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2008年7月25日 (金)

花の谷川岳。

2008年7月9日(水)、谷川岳に行ってきました。

メンバーは5名。

麗子様・お~やま~女史(以降、女史)・siroちゃん(別名:硫黄泉)・まりん様・私です。

まりん様は「週末山ノボラー」ですが、この日は年に1回あるかないかの平日休みだそうで、「特別出演」という表現があっているような・・・

それから麗子様です。つい4日前の7月5日(土)のこと。北岳の雪渓を「何てこった!せんべい汁を食べ過ぎて体が重いでございます」とブツブツ言いながら歩いていたら運動会の大玉転がしくらいの大岩がすごい勢いで吹っ飛んできたそうです。目の前で雪から出ていた岩に当たって砕け、麗子様には岩の破片が当たって頭から血が出たものの軽傷で済みました。この事故は「4人滑落」という間違った通報となり、全国に「麗子様、滑落か?」というニュースが流れたとか流れなかったとか。

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当日朝3:45に起床。女房が早起きして作ってくれたおにぎりを持ち、青梅駅前のコンビニでお茶とビールを買い、青梅線初電で拝島まで。拝島から高麗川。高麗川からは八高線のディーゼルカー。平日ですから4人分のボックスを独占し少し眠りました。

高崎には6:45着。ホームでおにぎりを食べ、水上行きの電車が来るのを待ちます。水上行きの電車の後ろの車両のボックス席を確保し、(さて誰かにメールして「一番後ろの車両にいるよ~」って言おうかな)と、携帯を取り出した瞬間ブルブルと着信あり。あわてて出ようとしたらブチっと切ってしまいました。

まりん様から着信でしたので(あわわ、あわわ)と、森山良子のようになって折り返しかけると、

まりん「たけぱぱ~、どこ~?」

と携帯を耳にあてたまりん様が一番後ろの車両に現れました。

こちらからまりん様の方に行かねばならぬのに、わざわざ来ていただいたとは恐れ多くも畏くも・・・

まりん「早くこっちこっち!」

とおっしゃるので、私はあとをついていくばかりでございます。

前の方の車両に行ってみますとあとの3人も顔を揃えていました。

私「麗子様、大丈夫だったんですか?」

麗子「ちょっと頭から血が出たけど、全然大丈夫なんです~」

いやー、よかったよかった。それからひとしきり麗子様の北岳の雪渓大岩ゴロンゴロン事件の報告を皆で「ウンウン、ひえ~、それで?うわ~、危ないところだったねー」と聞き入るのでした。麗子様の頭上10センチのところを大きな石がクロスして飛んでいったのを周りの人が見ていてあとで教えてくれたそうです。

麗子様、よくぞご無事で。

水上で長岡行きに乗り換え。若い外人さん団体が乗っていました。

8:28、土合駅に到着。

この土合駅は「山ノボラー」&「テツ」な私にとっては特別な駅です。

新清水トンネル内、地下70mにこの駅の下りホームが存在します。

その昔は谷川岳と言えばこの土合駅か新潟県側の土樽駅を利用したもんです。

上越新幹線が出来てからは上毛高原もしくは水上からバスで来る人が多数派なようです。

実際この日もこの駅でこの時間に降りたのは我々5名だけでした。

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初めてここの駅に降り立った人からは「なにー、この駅?」

との声が出ました。

記念写真を撮り、ゆっくり階段を登っていきます。

女史「バス間に合うかもしれないから先に行って見るわ」

と、一人先に立って歩いていきます。

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←地上の土合駅。

土合駅前をロープウェイ駅行きのバスが通る予定は8:38。

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←「やっぱ、間に合わなかったわ~」と嘆く女史。よく見るポーズではありますが・・・

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←これは完全にカメラを意識しています。

すでに時計は8:41。

私「20分くらいだよ。歩くべ、歩くべ」

と、歩き出したとたんにバスが来ました。

皆「ラッキー!」「乗るべ、乗るべ」

バスであっと言う間にロープウェイ駅まで運ばれます。

Dsc01817_45 ←乗ってきたバス。ロープウェイ駅にて。

女史「私、水汲みに行ってくるわ」

と言ってどこかに行っていたと思ったら、しばらくして6リットルくらい水をかかえて戻ってきました。今日はボッカ訓練も兼ねているのだそうです。

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←ロープウェイに乗ろうとするとこんな案内が。でもいつも出ているような案内POPです。

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←麗子様・まりん様。

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←たけぱぱ・女史・siroちゃん(硫黄泉)。

このロープウェイは05年9月に新型になったばかり。快適な乗り心地のゴンドラを5人で貸切だ。Dsc01821_45

←天神平駅にて。

まず、召使(私のことです)が外の様子を窺いに建物の外に出てみる。

私(戻ってきて)「皆さん合羽着てください」

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←合羽を着るお嬢様たち。

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さて、赤・青・黄、色とりどりの合羽を着た5名は天神平駅前で「平日~、マッスル、マッスル!」で気合を入れて、9:27に歩行を開始しました。霧雨。

