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2008年8月14日 (木)

尾瀬へ行ってきましたPART3(本編 1日目)

2008年7月26日(土)~28(月)の3日間、家族4人で尾瀬を歩いてきました。

今日はその第一日目のお話です。

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2008年7月26日(土)、朝3:45起床。4時には子供たちも起きてきました。

たけぱぱはテント泊用の大きめのザック。中身はそれほどつまってはいません。ちょうどいいのがなかっただけです。

たびままは先月買ったおNEWのザック。

たけのこは普段私が背負う小屋泊用ザック。

旅人はいつも持って歩く自分のザック。

それぞれを背負って、青梅駅前のコンビニでおにぎりを買い、4:35青梅発の始発電車に乗って青梅線でおにぎりをもそもそと。拝島で八高線電車に乗り換え。高麗川で八高線ディーゼルに乗り換え。BOX席に4人陣取り、ここでもおにぎりをもそもそと。そして少し目をつむります。

高崎からは臨時の「快速マリンブルーくじらなみ」に乗れました。7:00高崎発。新潟方面に海水浴に行くであろう家族連れや若者達が乗る電車であり、我々のような登山客はほとんど乗っていません。

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←7:38、沼田に到着した「快速マリンブルーくじらなみ」。Dsc02004_40

←たびままは今回ビデオ持参。

沼田駅前のコンビニには手作りおにぎりを売っており、飲み物と一緒に購入。

Dsc02005_40 沼田駅前発8:02の大清水行きバスに乗ります。旅人はバスが不得意なのであらかじめ酔い止めを飲んでいました。

バスが沼田市街を抜けると乗客は登山客・合宿に行く学生という顔ぶれになります。そう言えば27年ほど前の8月に尾瀬戸倉で私も合宿に参加した覚えがあります。バドミントンの夏合宿でした。

Dsc02006_40 バスは鎌田で休憩。皆ゾロゾロとトイレに向かいます。

再び出発したバスは10分くらい走って、戸倉でほとんどの人が降りていきます。鳩待峠から尾瀬に入る登山客と戸倉で合宿する学生さんたち。

バスは我々4人とあと2組のお客さんだけになって9:50頃大清水に到着。

トイレなどの用事を済ませている間に子供達はおみやげ屋さんで東電のエコバッジとゴミ袋をもらってきました。

地球防衛軍の活動もがんばらねば。

旅人は水筒を首にかけ、私はタオルを首にかけ、10:10歩行開始です。Dsc02007_40 Dsc02009_40

←大清水登山口にて。

歩き出して間もなく雨が降ってきました。Dsc02010_40

←合羽の上だけ着て歩くことにします。たけのこが持っているのはゴミ袋です。

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←林道歩きが終わろうとする頃、11:30 一の瀬休憩所に到着。

8分ほど休憩して再び雨の中を歩き出します。

山道に入りますがほとんど木道が整備されています。Dsc02012_40_2

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Dsc02015_40 ←12:10、水場があったので小休止。

少し上の方ににぎやかな女子高生らしき声が聞こえます。あとでわかったことですが、宇都宮女子高校の生徒さんでした。40人くらいいたでしょうか。

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←アカモノ

水場からはややゆるやかな登りになり、女子高生の前になったり後ろになったりしながら歩いていく。

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←12:52、三平峠に到着。

昭和46年12月、長蔵小屋の三代目平野長靖はこの三平峠から一の瀬休憩所に向かう途中で亡くなった。豪雪による遭難死だった。尾瀬の自然を守るために戦った長靖の冥福をここ三平峠を通るたびに祈らずにはいられない。Dsc02019_40

←ゴゼンタチバナ

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←モミジカラマツ

女子高生と付かず離れず歩くようになり、三平峠を下りていくとやがて尾瀬沼の水面が見えてくる。Dsc02021_40

13:20、三平下に到着。Dsc02022_40

←尾瀬沼山荘

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←たくさん歩いたからお腹がすいたね。

沼のほとりを長蔵小屋に向かって歩く。Dsc02024_40

←コバイケイソウ。もう少し背が高くなると白い花を咲かせる。

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←ミズバショウ。この時期にはこういう巨大な姿しか見られない。

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←そしてこの時期の尾瀬と言えばニッコウキスゲ。

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これを見ただけでも尾瀬まで来た甲斐がありますね。

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←カラマツソウDsc02032_40 Dsc02033_40 Dsc02034_40

