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2008年9月の記事

2008年9月30日 (火)

槍ヶ岳(本編)、2日目。

槍ヶ岳(本編)、1日目。から続く>>

28年前の殺生小屋は夜は真っ暗で、ヘッドランプを忘れて夜中トイレに行くのにえらく苦労した想い出があります。

現在の殺生は廊下に小さい灯りがついており、そんな心配をする必要はありませんが。

2008年9月23日(火)、2時少し前に目が覚める。

風が窓ガラスをガタガタと揺らしている。時々「ビュー」とうなりを上げて風が通り過ぎていく。静かになる。また「ビュー」と「ガタガタ」と。

風の勢いが強まるようであれば心配だが、幸い、強まる様子はない。

今日たどるであろう道のりを頭の中で描いてみる。(13:40までに新穂高温泉にたどりつくためには今日のスタートは5:30で大丈夫だろうか)、など。

少しウトウトしたのだろうか、気がつくと消灯前と同じ状態で小屋の明かりがついていた。

4:25起床。

私「眠れましたか」

みほ「寝たねた~。『まだ寝ろ』って言えばまだ眠れますよ」

布団の中でもそもそとジャージをズボンに履き替える。隣でみほさまも履き替えている様子。

私「なんなら私、どっか行ってますよ」

み「大丈夫です。布団の中で履き替えます」

すぐ出発できるようにパッキングをする。

4:50、小屋のスタッフ「朝食の用意が出来ました」と、知らせに来る。

昨夕と同じ位置に座り、朝御飯をおいしくいただく。

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←殺生ヒュッテの朝ご飯。

朝ご飯の時に昼の弁当も配られる。おにぎり弁当のようだ。

歯を磨き、顔を洗って鏡を見ると鏡には「○○山岳部」の文字が。

(生きてるうちにまたこの鏡を見ることはあるんだろうか・・・)

大袈裟と思われるかもしれませんが、前回ここに来たのは本当に28年前ですからねぇ。

2階に戻り、ザックを持って下りてくる。スリッパを登山靴に履き替え、外に出てみると、真っ先に目に飛び込んできたのは富士山の姿。

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←南アの左に富士山が。

小屋の玄関に戻ってたまちゃんに「富士山が見えるよ!」。なぜか小声で言いました。

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←富士山をズームアップで。

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←朝の殺生小屋玄関。

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←青空に突き刺さる槍の姿。

たまちゃんとみほさまが小屋のスタッフに挨拶している声が聞こえる。

「どうもお世話になりました~」

ガラっと玄関の引き戸を開けて一言、

みほ・たま「わーすごい。最高の天気!」

富士山方面を撮り、槍を撮り、5:29出発。

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←テン場には3張。写真撮影のために長期滞在の方もいるようです。

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←早くあのてっぺんに立ちたい。

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←みほさまとたまちゃんが見ているのは次の写真の方角です。

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←クッキリと富士の姿。その右に南ア。富士の左には八ヶ岳。画面左三角にとがった山は常念。

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←殺生ヒュッテを振り返る。

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←次に槍を見ると穂先からオレンジ色に染まり始めている。

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←だんだんオレンジ色が強くなってくる。

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←この姿には正直に感動した。

たまちゃんが「すごーい、すごーい」と言って泣いている様な、鼻をすすっているような気配だったが、振り向くと自分も泣いてしまいそうだったので、振り向かずに、

私「こりゃ、感動の一語だなー」

と言うのが精一杯だった。

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←奥は八ヶ岳。左の三角は常念。たまちゃんとみほさまの間に殺生ヒュッテ。

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←朝の光がだんだんと下りてくる。と同時に空が青さを増す。

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←我々にも太陽の恵みが。

陽の光を浴びながら歩いているとまわりはオレンジ色から黄金色の世界に。

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時折風が強く吹き、帽子が飛ばされそうになる。

みほ「ちょっと帽子かぶり直していいっすか~」

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←槍ヶ岳山荘が近くなってくる。

9:01、槍ヶ岳山荘に到着。

みほさまの帽子はあごひもがついているからいいのだが、私の帽子は普通のキャップ。ここからは帽子に気をとられているわけにはいかないので、帽子を脱いでタオルを頭に巻く。

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←小屋前のテラスから。頂上に立つ人やこれから向かう人の姿が見える。

サブザックに水と貴重品を入れ、その他の荷物とストックは小屋前に置かせてもらう。

9:04、頂上アタック開始。

私「みほさん、先頭たのんます。オレ、最後ね」

み「ういーっす」

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←小屋の右に笠ヶ岳。左に焼岳。

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←大変そうに見えるが、危険なところはない。

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←長いハシゴが2箇所、短いハシゴが2箇所ある。たまちゃんは「ハシゴが苦手」と言っていたが、なんということもなく通過。

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←頂上近くでは登り専用と下り専用に道が分けられている。

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←思わず「おぉ!」と声が出る。笠ヶ岳に朝日が当たる。笠の向こうには加賀の白山。

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←たまちゃん、最後のハシゴ。これを登れば頂上。

6:24、槍ヶ岳頂上。三角点にタッチ。たまちゃんと硬い握手を交わす。

そして見渡す限りの山々。これ以上の眺めはありません。

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←私、28年ぶりの槍頂上。

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←影槍。右端の少し白いのは黒部五郎、左端は笠。

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←北アの山並みをバックに。真中あたりに白馬・鹿島槍。左端は剱岳。

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←奥穂・前穂が見える。前穂の向こうは木曾駒。焼岳の向こうは乗鞍。乗鞍の向こうに頭だけ御嶽山が見える。

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←前穂の左に南ア・富士山・八ヶ岳。

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←みほさまとたまちゃんの間に水晶、たまちゃんの左に薬師。Dsc03356_40

←白馬方面。右奥は妙高・火打。

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←最後に穂高・焼・乗鞍をバックに。

6:50、名残惜しい山頂をあとにする。

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←みほさま余裕のピース。

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7:10、槍ヶ岳山荘に戻る。

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←山荘でグッズ漁りのみほさま。マグカップをゲットした。

私もここで若き友人がまだ働いているかどうかきいてみた。

私「HNが『まちゃる』っていうんですけど、まだここで働いてますかね~」

小屋の兄さん「○○まさるかな~」

私「今年の4月からここで働いてるハズなんですけど」

兄「あっ、そうですね。そいつなら今休暇です」

というわけで「まちゃる」には会えなかった。

引き戸を一つ開けるとコーヒーの香り。ここでみほさまは前からおっしゃっていたクロワッサンをゲット。Dsc03367_40

←クロワッサンゲットで微笑むみほさま。ピンボケですみません。

山荘での用事を済ませ、今度は槍をバックに記念撮影タイム。

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←7:35、槍ヶ岳山荘発。

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←テン場を通り抜け、山荘から100mのこの位置でもう一度記念撮影。

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アルペン踊りを踊るの忘れた。三角点の写真を撮るのを忘れた。

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←7:43、ここで槍とはお別れ。飛騨側に下ってゆく。

標高2900m、2800mの標識がある。グングン下っていく。Dsc03378_40

←8:20、小休止。

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←私「笠ヶ岳にもまた登りたいなぁ」

み「来年笠ヶ岳登ろうっと」

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←ここでクロワッサンをいただく。私もおすそ分けにあずかる。

