社。部長付という意味は7月下旬もしくは10月の定期異動で行き先が決まります」

何が言いたいのかというと、

<6/30・7/1の休みは決定した。しかし、そのあとの予定はすべてチャラ>

ということである。

かくして、鳥海に行くことは行くが塩見・平ヶ岳の予定が宙ぶらりん、という状態で6月29日(金)の21:20に両毛線の駅でH隊員と待ち合わせることとなった。

ここで1点、間違いのないようにお断りしておきたいのだが、すでに百名山完登は8月19日と決めてあり、これはどんなことがあっても休みを取ります。

99座目の塩見の予定が立たん・・・

話を戻します。

両毛線の駅でH隊員号に拾ってもらい、東北自動車道を北へ進みます。

G.W.と違ってすいてます。順調に村田J.C.へ。

ここから「山形自動車道」に入ります。

日付が変わって2007年6月30日(土)、1:30、月山湖P.A.でテントを張ります。歯を磨いてすぐ寝袋にもぐりこみます。前日、昼寝などしてダラダラ過ごした私はなかなか寝付かれませんでした。

5時15分、テントの中で目覚めます。天気は?

曇りです。自称雨男H隊員は、

「降ってないだけいいよー。さあ、どこかで昼飯仕入れていこう!」

H隊員も、少し寝たりないようです。

テントを畳み、顔を洗い、5:30に月山湖P.A.を出発しました。車を走らせながら各自おにぎりなどで朝飯です。

鶴岡あたりまで来れば鳥海が見えるハズですが、雲が低く垂れ込めて裾野さえも見えません。

「酒田みなと」で高速を下りて八幡のコンビニで食料と飲み物を調達します。

今日は「滝ノ小屋」の下、歩いて20分くらいの車道終点まで車で上り、滝ノ小屋からは湯ノ台口コースで山頂をめざします。

7:30頃、車道終点の駐車場に到着。標高は1140mくらい。車が何台か停まってはいるが登る人のいでたちは皆「山菜採り」だ。

霧雨です。合羽を着込み、スパッツをつけて7:40に歩行開始。2050004_3068206947

←駐車場にはトイレと休憩所。その前のカンバン前にて。

よく整備された道を歩き、7:58、滝ノ小屋前を通過。2050004_196884190

←滝ノ小屋。地図では「滝ノ小屋」となっているのでブログではそれに倣う。

早くも花が現れる。

2050004_1429250147

←ハッコウダシオガマ2050004_1768820798

←キンロバイ2050004_3176861867

←コバイケイソウ

花を探しながら歩いているとあっという間に河原宿小屋。8:36。

2050004_2056214897 2050004_3467831878

←ここの小屋からタクシーを呼べるらしい。コースタイムを記録するH隊員。

小屋前で休憩している3人パーティがいた。これから登るのだろうか。

さてこの小屋からいきなり変な方に歩き出してしまった。

晴れていれば迷うこともないのだろうが、この霧だ。先が思いやられる。

小屋にいったん戻ってみれば、なんのことはない、小屋の前に道がある。

石に塗ってあるペンキを目印に進むが間もなく「大雪路」だ。

地図を取り出して進む方向を確かめる。この雪渓を上へ上へと詰めていけばいいハズだ。今回もってきた地図は28年前に買った「エアリアマップ鳥海山」だ。持ってきてよかったー。

28年前に麓の「吹浦」まで来たことがある。岩手山や八甲田を登ってここまできたものの、気力が尽きた相棒(H隊員ではない)と私が昨日のことのように思い出されます。

昨年(06年)の夏に一人で来ようとしたときには土砂崩れのため寝台特急が走らずにあきらめた。

昨年10月にもH隊員と来る予定だったが大雨であきらめた(そのときには平ヶ岳も麓で敗退)。

4回目でここまで来れた。

大雪路へ話を戻す。

上へつめて行けば間違いない。足あともある。2050004_3450820307

←大雪路脇にて。ガイドブックなど確認するH隊員。「ケツが冷たい」と言って雪渓脇にザックを置いた。

やがて先ほど小屋前にいた三人パーティに追いつく。

リーダーとおぼしき60年配の男性に、「さっきはどこに行くのかと思ったよー」と言われてしまった。男二人女一人パーティ。

あとはどうやら我々の前を歩いている人はいない。踏み跡がハッキリしない。しかしひたすら雪渓をつめるだけだ。2050004_1313847512 2050004_797167802