歩き出してホントにすぐ、ギンリョウソウが大量に咲いていました。Dsc01824_45

←ギンリョウソウ。この日、谷川でたくさん見ましたが、これだけかたまって咲いていたのはここだけです。

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←ギンリョウソウを撮影する女史。青合羽はまりん様です。

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←10:14、熊穴沢避難小屋に到着。

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←さっそく小屋でお菓子などを食べるお嬢様たち。雨はやんでいましたし、暑いので合羽の上は脱ぎます。

小屋には60歳前後の先客の夫婦が一組いました。この日は平日。まったく静かなものです。

10:23、熊穴沢避難小屋を出発。

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←ツバメオモト。花はこれからでしょうか。白い花が咲きます。

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←ノリウツギ

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←ガスで眺望は得られませんが、その代わり気温は高くなく、汗はそれほどかかずに登っていきます。

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←ニッコウキスゲが雨にぬれていました。

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←ニッコウキスゲを撮影する まりん様。

10:51、天狗の留り場に到着。Dsc01834_45

←硫黄泉ことsiroちゃん。

ここにもたくさん花が咲いています。Dsc01835_45 Dsc01836_45

←黄色い花はシナノキンバイ。Dsc01837_45

←ウラジロヨウラク

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←タニウツギのピンクが目をひきます。

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←11:20、天神ザンゲ岩。Dsc01841_45

←砂礫地が現れると頂上はもうすぐです。

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←雪もたっぷりと残っています。Dsc01843_45 Dsc01844_45

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←11:36、肩の小屋に到着。Dsc01846_45

←コバイケイソウ

何名かが用事を済ませに行っている間に肩の小屋を観察。

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百迷山親分に調査を頼まれたのですが、肩の小屋はキレイで快適そうでした。報告は以上です。

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←ヨツバシオガマ

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←上から見た肩の小屋と花の写真を撮るお嬢様方。

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←ツバメオモトが咲いていました。

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11:55、トマの耳に到着。三角点はこちらにあります。

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←まず、トマの耳で記念撮影。貴重品・カメラだけを持ってオキの耳に向かいます。Dsc01857_45

←ベニドウダン

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←ウサギギク

休日ならトマの耳とオキの耳の間は人でいっぱいなのでしょうが、今日は誰にも出会いません。ゆっくり花を撮影しながら歩いていきます。

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←ヨツバシオガマDsc01860_45

←ミネウスユキソウDsc01861_45

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←ツマトリソウ

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←ハクサンコザクラDsc01864_45

←ゴゼンタチバナDsc01865_45 Dsc01866_45

←ハクサンフウロ

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←ウスユキソウDsc01869_40

←12:26、オキの耳に到着。こちらには三角点はない。

ガスってはいるが、東側(マチガ沢)がスパっと切れ落ちているのがわかる。「魔の山」の一端を感じさせる光景だ。

10分ほどオキの耳で休憩する。12:36、オキの耳出発。

12:45、トマの耳に戻る。

冷えたビールで軽く乾杯。

「お疲れさ~ん!」

そして昼食タイム。それぞれおにぎりなど自分のザックから取り出して食べているが、忙しいのが女史である。湯沸しセットを二個持参。まず一つ目はウインナーを焼き始める。Dsc01872_45

←これはビールに最高に合う!Dsc01873_45_2

もう一つでお湯を沸かし「コーヒー飲む方は?紅茶もありますぅ~」

ウインナーがなくなったところで自分のウドンをゆで始めた。Dsc01876_45 Dsc01877_45_2

←最後に自分のウドン。女史、いつもいろいろ用意してくださってすみませんねぇ。

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←麗子様持参の「焼きまんじゅうスナック」 これが草津白根の「おいしウィッシュ」につながるわけである。

このショットを撮ったあと、フト右を見ると麗子様持参のプチトマトを持ってにっこりポ-ズをとっている硫黄泉(siro)がいました。

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←硫黄泉(赤ジャケ)。カメラ向けられるまでだまってニッコリしていたらしい。それを見てアゼンとするまりん様(青上下)。

女史がまだウドンをハフハフズルズル食べているうちに大粒の雨が降ってきた。

私「撤収!女史、ガンバレ。皆で撤収手伝って~」

と言いながらも「女史、これは?」とききながらの撤収なので、なかなか進まない撤収なのでした。

13:33、トマの耳をあとにします。

幸い、雨もすぐやみました。

肩の小屋で全員用事を済ませて下りにかかります。

登りのときよりガスが薄くなっており、雪渓もハッキリと見えています。Dsc01878_45 Dsc01879_45

←アカモノ

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←イブキジャコウソウ

花も見飽きませんが、ガスがだんだん薄くなってきて歩いていく先がすこしずつ見えるようになってきました。

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←下界が見えるようになって、「ホントはこういう景色だったのねー」とつぶやくお嬢様方。