乗る予定のバスは新穂高温泉13:40発。アルペン浴場に入るためには13時までには新穂高に着きたい。

み「タダの温泉はいりた~い。がんばりましょう」

たま・私「は~い。がんばりま~す」

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←ナナカマドの赤。空の青。笠ヶ岳。

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←オヤマリンドウ

9:07、水場通過。「最後の水場」と書いてある。

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←キヌガサソウが丸い実をつけている。

9:42、槍平小屋に到着。先ほどの休憩場所から一気にここまで来た。

ちょっと早いがお昼にする。テン場に腰を下ろし、殺生のおにぎり弁当をいただく。おにぎりの塩分がお腹とこころに沁みる。

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←10時、槍平小屋発。Dsc03386_40

←クマさんの看板には「山小屋で働いている皆さん!!どうぞお立ち寄りください。お茶でもどうぞ。※山域、系列会社、社員アルバイト等、一切関係ナシです」と書いてある。

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←藤木レリーフ

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←10:32、滝谷出合。

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三分休んですぐ出発。

みほさまは「温泉・ビール・温泉・ビール」と念仏のように唱えている。

ここから白出沢までCTは1時間20分だが、1時間で白出沢に到着。11:31。

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←ここからは林道歩き。お二人ともホッとした表情。

安心したのか少しペースが落ち、CTどおりの1時間半で新穂高温泉に到着。

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←みほさまのストックを借りて歩くたまちゃんに、

私「たまちゃん、着いたよ~。もう歩かなくていいよ~」

たまちゃんは無言のニッコリピースで応える。

13:00、新穂高温泉に到着。

アルペン浴場の前にバス停がある。バス停に近づくと同時にタクシーの運ちゃんが近寄ってくる。

運「乗ります?」車を指し示す。

私「バスで行きます」

運「バスは夏休みだけだよ。今走ってないよ。中の湯まで9000円くらい。そこまで行けばボンボン(バスが)はしっとるよ」

私「ネットで調べてきたんだけどなー」

と、もう一つのバス停「高山行き」の方に女性二人組が。

その二人にきいてみると、13:50の高山行きで平湯で下りれば松本行きのバスに乗り換えられるとのこと。

私「みほさま・たまちゃん、不手際で申し訳ない。平湯乗り換えで行きましょう」

たまちゃん「じゃ、10分遅くなったからその分ゆっくり温泉に入れますね」

どこまでも優しいたまちゃんである。

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←というわけでアルペン浴場(無料)へ突入。

源泉そのままだと熱いので、ホースの水で埋めてある。

脱衣所には一人涼んでいたが、風呂場には誰もいない。お湯を体にかけてから湯船にドボーンと浸かる。幸せなひととき・・・

やがて女風呂からみほさま・たまちゃんの声が聞こえる。

私「そっちもホースの水で埋めてあるかい?」

み・た「はーい。ホースの先が入ってます」

私「じゃあOKだ。こっちは貸切だけど~」

み・た「こっちもですよ~」

風呂から上がるとたまちゃんがお土産屋さんを物色していた。

私「みほさんは?」

た「まだ入ってますよ。髪洗ってるみたいです」

やがてみほさまも出てきてビール・つまみを買う。

ここでなんとみほさまのありがたい一言、

み「たけぱぱさん、今日はビールおごりますよ」

ありがたく頂戴いたしました。

橋の袂に丸い石のテーブルがあったのでそこで乾杯。

Dsc03395_40 「おつかれさま~」「お疲れさ~ん」

飲みきらないうちにバスの乗車が始まったので、缶ビールを手に持って乗り込む。

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←高山行きのバス。

一番後ろにちょうど3人くらいの席があったのでそこに座る。

ビールを飲みながらじゃがりこを食べながら出発を待っていると、大きなザックを持った6~7人組みが乗ってきた。我々の前の席があいていたのでそこにすわろうとする人の中の一人が私の顔をじっと見ている。

私「nagaoさん?」

nagaoさんがコックリうなずく。

nagaoさんとは今年6月1日に霧島を一緒に歩いている。

みほさま・たまちゃんを紹介する。

nagaoさんたちは笠ヶ岳に行ってきたとのこと。

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←nagaoさん。バッタリの証拠に1枚。

バスは13:50に出発。たまちゃんは即寝。

14:25頃、平湯でバスを降りる。

松本行きに乗り換えるつもりだったが、ここから新宿行きの高速バスも出ているようだ。

14:30のバスは満席だったが、15:30のバスに空席があった。

1時間ほど時間があいた。

誰からともなく「生ビールでも飲んでマッタリしますか~」

ところが、生ビール「入れ替え中」とかで10分待ってくれという。

セルフサービスの食堂だったので、テーブルについて生ビール待ち。

私はビールばかり飲んでいるとトイレが近くなってしまうのでお土産屋さんで日本酒を買ってちびちび飲み始める。

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←鬼殺し純米

やがて生ビールの準備が出来、みほさま・たまちゃんは生ビールで乾杯。

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←ちょっとだけたまちゃんにおすそわけいただいた生ビールがうまかった~。

nagaoさんたちは15:30のバスに人数分の席がとれなくて、松本行きのバスに乗っていった。

そういうわけで15:30のバスはほぼ満席だったが、たまたま空席があって三人で固まって一番後ろに座れた。

そして一番後ろにはトイレがある。

私「トイレがあったんだね。だったら生ビール飲めばよかった~」

ウトウトしながらバスにゆられてフト窓の外を見ると進行方向左手に八ヶ岳がキレイに見える。

(今日は一日天気よかったな~)

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←諏訪湖S.A.で休憩。

レストランで無料のお茶を飲んでいるとやはり八ヶ岳がキレイに見える。右は編笠あたりから左は蓼科まで。

私「たまちゃん、八ヶ岳がキレイに見えるよ」

たまちゃんを窓際まで連れていって「あれが赤岳、あれが天狗・硫黄、一番左が蓼科」と説明する。

ふたたびバスに乗り込んでウトウト。

次に目を開けると右の車窓に甲斐駒と鳳凰三山が。

少し渋滞で遅れたが、8:30頃新宿西口に到着。

バスを降りたところで締めの「ファイト~、マッスル、マッスル!」

みほさま・たまちゃんは埼京線、私は中央線なので駅の通路で握手をして別れる。

私「また一緒に登りましょうね」

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2008年9月27日 (土)

槍ヶ岳(本編)、1日目。

山ヤなら誰にでも「憧れの山」というものがあると思います。

たとえば高校生だった三十数年前の私にとっては「日本アルプス」全てがそうでした。

しかし28年前、ひょんなことから日本アルプス初見参は槍ヶ岳でした。大学生だったH隊員と私の2名で登った忘れられない山行です。

当時は新宿から出る通称「信州夜行」なる列車がありまして、新宿駅「アルプス広場」に並び、列車では通路に新聞紙を敷いてゴロ寝。松本で早朝下車。新島々まで松本電鉄。バスで上高地。

そこから雨の中を9時間半かかって殺生ヒュッテ。殺生に宿泊。

翌日槍ヶ岳に登頂。山頂ではH隊員の誕生日を祝う。霧で何も見えなかったが、ブロッケン現象が見れた。

その日に上高地に下って河童橋の袂でビールで乾杯しました。

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私の「そんな想い出の槍ヶ岳」に憧れを抱いているという人が仲間にいるということを、1ヶ月くらい前に知りました。みほさまです。

みほさまとはこれまでに大菩薩・木曽駒・赤岳で山行をともにしています。通称「文学少女」。

今年8月下旬に中房から大天井までは行ったのですが、雨でその先の行程を断念して下ってしまったそうです。

みほ「また槍にリベンジした~い。たけぱぱ様、槍ヶ岳もありあり大辞典ですか?」

私「ありあり大辞典でございます」

というわけで9月22・23日の2日間で「みほさま槍リベンジ大会」となったわけです。

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2008年9月21日(日)20:40に仕事を終え、登山靴に履き替えて中央線で新宿に向かいます。

新宿西口に出てコンビニで飲み物・つまみ・おにぎりを買います。

23時に出る「さわやか信州号」に乗る予定なので22:30集合なのですが、21:45には都庁の地下駐車場に着いてしまいました。

受付を待っている人たちに混ざって適当に腰掛け、さっそく缶ビールを開けます。みほさまにメール、

私「都庁の駐車場に着きました。時間まで缶ビール飲んでます」

み「は~い。まだ電車です~。向かってます~」

周りは関西に行く人・信州に行く人・尾瀬に行く人、と言ったところだろうか。今から夜行バスで尾瀬に行くという年配の女性と少し会話。尾瀬に行くには往復バスにしたほうが安上がりなようだ。