←大雪路をひたすらつめる。

9:54、大雪路を脱出。この上に「小雪路」も現れたが、それも過ぎるとまたまたお花畑である。2050004_3829792014 2050004_1425452797 2050004_314509448 2050004_3664274436

2050004_1406850147 左から、タカネバラ、シナノキンバイ、イワウメ、キバナノコマノツメ、アオノツガザクラ。

10:40、伏拝岳。時々かすかに青空ものぞくが、霧にすぐ隠される。2050004_2744405352

←雪渓で神経を使ったか?やや疲労の表情が・・・2050004_2507711982

←11:10、百宅口との分岐

いったん外輪山を下り、神社の下に出るハズだがここも雪渓と霧のため、この道でいいのか自信がない。

「いったんさっきのところ(外輪山)に戻ろう」

と言って戻りかけた時、少し霧が晴れ、H隊員が神社に行く道を発見。

「天は我々を見放さなかったぞ!」2050004_2092532722

←神社に登る道。頂上は近い、と思ったら神社のところにこんな案内が、2050004_480778530

←ヘロヘロなときの25分はキツイ・・・ 2050004_1166393085

登ったと思ったら下るし・・・

しかし、どうにかこうにか11:58、鳥海山山頂に到着。

三角点は見当たらないので、カンバンにさわってH隊員と固い握手。

H隊員56座目、私98座目である。鳥海山2236m。

セルフで記念撮影。2050004_1971153153

そうこうしているうちに霧が晴れていく。2050004_1544400583 2050004_2563915896 2050004_2709089062

←一番右の写真を撮ったあとに一瞬だが日本海も見えた。

さて、他のパーティも登ってきた。象潟から登ってきたのだろう。

おにぎりを食べて下りることにするのだが、下りにもいろいろとご報告したいことがあったので続きは「PART2」をお楽しみに。

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コメント

霧と残雪に苦労した様子が手に取るようにわかります。

百名山を目指す強い気持があるから登れるんですよね~♪(*^^)v
同じに・・・百名山目指している頃は雨も嵐も。。。
なんのそので登っていましたから~

高山植物…可憐で疲れを癒してくれますよね
イワウメ随分沢山咲いていましたね!
見に行きたい気分です~

投稿: えっちゃん | 2007年7月 5日 (木) 07時14分

残雪が結構ありましたね
それに見晴らしが悪いと方向が分からなくなり
道迷いしてしまいます
無事に登ってこれてよかったですね

でも、下りでなにかあったかな?

投稿: あずまいちげ | 2007年7月 5日 (木) 08時02分

98座目おめでとうございます。
お仕事も変わられ大変ですね。
8/19に向けて頑張って下さい。
何回もトライしているんですね。

投稿: えいじ | 2007年7月 5日 (木) 08時04分

大雪路大変でしたね。それぞれ花たち可愛いですが、イワウメ印象に残ります。凄い岩のところを登っているのですね、一瞬日本海が見えた!のですか~右のH隊員さんと後ろが写っている写真、空の青さや大気と違うような青い一直線、もしかして海かしら!

投稿: はっしー | 2007年7月 5日 (木) 18時00分

この雪渓と霧には悩まされたね。
しかし、いつの間に写真撮られていたのか、ちっともわからなかったよ。
パート2も期待してるよ。

投稿: H隊員 | 2007年7月 5日 (木) 22時34分

たけぱぱさん、こんにちは。
 11時58分に頂上にいたんですか?丁度私は登っている最中でした。さすれば頂上の手前で東の頂にいたのは、H隊員だったんですね。頂上に登ってまもなく降りていった人がいましたがそれがたけぱぱさんだったんですね。顔は合わせていたんですねえ。あまりしっかり覚えていませんが。