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←ヤグルマソウ

14:39、熊穴沢避難小屋着。小休止。

14:47出発。

登りでたくさん見かけたギンリョウソウを再び眺めつつ、15:25天神平駅着。

「平日~、マッスル、マッスル!」で締めます。

カッパを脱ぎ、ゴンドラであっと言う間(7分)に土合口駅へ。

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←16時のバスで水上へ。Dsc01887_45

こんにゃくソフトを食べる女子3名。Dsc01888_45

アサヒSDを飲む女史1名。

16:23頃、水上駅に到着。

歩いて10分の「ふれあい交流館」で温泉につかってサッパリ。Dsc01889_45

予定では浦和まで行って「みほさま 」と「浦和ふれあい交流館」をやる予定でしたが、今日は時間的に無理と判断。みほさまに「ゴメンナサイ。今日は中止です」とメール。

駅まで行く途中の酒屋で麗子様(高崎から運転)以外はビールロング缶を1本づつ買って、水上駅の待合室をほぼ貸切で反省会の始まり。

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女子高生が一人いましたが、あまりのアホアホぶりにおそれをなしていつのまにかいなくなり、本当に待合室貸切になりました。

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←18:36発の電車で反省会の続きです。

エビアンのボトルの中の液体は「天使の誘惑」という45度の焼酎が入っており、高崎駅で麗子様とお別れし、「赤岳にたけぱぱボッカよろしく哀愁」と、いぶりがっこを2本買って渡されたことは覚えているのですが、そのあとは記憶喪失。

気がつくと府中本町の駅でした。

浦和でお嬢様方に起こされ、南浦和で武蔵野線に乗ってまた寝てしまったようです。

南武線で立川へ。立川から青梅線で無事に(?)我が家に戻ってきたというわけです。

花の谷川岳。今頃は日光キスゲが咲きまくりでしょうか。

秋にまた行ってみようかな~

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コメント

裏山C報告です。私も行きたかったでございます。

投稿: kaki | 2008年7月25日 (金) 14時35分

麗子様7月5日たいへんでしたね、大事にいたらなくてよかったです。

ところどころ笑いながら楽しくブログ見せてもらいました。
写真もいろいろ、花々も綺麗ですしshineワクワクしちゃいましたよ~~happy01

投稿: はっしーブヒ太郎 | 2008年7月25日 (金) 19時50分

乙でした。
毎年18きっぷ利用期間の土曜日に休みを取って谷川岳に登っていたのに、2週間早めの平日に登るだけで随分と静かだったのですね。
トマの耳で食事をとれたのなんて初めてですよ。
お花畑の花々にも出会えたし、麗子様の無事なお姿を拝見出来たし、言うこと無しです。

kakiさんの書き込み「裏飯屋〜」でなくて「裏山C」で良かった!

投稿: お〜!やま〜! | 2008年7月25日 (金) 22時19分

待ってました!
何しろ、お花の名前が分からなくて、ブログ書けないでいました。
本で調べたけどぉ~~~よく分からなかった~~~。
平日山ノボラーチームに参加出来て、本当に楽しかったです。
雨のお山の楽しみをまた見つけました。
頑張って、年休取ってまた参加したいなぁ~☆
たけぱぱ&女史、設定ありがとうございました!!

投稿: まりん | 2008年7月25日 (金) 22時42分

雨の中お疲れ様でしたconfident
さすが,谷川岳,お花がきれいですね!

麗子様の事件!?にはびっくりしましたcoldsweats02ホント,ご無事でなによりです。

私は久しく登山していないから山が恋しくなりましたweep

投稿: セブン | 2008年7月26日 (土) 08時05分

いやいやハーレム山行だね~
羨ましいよhappy01
それにしても花は意外と多いんだねgood
麗子様よくご無事でした~
オイラも聞いてみたいよ~

投稿: H隊員 | 2008年7月26日 (土) 21時33分

kakiさん、
是非kakiさんにも一緒に行っていただきたかったです。
谷川岳もsiroちゃん節炸裂してましたよー。

投稿: たけぱぱ | 2008年7月30日 (水) 10時26分

はっしーブヒ太郎、
いつもブログ応援ありがとうございます。
麗子様がご無事で本当によかったです。
花の谷川岳、この時期に行ってよかったです。一緒に行った人達も喜んでくれたと思いますよ。

投稿: たけぱぱ | 2008年7月31日 (木) 10時45分

お〜!やま〜!さん、
ボッカ訓練お疲れ様でした。
トマの耳ではウインナーにコーヒーご馳走様でした。
また秋にでも谷川企画やりましょうね。

投稿: たけぱぱ | 2008年7月31日 (木) 10時54分

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