やがて時間になり、みほさま登場。バスの受付を済ませる。

私「ところで、たまちゃんは?」

み「まだ来てないっす。30分前に集合って言わなかったっけかな~」

と言ってるうちにたまちゃん登場です。

これで三人そろいました。

ザックをバスの腹に放り込み、席につくとみほさまは早くもお休みになっています。そういえば「私なんだかいますぐにでも寝れそうっす」と言っていました。

23時を少しまわってバスが出発。乗務員から予定時間・休憩場所などの案内があってからバス内は消灯。

消灯と同時に缶のウーロン酎を開け、アルコールの勢いを借りて眠る体制づくりをします。

日付けが変わって22日(月)0:24、談合坂に到着。Dsc03230_4

0:40、談合坂発。ここから少し眠れたようです。

2:46、諏訪湖S.A.着。3:15発。大粒の雨です。

ここから眠ったのか眠ってないのかわからないうちに4:33、新島々BTに到着。何名か乗り換えで降りていきます。

大正池、帝国ホテルでも何人か降りて、5:30に上高地BTに到着。

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←さわやか信州号、上高地に到着です。

朝飯のおにぎりなどを食べ、洗顔・トイレなど済ませます。

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←ストレッチするたまちゃん。イス・テーブルが濡れていますが、雨は降っていません。

「ファイト~、マッスル、マッスル!」で気合を入れて、6:00歩行開始です。

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←河童橋の袂にて。

ここで「たまちゃんとは何者か?」のお問い合わせにお答えしましょう。

みほさまの職場のお友達です。若いです。目がパッチリしてます。笑顔の可愛いお嬢さんです。

ということはお会いすればわかることなのですが、果たしてどれくらい歩けるのか。

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←明神までの道。梓川沿いに。

そういうときには私が先頭に立ち、最初はゆっくり、徐々に徐々にスピードを上げ、どこまでついてこれるか様子を見ることにしています。

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←6:45明神着。Dsc03236_40

6:55、明神発。

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←この雲の感じがなんとも言えません。Dsc03238_40

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←7:41、徳沢園前に到着。

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7:53、徳沢発。

みほさまは当然のことながら、たまちゃんもピッタリついてきます。みほさまとのおしゃべりも絶えません。余裕の表情です。

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←8:45、横尾着。

少し長めの休憩をとってエネルギーと水分の補給。

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←横尾大橋を渡れば穂高岳方面ですが、今回目指すのは槍ヶ岳です。

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←距離的には半分ですが、時間的には三分の一にも満たない。

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9:01、横尾発。横尾までは林道だが、ここから先は槍沢に沿った山道になる。

9:20、ポツっと来たと思ったら本降りに。雨合羽を着る。歩くスピードもややゆるくなる。

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9:40、槍見河原。

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←9:58、一ノ俣。

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←吸い込まれそうな青い水の色。

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←28年前、確かにこんな道を歩いたなー。

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やがて雨もやむ。

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←ゴゼンタチバナの実。Dsc03257_40

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←ゴゼンタチバナを携帯で撮るみほさま。たまちゃんもデジカメで。

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←10:31、槍沢ロッジ到着。

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←ちょっと早いが槍沢ロッジ前で昼飯にする。

ここで雨合羽も脱いで、たたんでしまう。

11:09、槍沢ロッジ発。

Dsc03262_40 Dsc03263_40 合羽も脱いだのでスピードも上がる。地面も濡れていない。標高の高いところでは降っていなかったようである。

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←11:34、ババ平到着。小休止。Dsc03265_40

←ペットボトルに水を汲む。冷たい水がウマイ。Dsc03266_40

←この先も槍沢をつめていくのだ。Dsc03267_40

11:40、ババ平(槍沢小屋跡)発。

Dsc03268_40 ←み「ちょうどクリスマスツリーみたいな形っすね~」

たま・私「ホントだ~」

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←ヨツバシオガマ

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←このあたり相当スピード上げてますが、二人ともピッタリついてきます。

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←トリカブト

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←時々は後ろも振り返る。いい眺めだもの。

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←12:03、槍沢大曲。

槍沢ロッジからここまで地図のコースタイムは1時間40分となっているが、1時間かかりませんでしたね。

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ピッタリついてきた割に、みほさまは「たけぱぱ、鬼かと思ったわよ」と、のたまうのでした。

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傾斜がきつくなってくるのと比例して、眺めもよくなってきます。

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←立ち止まり、風景を切り取るたまちゃん。

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←ナナカマドの木に赤い実が生っています。

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←オヤマリンドウ

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←疲れも吹き飛ぶ景色だ。

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←13:15、天狗原分岐。

時々、陽が射してくる。槍の姿が見たい。

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←つい最近まで雪があったのだろうと思わせる花。そして地形。

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←ハイマツも現れる。

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←タカネツメクサ

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←ウサギギク

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←ウラジロナナカマド。赤くなってきています。

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少しずつ空が明るくなってきました。

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←ここから上はゴーロ帯です。

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←14:18、坊主の岩屋。一昨年10月に笠ヶ岳山荘で『槍ヶ岳開山』を一気読みしたことを思い出します。笠ヶ岳登頂レポはコチラを>>

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←播隆上人が籠ったという岩屋。

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←イワギキョウDsc03296_40

←殺生ヒュッテが見えてきたと思ったら槍の頂上も、もう少しで見えそうだ。槍の左肩に槍ヶ岳山荘も見える。

皆、一斉に「あとちょっとだ、見えそうだ。ガンバレ、ガンバレー!」

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←そしてついに穂先まで見えた。

皆「見えた、見えた。やった~!」

女子二人もカメラを取り出し、バシバシとシャッターを押す。

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歩いているうちに雲もスッキリ取れて、みほさまとの2ショットをたまちゃんに撮ってもらう。

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←スッキリと見えた槍をバックに。殺生ヒュッテも近づいてきた。

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←だんだん青空も広がってきた。

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←14:56、殺生ヒュッテに到着。

「なんとか16時には殺生に着きたい」と思っていたが、1時間以上早く着いた。

たまちゃん「どうでした、ペースは?」

私「早い、早い。よくがんばりました」

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←殺生ヒュッテの受付で。みほさまが予約してくれましたので。

1泊3食を3人分お願いする。(明日の昼の弁当を含む)

雨合羽を玄関付近に干し、靴を脱いで2階に行くと28年前がよみがえってきた。そうだ、こんなカイコ棚の寝床だったよな。

指定された「1下」という区画に行くと、丁度三人用の区画だ。

みほさまが真ん中ということで寝場所を決める。

私「(カイコ棚の)上に行ってジャージに履き替えますから、着替える方はその間にどうぞ」

着替えが終わって、お待ちかねのビールタイムだ。

つまみになりそうなものを持ち、受付で缶ビールを買って小屋の外のテーブルで乾杯だ。

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←槍の頂上を眺めながらのビール。なんと贅沢な。

ビール1本を飲み終わると眠くて眠くて仕方がない。

小屋に戻り、布団にもぐって一眠り。

4:50に小屋のスタッフが呼びに来た、「お休みのところすみませんが、夕食の用意が出来ました」

一眠りしてる間に雲が出てきたようで、玄関の外は白い世界になっている。

食堂には三人分しか夕食の用意がない。どうやら今夜の宿泊客は我々だけのようだ。

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←我々しかいない食堂。

テレビで大相撲を見ながらおいしくいただく。

大相撲のあとは麻生新総裁の就任会見。

そのあとに長野ローカルのニュース。天気予報。明日は晴れの予報。

天気予報が終わったところで19時、腰を上げる。玄関を出てみると降る様な星空だ。槍ヶ岳山荘の明かりも間近に見える。

皆「明日は間違いなく晴れますね」

歯を磨きに洗面所に行くと鏡に「○○山岳部」(○○は私が所属する会社)の文字がある。30年以上前に寄贈したものであろう。ちょっとビックリした。

19時半くらいには布団にもぐって寝てしまった。

女子二人も消灯の20時までには寝たようである。

槍ヶ岳(本編)、2日目に続く>>

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小学校の運動会です。

小学校の運動会です。
大岳山が見えています。
6時半から列びました。
7時開門。
と同時に50メートルくらいダッシュしました。
今年も思ったとおりの席がとれましたよ