 私が丁度登ったときにガスが霽れて頂上の周囲の景色がよく見えましたね。七高山もしっかり見えたし、雲がなければここから横手や湯沢が見えるとH隊員の方に向かって言ったような気がするけれど。

 鳥海山は、御浜小屋辺りが一番景色が良いです。下に鳥海湖や酒田辺りが見えて。

 98番目の山の登頂ですか、もうまもなくですが最期まで気をつけて制覇してください。

投稿: なんだかんだ | 2007年7月 7日 (土) 03時48分


登山者を癒すために 咲いているような 可憐な花たちですね
雪にも雨にも風にも負けず、ちゃんと待っていてくれる。。。
ぽんぽこ兄弟の ガンガン制覇する様子が 想像できます。
お疲れさまでした!
もう少しで目標達成ですね、お怪我をされませんように!!

投稿: wish。 | 2007年7月 8日 (日) 09時19分

天候や時間帯でも全然違う山になるんですね。
無事登頂、おめでとうございます。
お花はいろんな所に、いろんな種類が
咲いているんですね。
じわじわ魅力が伝わってきます。
山頂での笑顔が見られて良かったです。

投稿: らいず | 2007年7月 9日 (月) 08時36分

えっちゃん、
そんなに疲れはなかったのですが、雪渓ではやっぱり気を使いましたね。
確かに「雨も嵐も」で登ったこともありますね。
04年10月には台風の中、大台ヶ原に登ったこともありました。
花の鳥海山、また季節を変えて行ってみたいですね。

投稿: たけぱぱ | 2007年7月11日 (水) 12時17分

いつも地図はH隊員任せで持ってこないことが多いのですが、今回はたまたま持っていき役に立ちました。
迷う、までは行きませんでしたが、雪と霧で不安になったことは間違いないですね。
山を「なめたらアカン」ですね。

投稿: たけぱぱ | 2007年7月11日 (水) 12時23分

えいじさん、
会社でも「ランキング低迷」を打破すべくポチっとしてますからねー。
前の部署はつらかったので、今回の異動はうれしい異動です。
8月19日はよろしくお願いしますねー。

投稿: たけぱぱ | 2007年7月11日 (水) 12時51分

はっしーさん、
海じゃないですよー。
方向が違いますので・・・
イワウメきれいでしたね。
また花の最盛期に行きたいですね、鳥海山。

投稿: たけぱぱ | 2007年7月11日 (水) 12時56分

H隊員へ、
いろいろとご迷惑をおかけしました。
運転もいつもながらお疲れさんです。
モデルがいいので写真が引き立ちます。これホント!
とりあえず、14~16日の塩見岳よろしく哀愁!

投稿: たけぱぱ | 2007年7月11日 (水) 13時08分

なんだかんださん、
頂上で「日本海はどっちの方向ですか?」ときいたのが私です。
その節はお世話になりました。
なんだかんださんは何度も鳥海山に登られているようですね。
花の最盛期にまた登りたいと思っています。
またお会いするかもしれませんね。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: たけぱぱ | 2007年7月11日 (水) 14時45分

霧に雪渓に、なかなか気の抜けない山行きでしたね。
緊張感の中に、
H隊員との信頼関係と可憐な花に、
なんだかほっとしました。

気になるPART2、早速行ってきまーす!

投稿: うし | 2007年7月12日 (木) 01時11分

wish。さん、
山に咲く花。登山者にとってこれほどの癒しはないですね。
「ぽんぽこ兄弟」ではありませんので。念のため。
そろそろ台風の季節。
気をつけないと・・・
無理しないで頑張ります。

投稿: たけぱぱ | 2007年7月12日 (木) 08時24分

らいずさん、
季節や天気によってかなり違ってきますね。
同じ山に何度も登るのも楽しいですよね。
鳥海山も花の宝庫。
また行きたい山のリストに加わりました。

台風4号が今は悩みの種。

投稿: たけぱぱ | 2007年7月12日 (木) 08時31分

うしさん、
H隊員とは28年の付き合いです。
信頼関係というより「何の気兼ねもなく言いたいことが言える」という感じですね。
花は歳をとればとるほど好きになっていきますね。

投稿: たけぱぱ | 2007年7月12日 (木) 23時45分

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