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←もう少しで長蔵小屋だ。

14:00、長蔵小屋に到着。ネット予約してあります。

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←長蔵小屋前にて、記念撮影。

受付を済ませると「元長蔵小屋(裏手)に行ってください。そこでご案内しますから」とのこと。その間に女子高生も到着した。彼女達は別館に宿泊するようだ。長蔵小屋は300人収容。

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←右:無料休憩所 左:元長蔵小屋

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←元長蔵小屋は沼のすぐほとりに立っている。

小屋に入るとおじさんが「こちらです」と言って案内されたのが玄関入ってすぐ右の奥。ガラス越しにすぐ沼が見える。いわゆる大部屋に相部屋状態だが、かなりいい環境だ。

さて、まず風呂だ。尾瀬は石鹸・シャンプーは使えないが風呂に入れる。本館にサンダルを履いていく。湯船は大きくないが充分だ。汗を流してサッパリしたところで売店に飲み物を買いに行く。Dsc02039_40

←ビール・コーラ・CCレモンで乾杯だ。お疲れさん!

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←食事までの間、外に出てみる。

17:40、待ちに待った夕食の時間。本館へ行く。

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←食堂にて。

満腹になったところでお散歩。

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←尾瀬沼と燧ヶ岳

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元長蔵小屋での我々のお隣も4人家族。お父さん・お母さん・お兄ちゃん(小6くらい)・妹(小4くらい)。静かな家族でよかったよかった。

一人で焼酎をちびちびやっていたが、消灯前には眠ったようだ。20:15頃就寝。

「2日目」に続く>>

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コメント

むかし、家族で鳩待ちから大清水まで縦走しました。あの時は少し疲れました。

このコース、なかなかよいですね。
長蔵小屋はマイミクさんの弟(元弁護士)が一昨年まで働いてました。なつかしいなぁ。いまは千葉で植木職人としてがんばってます。弟くんに会いにはいきましたが長蔵小屋まだ泊まったこと無いです。
よかったですか?

投稿: まさとし | 2008年8月14日 (木) 22時36分

まさとし、
今なら全然疲れないんだろうね。
元弁なのに小屋で働いたり植木屋さんだったりって、人生いろいろ島倉千代子だったんでしょうねぇ~

長蔵小屋、歴史のある小屋だけにいろいろと行き届いていましたよ。
秋くらいにもう一度尾瀬に行きたいなと思っています。

投稿: たけぱぱ | 2008年8月14日 (木) 23時33分

長蔵小屋三代目のかたの話、たけブヒらしい優しさが出ているわー。
300人も宿泊できるなんて驚きです。
緑がとってもまぶしくて綺麗!、ニッコウキスゲにカラマツソウも美しいですね

投稿: はっしーブヒ太郎 | 2008年8月15日 (金) 05時00分

ほのぼのとした家族でハイク
羨ましいです、我が家では経験が無い事
秋にはもう一回訪れたいですね

投稿: 元 | 2008年8月15日 (金) 10時20分

はっしーさん、
ブヒ太郎、いつもブログ応援ありがとうございます。
今の尾瀬の姿はいろんな方々の努力によって保たれています。
そういう意識で尾瀬を歩くと、また違った尾瀬の姿が見えてくるかもしれません。
また秋に行きたいと思っています。

投稿: たけぱぱ | 2008年8月15日 (金) 11時49分

元さん、
いつまで親についてきてくれるかわからないので、多少無理をしてでも一緒に行ってよかったと思っています。
オイラももう一度秋には行きたいと思っています。

投稿: たけぱぱ | 2008年8月15日 (金) 21時24分

家族で尾瀬、うらやましいな~
今のうちですよ~

息子が2~3歳のころ、夫が背中におぶって尾瀬にニッコウキスゲ見に行ったことがあります(日帰り)

見晴らしで家族で尾瀬でキャンプしたいと思っていますが、なかなかついてきてくれません。(涙

投稿: たまちゃん | 2008年8月17日 (日) 10時10分

家族で山歩きできるなんて幸せだと思うよ。
そういうことを自覚しながら計画するたけぱぱはエライ
結局7月26日は皆の賛同が得られず流れてしまったよ

投稿: H隊員 | 2008年8月17日 (日) 13時45分

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