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2008年9月25日 (木)

週刊 日本百名山 第36号

36 最新版 日本百名山 第36号 岩木山 後方羊蹄山

●岩木山・・・単独。2005年5月30日登頂。朝一番の青森行きの飛行機は青森空港の上で45分ほど旋回して、どうにか着陸した。この空港は霧が発生しやすいらしい。バスで弘前。バスを乗り継いで嶽温泉まで。またバスに乗り継いで岩木山8合目まで上がるのだが、このバスは私の他に一人しか乗っていなかった。リフトでさらに登る。そこから歩いて30分で頂上だ。津軽平野、八甲田、青森湾などの眺めが最高。05530_40  同じルートで嶽温泉に戻り、ゆっくり静かな露天に浸かる。弘前駅前で45分くらいバス乗り継ぎの時間があったので30分一本勝負でカウンターで生中2杯飲んで刺身食って帰ろうとしたら、居酒屋の店長らしき人に「料理が口に合いませんでしたか?」ときかれてしまった。「時間がなくてゴメンナサイ。おいしかったですよ」と、こちらがあやまった。飛行機で羽田へ戻る。東京からの日帰り岩木登山でした。

●後方羊蹄山(しりべしやま)・・・札幌の高校1年生の6月、2年生の先輩数人と夜間登山。ただ必死についていった。記念すべき百名山第1座目である。お鉢めぐりもやってみました。  翌年、今度は私がリーダーで登りました。  2006年8月、31年ぶりにH隊員と登った。その話はコチラを>>

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2008年9月24日 (水)

槍ヶ岳(速報)。

2008年9月23日(火)6:24登頂。

29年ぶりです。

大のつく快晴。

360度のパノラマ。

メンバーにも恵まれました。

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2008年9月23日 (火)

槍ヶ岳(モブログ)

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2008年9月23日(火)午前6時24分、槍ヶ岳に登頂しました。
29年ぶりです。
360度の大パノラマ・大快晴でした。

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2008年9月21日 (日)

槍ヶ岳へ行ってきます。

今日の夜行バスで上高地へ。
あさって朝一番に槍ヶ岳登頂予定です。
登れたとしたら29年ぶり。

とにかく頑張りたいと思います。

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2008年9月20日 (土)

仙丈ヶ岳中止→甲州ブドウ狩りへ(本編)

2008年8月30日(土)、以前からの計画では前日に八王子に集合し、芦安まで車3台に分乗、広河原までバス、そこからピストンで仙丈へ、というものでした。仙丈になる前に甲斐駒のプランもあったな。

ところが、前々日から大雨。前日は広河原行きのバスが運休。これが決め手となり、仙丈行きはあえなく中止となりました。

かと言って家にじっとしている人たちばかりではなく、神保町あたりで山道具屋めぐり&グルメツアーをやろうという人がいたり、「雨でもビアマウントに行こう」という人がいたり、「高尾で芋煮会やろう」という人がいたり・・・

そして元さん号にて「ぶどう狩りツアー」という企画まで飛び出し、私はそちらの企画に乗ることとなりました。

30日(土)、午前8時高尾駅集合でしたが、京王新宿駅で迷った方がいたらしく(名前は怖くて明かせません)、若干遅れて高尾駅北口に5名が集合。

メンバーは元さん・お~!やま~!(女史)・まりん・みほ・私、の5名です。

お天気は曇り。夕方は雨の予報です。

元さん号は勝沼へ向かいます。

車中では、ききたかった「まりんさま・みほさまの白馬岳のお話」をあれやこれやと・・・

元さん号がまず向かったのは「勝沼トンネルワインカーヴ」(旧深沢トンネル)

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←ワインカーヴ内。一つのユニットにワインが300本入ります。トンネル内は年間温度6~14度。湿度も45~65%と、ワインの熟成に最適な状態になっています。それぞれのユニットは「個人オーナー」が所有しており、月に保管料2500円を払えば誰でも個人オーナーになれるそうです。

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ワインカーヴは入口しか見学できません。

ワインカーヴに向かいあって「大日影トンネル遊歩道」の入口がぽっかりと口をあけています。

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←大日影トンネルDsc02872_35 Dsc02877_35

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←レンガ造りのトンネル内には今でも煤がこびりついています。蒸気機関車が走っていたのは昭和6年までなのですが。

その後電化され、平成9年まで実際に使用されていたトンネルです。

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←オニグルミ。元さん解説員による。

次に元さん号で向かったのは「マンズワイン」。

少し待てば解説付きで案内するとのことだったが、ゾロゾロと歩くよりはゆっくり勝手に見たいので名前だけ書いて「自由見学」をさせてもらう。

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←一応見てはいるが心は「次のお部屋」に・・・

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←そしてお待ちかね、「次のお部屋」。

私も20種類くらいは飲んでみたと思います。

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←みほさん・女史はワインお買い上げ。元さんは運転のため飲めず。まりんさまはもともと大量には飲めない人。

飲むだけ飲んで買わなかったのは私だけのようです。

ここで山梨は身延在住「男・澤木」に「勝沼に5人で来てるよ~、まりんさまが呼んでるよ~」とメールを入れておきました。

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次に「ハーブ園」に寄ってみました。

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←何を願うか、女性三名。

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←この方は「浴びるほど飲めますように」とでもお願いしたのかも・・・

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言ってみれば「ハーブと庭園を目玉にしたお土産屋さん」のような商業施設でしょうか。

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←庭園を一周してみます。

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←誰が言ったか、「この足は百オヤビンの足に似ているね」

次に本日のメインイベント「ぶどう狩り」です。

とある観光ブドウ園に元さん号が入っていきます。「おいでおいで」をしているブドウ園が多いのですが、ここはそういう係りがいなくてもやっていけるのかどうか、全く自然体で営業していました。

我々が申し込んだのは「巨峰食べ放題、40分、1300円」ということで、他三組くらいのお客さんと一緒にカゴとハサミを渡されて5分くらい歩いて巨峰が生っている畑に移動します。

一本のブドウの木が大きく枝を張り出して、一つの畑の区画をなしており、その枝の下、区画の真ん中に長テーブルが置いてあり、そこにカゴなど置き、それぞれハサミを持ってよさそうな房を捜して切ってきてテーブルに持ち寄って食べ始めます。

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←みほさま、1房しか食べられず。

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←まりんさま、い、一体このポーズは・・・。まりんさまは2房。

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←元さん、2房。

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←女史、2房。がんばります。

私も1房でダウン。おいしいので最初はいくらでも食べられそうだったのですが、食べ過ぎて気持ちが悪くなっても困るので。

Dsc02907_40 ハラいっぱいになったところでまたプラプラと歩いて戻ります。

←途中で元さん、ムカゴの実をみつける。

観光ぶどう園の受けつけにハサミやカゴを返しに行くと、「ぶどうジュースがついてますので、あちらのお席でご自由にどうぞ~」とのことですので、そちらのお席へ。

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←冷たいジュースで、まったり。

次に元さん号が向かったのは「大瀧山不動尊」。

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元「腹ごなしにちょっくら歩いて来よう」

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←不動尊への階段。

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←昨日・一昨日と雨でしたので普段はちょろちょろの滝が「立派な滝」に。

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←今回のメンバー5名です。

元「もうちょっと上まで行ってみようよ」

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←男滝。ここまで行って下ることにします。

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←この地点のすぐ上で女史がスリップして危うく左の沢に落ちるところでしたが、トラロープにつかまっていたおかげでセーフでした。

(もう少しだったのに・・・)

女滝や展望台を廻って車に戻ろうということになりました。

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←女滝

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←ヤマホトトギスDsc02923_40

←展望台へ。

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←展望台でしばし休憩。

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←甲府盆地を見下ろす。

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展望台から下る途中、少し雨が降ってきたが、間もなくやんだようだ。Dsc02928_40

さて、お次は温泉。「ぶどうの丘 天空の湯」に向かう。

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土曜日のこととて、風呂場は混んでいたが、ここの露天風呂からの眺めはいいですね~。南アの姿は見えなかったが、甲府盆地を見下ろしながらゆったりと時を過ごす。

風呂から上がると「男・澤木」からメールが来ており、

澤「まりんさまがお呼びとあっては行かざるをえませんね。今からそちらに向かいます」

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←女性陣が風呂から上がるのを待っているうちに外は土砂降りに。

ラウンジ(食堂)に集合し、元さんは飲めないがビールで乾杯だ。Dsc02932_40

←適度に注文、適度に持ち込み。まりんさま作の「ルバーブジャム」も写っていますね。

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←女史が手にしているのはまりんさまがお作りになったパウンドケーキ。

そうこうしているうちに男・澤木が到着した。「思い切り山に登る予定」がこの雨のため「家でおとなしく」していたらしい。

男・澤木は風呂に向かい、反省会は続く。

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←風呂から上がってきた男・澤木。運転のためブドウジュース。元さんは水。私は赤ワイン。

みほさまは地図を広げ、次回以降の山行の相談。槍と穂高を狙っていらっしゃるようです。

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←白ワインを飲み始めたみほさま。女史は赤ワインを。

男・澤木は途中で帰りましたが、あとの5人は「また夜景でも見てから帰ろうか」と、18:30頃までラウンジで過ごしました。

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←ボケてますが、ぶどうの丘からの夜景。

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←やんちゃなまりんさま。

元さん号に戻ろうとすると噴水の真ん中に怪しく光るお尻。 Dsc02942_40 Dscn2649_60

←勢いでこんな写真を撮りましたが、このメンバーの様子をよく表わした「いい写真」だと思います。

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←かえる途中で閉まりかけのお店に立ち寄ってお土産にぶどうを買う。

ガソリン代・高速代を清算し、高尾駅で解散。Dsc02944_40

南アルプスには行けませんでしたが、楽しい一日となりました。

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2008年9月19日 (金)

週刊 日本百名山 第35号

35_2  最新版 日本百名山 第35号 十勝岳 幌尻岳

●十勝岳・・・1988年8月17日。H副隊長と夏休みの日程を合わせて北海道に向かった。旭川行きのJASの飛行機からは羊蹄・大雪・日高はもちろん利尻まで見ることが出来た。旭川空港から十勝岳温泉までタクシー。

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←十勝岳温泉にて。

ポリタンクに水を汲んでザックに収め、歩き出したその一歩の衝撃が今もって忘れられない。

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←上ホロカメットクをバックに。

「こんなに重い荷物背負って5日間も山の中を歩けるだろうか・・・」 テント・シュラフ・5日分の食料・ビール4本・キャンピングガス・ランタン。25キロほどあった。一人では背負うのに手間がかかるので横に置いたザックに仰向けに寝転がって腕を通し、靴をH副隊長が踏んで手を引っ張って起こしてもらった。

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←噴煙上がる十勝岳をバックに。

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←十勝岳温泉分岐にて。

CT以上に時間がかかって富良野岳に着いた。

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←富良野岳頂上にて。

イワギキョウの青、シマリス、キタキツネが北海道の山にいることの喜びを感じさせてくれる。

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←富良野岳頂上からの眺め。Fh000030_40

←シマリス

上ホロカメットクの避難小屋に着いたのは午後6時半、まさに日が沈むところであった。

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←上ホロカメットク頂上にて。

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←北キツネ

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←日がくれるのと小屋に着くのがほぼ同時だった。

「こんなペースじゃあ、計画変更せざるをえないね」と、意見が一致。ただし、旭岳まではなんとしても行きたいね、とも。雪で冷やしておいたエビスで乾杯だ。湯煎のチンジャオラオスーと白米・味噌汁だけの夕食だが「ご馳走」だと思えるから不思議なもんである。夜は寒いくらいになって、セーターのままシュラフにもぐりこむ。  

翌朝の挨拶「眠れたか?」「ああ、眠れたよ」8月18日、インスタントのチキンライスで簡単に朝食を済ませて出発だ。砂礫が剥き出しの道は火星を思わせる荒涼とした眺めだ。

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1時間ほどで十勝岳頂上に到着。H副隊長と固い握手だ。

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←十勝岳頂上にて。

その後、十勝が噴火してニュースになるたびにこのときのことを思い出す。 

この先、トムラウシ・旭岳(大雪山)のお話はコチラを>>

●幌尻岳・・・2006年8月、H隊員と。P8250299_40 P8250300_40  

幌尻アタックのお話はコチラを>> 

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2008年9月18日 (木)

ぶーちゃん壮行会(速報)。

10月の初め、我らが仲間のぶーちゃんが大阪に転勤することになり、9月17日(水)上野の「磯べゑ」で壮行会が行われました。

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参加者20名。

来れなかったメンバーから差し入れやメッセージ多数。

こんなに大勢の参加者に見送られるなんて、ぶーちゃん、あなたは幸せ者です。

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2008年9月16日 (火)

9月15日の日記。

2008年9月15日(月)は敬老の日でした。

世の中、祝日です。

週末山ノボラーな方と一緒に山に登ろうという案もありましたが、息子たちとまったりとした一日を過ごしてきました。

お昼ちょっと前に家を出てまずは「湯楽の里昭島店」へ。

ここへは拝島駅からプラプラと玉川上水沿いを歩いていきます。玉川上水というとなんだか文学のかおりがしないでもないですが、一緒に歩いているのはキツネ顔の中1とピグレット顔の小3ですからね~。

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←湯楽の里昭島店

湯楽の里昭島店には「トルマリン風呂」というのがありまして、床にトルマリンという石を敷いてあって「お肌にいい」とかの効能書きが書いてあります。今までは普通の湯温だったのですが、今回行ってみると「不感温度の湯」というPOPが貼ってあり、36度くらいの湯温になっていました。この「トルマリン風呂兼不感温度の湯」でまったりしてしまい、サウナにも入らずゆったりゆっくりとこの風呂で過ごしてしまいました。

次にまたプラプラと昭島駅北口まで三人で歩いて「モリタウン」へ。

ここで昼飯にするのですが、息子二人に、

私「昼飯と夜メシ、どっちを重視する?」

岳人「オラはどってでもいい」

旅人「オラは夕方寿司か居酒屋に行ければ、昼は軽くていい」

ということでフードコートに向かい、二人が選んだのは「銀だこ」。ドリンク付で1300円で昼飯は済ませる。Image1161

←フードコートにて

息子たち二人は「ポケモンバトリオ」へ。私は「スポーツDEPO」へ山道具を漁りに。

赤岳でなくしたステンのマグカップを買い、ついでに1.5リットルの水筒(丸められるタイプ)を買う。

山道具をゆっくり見たつもりだったが、息子たちの「バトリオ」はなかなか終わらず、私は通路にあったソファで居眠り。結局「バトリオ」は2時間くらいやっていたんじゃないでしょうか。

16:40頃、息子たちが戻ってきて「お待たせ~。メシ食いに行こうよ~」

昭島駅南口に行くと見たことがない手羽先とお好み焼き・鉄板焼きの店が新しく出来ていました。わたくしチョット興味があったので、息子たちに聞いてみました。

私「父ちゃんはチョットあっちに行きたい気がするのであるが・・・」

岳「オラはどっちでもいいよ」

旅「オラは寿司か居酒屋」

てなわけで当初の予定通り、「くら寿司」へ。

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←「くら寿司」店内にて。

ここのシステムは全く良く出来ています。ついにワサビを入れるのを止めて、各テーブルにワサビを置き「直前ワサビ」ということで省力化してしまいました。

つまり、流れているのは全部「サビ抜き」です。確かに子供・学生が多く、いちいちサビ入り・抜きを分けるよりは断然ラクですわね。

ここではウン千円使ってしまいましたが、たまに子供たちと三人で遊ぶのですからそれくらいの出費は致し方ないところでしょうか・・・

家に帰って焼酎飲んで22時前に寝てしまいましたとさ。

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2008年9月15日 (月)

北八ヶ岳へ(本編)。

2008年8月20日(水)、仲間と北八ッに行ってきました。

わたくし、北八ッに足を踏み入れるのは初めてです。

「縞枯れ」「ピラタス」「北横」「しらびそ小屋」 こんな固有名詞にはるかな昔から憧れを抱いていましたが、この歳にして初めて足を印す日がやってまいりました。

企画自体はそんな大袈裟なものではなく、やつさんの車でアプローチ、ピラタスロープウェイで上って縞枯と北横の山頂を踏んでこようというものです。

女房と二人で青梅から電車を乗り継ぎ八王子へ。八王子でお~!やま~!さん・カキさん・イグタンと合流。

当日、小淵沢駅まではいつもの電車。「8月2日赤岳行き」で、「8月11日飯盛山行き」で利用した電車と同じです。Dsc02740_40

←日野春駅ホームから見た甲斐駒。

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←同じく地蔵岳。右肩に北岳の姿も。

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←日野春では特急に抜かれるため停車します。

9:01、小淵沢着。

小淵沢のホームからは、すでに特急で着いていたAkiファミリー(Akiさん・みん吉・はーちゃん)とワゴン車を出してくれたやつさんの姿が見えた。ホームからAkiファミリーに手を振る。

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←小淵沢駅にてやつさんがお出迎え。(ピンボケすみません)

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←小淵沢駅前からやつ号の待つ駐車場に向かって歩く面々。

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←やつ号に荷物を載せ、出発の準備。

9:12、やつ号発進。

やつ号は長野県に入り、富士見・原村を通り、茅野に入って10:08ロープウェイ山麓駅に到着。

この日はそれまでの暑さが嘘のように涼しく、皆雨合羽など着込んで歩く仕度をします。

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←やつ号からザックを下ろし準備中。

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←はーちゃん、ストック使って登るのかい?

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←10:30発のロープウェイに乗り込みます。

山麓駅は標高1771m、7分で標高2237mの山頂駅に到着です。

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←まずは記念撮影。

輪になって右手を前に出し「ヘイジツ~、マッスル、マッスル!」を静かにやります。周りは観光客でいっぱいでしたので。

やつ「へ~、小さい声でも出来るのね」

そう言えば今までやつさんのいるときには割と大きな声で「マッスル」をやってましたね。

10:42歩行開始。やつさんが先頭です。

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←まず、縞枯山を目指します。

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←最初のうちは私が最後尾を歩きました。

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←シナノオトギリ

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←縞枯山荘の青い屋根が見えてきました。

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←10:50、縞枯山荘到着。

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←11:00、分岐到着。

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←縞枯への急登です。

本日、一番大変そうなのはAkiさん。はーちゃんをおぶっています。最後尾からAkiさんの近くにまわってカキちゃんとともにAkiさんサポートをいたします。

みん吉もAkiさんを振り返りながら歩いています。

11:25、縞枯山山頂です。

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←記念撮影

山頂には1パーティーだけいました。3人組。そのなかの男性にシャッターを押してもらいました。

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←エネルギー補給や水分補給をして、11:34縞枯山頂をあとにします。

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←登ってきた道を分岐まで戻ります。

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11:55、分岐の少し上の風のないところで腰を下ろし、お昼タイムです。

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←カキちゃんの金沢みやげ「潮」。

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←イグタンは小淵沢で買った弁当。たびままは自分で作ったおにぎりです。

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←「潮」。「お椀に入れ熱湯をそそぐだけで本格的なお吸いもの。
最中の皮のなかから花麩やねぎ、わかめが顔を出し、だしの香りが広がる。」金沢屋HPから。

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←やつさんは釜めしだ。Dsc02775_40

←女史も小淵沢で買った弁当。

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←はーちゃんとの2ショット。

Akiさん手作りのパウンドケーキもいただきました。

12:34休憩終了し、分岐まで下りて今度は北横岳を目指す。

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←ヤマハハコ

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←縞枯山を振り返る。登って下りてきた道が見える。

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←鞍部にロープウェイの山頂駅が見える。

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←13:07、雨池山。

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←ここから少し下ります。

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←登り返しが急登です。手を使って体を持ち上げます。

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←キンコウカ

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←雨池が見えてきます。

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←奥が縞枯山。手前が雨池山。

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←先頭を歩くやつさん。二番手はイグタン。

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←ここらあたりから岩ゴロの道になる。

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←鎖場でやつさんがみん吉をサポート。

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←陽が射してきました。Akiさんにちょっと余裕がなくなってきました。

私「Akiさん、そろそろはーちゃんおぶり隊の出番でしょうか」

Aki「お願いしてもいいでしょうか~」

私「念願のおぶり隊活動が出来ますねぇ」

ここからははーちゃんが私の背中に、私のザックはAkiさんが背負う。

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←はーちゃんはずーっと眠っていました。Dsc02794_35

←足元が少々不安定ですので慎重に歩きます。

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←14:26、三ツ岳に到着です。

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←やつさんにシャッターを押してもらいました。

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←もう少し岩場が続きます。

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←岩場が終わるとホッと一息です。

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←北横岳ヒュッテが見えてきました。

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←15:07、北横岳ヒュッテに到着です。トイレタイム。

女性陣が交替でトイレに行っている間にヒュッテにご挨拶。ご主人がいました。

私「今日は9人で来ました。PONちゃんは今日はお休みなんですよね」

主「はい、今日いらっしゃるって(PONちゃんから)聞いてましたよ」

私「たけぱぱと申します。よろしくお伝えください」

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←やつさんとみん吉の2ショット。

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←イブキジャコウソウDsc02804_40

←シナノオトギリ

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←ミヤマアキノキリンソウ

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←新・三人娘?

ザックをヒュッテ前に置いて北横岳アタックです。

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←南八ヶ岳。一番右側に西岳、その左に編笠が見えています。

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←蓼科山

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←15:29、北横岳頂上に到着です。

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←三角点の上にカメラを置いてセルフで撮影。三角点を撮るのを忘れました。

15:34、頂上をあとにします。

15:41、ヒュッテに戻りザックをピックアップ。あとは下るのみ。

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←縞枯山

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←見事な縞枯現象が。手前にハイマツとシャクナゲ。

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←坪庭に戻ってきました。ここは一般観光客の世界です。

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16:18、山頂駅に到着。16:20発のロープウェイですかさず下ります。

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←背中から下ろしたら目が覚めました。はーちゃん、おぶらせてくれてありがとうね。

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←ロープウェイの窓から蓼科山。

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←山麓駅に着いてさっそくコケモモソフト。

ザックをやつ号に載せて温泉へ向かうわけですが、原村の「生産者直売 たてしな自由農園」に寄って買い物タイム。

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←新鮮な野菜・果物がたくさん並んでいます。

我が家もトウモロコシとリンゴジュースを買いました。

やつ号は「小淵沢スパティオ延命の湯」に到着。

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時間が30分くらいしかなく速攻で入りましたが気持ちのいい温泉でした。

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←風呂から上がり、やつ号に戻ります。

小淵沢駅に戻り、ザックを車から下ろして「ヘイジツ~、マッスル、マッスル!」で締めます。

やつさんと別れ、小淵沢駅で弁当や飲み物を仕入れて8人は中央線各駅停車車中の人となります。

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←各駅停車の旅も、皆でワイワイしゃべりながらだとあっという間ですね。

大月で乗り換え、八王子でAkiファミリーとたびまま・私が降りるとたけちゃん(Aki旦那)がホームにお出迎え。ゆっくり挨拶する暇もなく八高線のベルが鳴るので「じゃ、また~」と言ってたびまま・私は八高線が出る1番線ホームに走っていくのでした。

トウモロコシは皮のまま焼いて食ったら「甘くてウマかった」そうです。

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2008年9月11日 (木)

週刊 日本百名山 第34号

34_2 最新版 日本百名山  第34号 大雪山 トムラウシ

話の都合上、順番を逆にして書かせていただきます。

1988年8月、H副隊長と富良野~十勝~トムラウシ~旭岳、4泊5日のテント&避難小屋泊に出かけた。

出発から十勝岳までの行程は十勝岳の項目でいずれまた。

●トムラウシ・・・美瑛岳への道では間違って道でないところを通って頂上にたどりつく。後ろから歩いてきた人が同じように道でないところを歩いて来ようとするので大声で「違う、こっち、こっち!」と誘導する。美瑛岳でH副隊長にもらったコーヒー牛乳は死ぬほどうまかった。Fh010012_40

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←美瑛岳頂上にて。

このあたりからナキウサギの「ツピッ、ツピッ」という声が聞こえだす。実物も何度も目にする。

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←ナキウサギ

昼飯は鶏雑炊だ。卵混ぜて食ったらそれはご馳走だった。美瑛富士ではエゾコザクラの絨毯。その当時にデジカメがあったならここだけで20枚くらい撮ったかもしれない。

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←美瑛富士頂上にて。

この日は双子池にテントを張る。夕食はカレー。H副隊長はウイスキーのポケット瓶を持ってきている。エビスのあとで少しだけおすそ分けにあずかる。

次の日の朝、朝食はカツ丼だ。この当時はコーヒーでなくて紅茶を飲んでたな。朝飯のあとに砂糖たっぷりの紅茶。至福のひととき。 テントを撤収。少し降っていて雨カッパを着ての出発となった。テントも濡れて重さを増している。しかし、なんだか慣れというか調子が出てきたというか、荷物も少しずつ軽くはなってきているし、ザックもひとりで背負えるようになってきた。小雨の中、軽いアップダウンを繰り返し、二つ沼で昼にする。まだ10時だけど。山菜雑炊、ことわるまでもないが全部レトルトですからね。ナキウサギに励まされ、イワイチョウの大群落に励まされ、三川台には11:50着。もうすぐトムラウシだ。このアイヌ語そのままの山名に「北海道の山!」を感じない人はいないだろう。

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沼のほとりをいくつも通過して14:20、トムラウシ到着。恒例の固い握手だ。30分ほど頂上にて時間を過ごす。

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←トムラウシ頂上にて。

天候も回復してきた。3時間ほど歩くとヒサゴ沼。

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←ヒサゴ沼。この雪でビールを冷やす。Fh030001_40 Fh030002_40

ここの小屋は混んでいそうだったので小屋前にテントを張る。沼の周りは全てナキウサギの住処だ。ずーっと鳴き声がきこえている。思い切り冷やしたビールで乾杯だ。夕食はそうめん。たくさん持っていったつもりだったが、飛ぶように売れた。

翌朝、食べ過ぎたのかどうかお腹の調子が悪い。横になってうなっていると心配したH副隊長が「ここで下りてもいいよ。無理すんな」と声をかけてくれる。私「悪いなー。もうチョット待ってくれないか。たいしたことはないよ」 トイレに何度も行っているうちに回復してきた。2時間半くらいお待たせしてテントを撤収。お茶漬けもほとんど食えなかったのでフラフラだ。しかし、ナキウサギとお花畑に元気づけられ1時間で化雲岳。

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←化雲岳頂上にて。

ここから五色岳にかけてのお花畑もすばらしかった。なにがすごいかというとチマチマしていなくて同じ花がずーっと見渡す限り咲いていたりするのだ。唖然・圧倒という字が浮かぶ。「ヒグマ出没注意」の看板が目立つようになる。

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ラジオの音を大きくする。忠別小屋近くの雪解け水がうまかった。小屋でインスタントラーメンの昼食。このとき食ったラーメンが今まで食ったラーメンの中で一番うまい。こんなラーメンはそうそう食えるもんじゃない。ラーメンで元気回復。忠別岳頂上には13:50到着。

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←忠別岳頂上にて。

今朝の出発遅れで旭岳まで行けるかどうか心配になったがこの調子ならなんとかなりそうだ。なんとか今日中に白雲小屋まで行ってしまおう。今にもヒグマが出そうな道。鳥が飛び立つ「バサバサッ」という音にも飛び上がってしまう。足元には踏みつけそうなくらいにコマクサが咲いている。

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また逢いに来るまで、どうか盗掘されたりしませんように。17:45、白雲小屋に着いた。テントサイトもよさそうだったが、撤収を考えると気が重い。私「テントがいいか、小屋がいいか?」 H副隊長「任せる。どっちでもいい」 小屋泊まりにした。残っている食料はカレーと親子丼。私「どっちにする?」 H副隊長「任せる。どっちでもいい」予想通りの答えである。わかっているならきかなくてもよさそうなものだが、このあたりが「阿吽の呼吸」というヤツである。カレーにした。これで明朝は親子丼に決定だ。明日は6時間ほどの歩き。毎日12時間くらい歩いていたのに比べれば楽勝だ。トイレに行くため小屋の外に出ると、月明かりに浮かぶ山の姿が幻想的だった。「あー、今オイラは山に抱かれて眠ろうとしてるんだなー」と、感傷的になるのでした

●大雪山・・・翌日は雨。小屋泊まりにしておいてよかった。雨の中のテント撤収はツライのだ。5:30出発。6:45白雲岳。8:00北海岳。

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←北海岳頂上にて。

8:50、間宮岳。頂上直下の雪渓を登れば旭岳、9:40到着。ガッチリ握手だ。

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←旭岳頂上にて。

11:10頃、姿見駅に到着。缶ビールとソバで乾杯だ。「お疲れさん!」  

ロープウェイで下り、温泉で5日間の汗とドロを流し風呂上りにまた乾杯。バスで爆睡して、旭川の「松尾ジンギスカン」でまた乾杯。生ビールがンメーのなんの。 ここでH副隊長とお別れ。H副隊長は旭川空港へ。私は網走へ向かう列車に乗るのでありました。(二日後、斜里岳に登るわけです)

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2008年9月10日 (水)

西武ドーム その2

2008年9月9日(火)、大岳山から下りてきて家に帰って風呂に入って昼寝。

たびまま・旅人(小3)と私の三人で16時に家を出て、電車を乗り継いで17:30に西武ドームに到着。

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←西武遊園地駅

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←レオライナー

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←西武ドーム前にて。

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←旅人は「ママ似」です。

窓口で予約番号と引き換えにネットで買ったチケットを受け取る。

旅人は毎年札幌(私の実家)で夏休みを過ごしており、テレビや札幌ドームで日ハムの試合を見ているうちに日ハムファンになった模様です。

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←西武ドーム外野自由席です。

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←日ハムの先発はダルビッシュ。ちなみに西武はヤクルトやドジャースにいたことのある石井一久でした。

18時プレイボール。

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←球場に来たらまず生ビールでしょう。

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←日ハムの攻撃の時には立って応援する旅人。

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←西武の攻撃の時に弁当を食べます。いなり寿司とネギトロ巻をたびままが作って持ってきてくれました。お父ちゃんのつまみとしては枝豆・サラミ・チーズ。ちょっと足りなくてタコヤキを買いました。

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←(かなりピンボケ)背番号1番・森本です。旅人の好きな選手です。

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←旅人の見上げている方向にスコアボードがあります。いわゆる電光掲示板です。

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←外野レフト側の日ハム応援席。

試合は日ハム4番高橋の3ランホームランで日ハムが3点リード。

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←西武の7回ウラの攻撃の前に風船を飛ばします。

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←日ハムリードで余裕の表情です。

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結局、試合はそのまま4対1で日ハムの勝ち。

ダルビッシュがお立ち台に立ちました。

電車を乗り継いで家に帰りつくと夜11時。

明日も学校だよ、旅人君。今夜は興奮して眠れないかな、それともグッスリ眠ったかな・・・

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2008年9月 9日 (火)

西武ドーム

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18時試合開始

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富士山が!(大岳山 今年8回目)

2008年9月9日(火)、朝6:30起床。

いい天気です。

こいつは間違いなくいい天気です。

家に16時までに戻ってこなければなりませんが、大岳山なら行けそうです。

仕度をして家を出たのが7:15。コンビニで朝飯のサンドイッチ・牛乳と昼用におにぎりを買って青梅線の奥多摩行き7:28の電車に乗ります。

御嶽駅でバスに乗り滝本駅まで。平日のこととて乗車は10名くらい。

滝本駅でケーブルの発車まで時間があったので駐車上の端っこにドッカと腰を下ろし、サンドイッチと牛乳の朝食。Dsc03069_40

←駐車場の端っこから見たケーブル滝本駅。

8:21発のケーブルに乗車。6分で御嶽山駅に到着。ここは標高831m。

8:28歩行開始。今日は久々の単独歩行。味気ないといえばそれまでだが、時間は思い切り縮められます。

都心方向は霞んでいます。

(富士山もダメかな~・・・)

みやげ物屋さんも丁度シャッターを開け始めました。

8:43、長尾平。

少し歩いたところに大岳山荘のカートがあり、青いシートがかけてありました。今日は大岳山荘は休業のようです。

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←8:57、あずまやに到着。ちょっと腰を下ろして息を整えます。

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←9:13、芥場峠。小休止。9:18、歩き出す。

9:35、このあたりから大岳山荘が見えてきます。と、その横に富士山が!今の時期は雪がなく、青黒い姿です。

9:39、大岳山荘到着。

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←山荘のテラスから見た富士山。アップです。

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←大岳山荘テラス

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←富士山から左に目を転ずると、奥が丹沢の山並み、手前が生藤山から陣馬に連なる山々。

ここからひと登りで大岳山の頂上です。

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←大岳山の三角点。1266m。9:52着。

誰もいない山頂でしたがおにぎりを食べているうちに単独の男性が一人、女性が一人到着しました。

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←大岳山頂からの富士山。こんなにスッキリ見えたのは久しぶりです。Image112_70

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←アップで

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飽きない眺めですが、ここはまたいつでも来れます。10:15、山頂をあとにします。

10:39、芥場峠。

10:48、あずまや。

11:02、長尾平。

11:14、御嶽山駅に到着。

少し時間があったので御嶽山駅前のテラスを一回り。

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←ボケてしまいましたが、日光白根や男体山も見えていました。

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←これは冬の写真ですね。

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←都心方向。かすんでます。

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←11:21のケーブルで下ります。

バスで御嶽駅へ。

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←御嶽駅ホームから。

12:04の電車で青梅に戻り、家に帰ってきたのは12:30。

風呂に入って昼寝して、旅人(次男)が帰ってきたら西武ドームに野球を見に行きます。

今日は西武VS日ハム、西武は石井(一)、日ハムはダルビッシュが先発予定です。

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2008年9月 8日 (月)

飯盛山へ(本編)。

「家族3人で山に行こうよ」

「金のかからないところじゃないとね。尾瀬に行ってきたばかりだからね」

「じゃあ、18きっぷで行ってバス代のかからないところがいいな」

てなわけで、どこがいいか思案しましたが、いい案が浮かびません。

2日前になって男・澤木にメールしました。

私「山梨で駅から歩ける山で家族3人で行ける山。歩く時間は長くてもOK牧場なんですが・・・」

澤「じゃあ、飯盛山(めしもりやま)なんてどうですか?清里から歩いて野辺山に抜けるコース」

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2008年8月11日(月)、たびまま・たけのこ・私の三人で飯盛山に行ってきました。

18きっぷ使用です。青梅から拝島、拝島から八王子、八王子6:35発の松本行きに乗ります。

これは8月2日に赤岳に行く時に乗った電車と同じですね。

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←日野春で特急に抜かれるため停車。Dsc02669_40

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←先日ポケモンセンターで買ったバナナケースです。

小淵沢に9:01分着。

小海線に乗り換えます。「ハイブリッドカーに乗れるかも」の期待もむなしく、普通のキハ110系です。

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←小海線のキハ110系ディーゼルカー

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←電線がちと邪魔ですが、小淵沢駅から望む南アルプス。

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小淵沢を9:16に発車。高原列車(2両だけですが)は八ヶ岳の麓をゆっくり高度を上げていきます。

甲斐小泉~甲斐大泉と停車していき、9:43清里に到着。

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←清里駅に貼ってあったポスター。新型車両には乗ってみないと気がすまないですね。

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←清里駅前にて。

清里駅で標高1274m。JRの駅で2番目に高い標高の駅である。

「駅前のコンビニかスーパーでおにぎりでも買おう」と駅前をうろうろしましたが、お土産屋さんばかりで適当な店がなく、結局清里駅に戻って釜飯を買いました。

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←清里駅に「おぎのや」が。

10:08、3人で「ヘイジツ~、マッスル、マッスル!」をやって歩き出します。

男・澤木が「駅から登山口までの道がわかりにくい」と言っていたので地図を見ながら歩きます。

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←清里YH。懐かしいです。29年前にH副隊長と赤岳から下りてきてここに宿泊しました。まったく変わっていません。

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←山梨県から長野県南牧村に入っていきます。

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←千ヶ滝に寄っていきます。

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←10:40、千ヶ滝。

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←さぁ、お山に向かいましょう。

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←11:08、登山口。

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←ノアザミ

木の下の道を歩いていきます。家族連れが多いです。

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←11:50。稜線に出ました。休憩します。

看板の通り、ここからたくさんの花が咲いていました。

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←タカネナデシコDsc02694_40

←コオニユリ

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←ハクサンフウロ

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←道は整備されており、とても歩きやすいです。

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←シモツケソウ

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←先頭を歩く方はノリノリです。

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←飯盛山。わかりやすいです。

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←マツムシソウDsc02704_40

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←12:22、飯盛山山頂に到着です。

お腹がすきました。予定よりかなり豪華な昼メシとなったおぎのやの「峠の釜めし」をいただきます。

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←フタを取る前。

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←フタを取ると・・・う~ん、ウマそう。

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←「では、いっただっきま~す」

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←「ちょいと待て。まだ食うな。撮ってから撮ってから」

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←「二人の写真撮ってあげる」「まだ食えねえのか~」

食べ始めたら早いです。山で食べるものはなんでもウマイのに「釜めし」などという豪華な昼飯なのですから。

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←近くにいた4人家族のお父さんにシャッターを押してもらいました。

12:58、飯盛山頂上をあとにします。

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←野辺山駅に向かって歩きます。

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←紫はクガイソウ

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←飯盛山からこちらは、ほとんど人が歩いてませんでした。

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←平沢山、13:15.こちらには三角点がありました。

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←野辺山の「宇宙電波観測所」のパラボラアンテナが見えてきました。

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←13:45、平沢峠。Dsc02720_40

←晴れた日には下に写っている写真のように八ヶ岳が見えるのでしょうが・・・

平沢峠で小休止。

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←シシ岩

道が一旦ゴルフ場に出るので、少しゴルフ場の中をウロウロしてゴルフおじさんたちに注意されたりしながら元の道に戻ったりする場面もありました。

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14:24、山道は終了。ハクサンフウロが里にも咲いていました。

畑の中をテクテクと歩いていきます。

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←14:35、JR最高地点に到着。

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←ここまで来ると一般観光客の世界です。

小海線沿いをブラブラと野辺山駅の方に向かって歩いていくと、列車の音が聞こえます。

「ハイブリッドかもよ」

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清里駅の方からやってきたのは「ハイブリッドカー」でした。

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←ちょっとシャッター押すのが遅かった・・・

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←「こちらに見えますのがハイブリッドカーでございます」

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←キャプションをつけるなら『コスモスとピースな人たち』でしょうか。

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←八ヶ岳は最後までこんな感じで。

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←今度は野辺山駅方面からハイブリッドカーが。

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←『ああ、青春の1ページ』

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←15:10、野辺山駅に到着。JRでは1番標高の高い駅です。

ちなみに「JRで」という枠をはずして「1番標高の高い駅」は中央アルプスの千畳敷駅です。

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←野辺山駅ホームにて。

岳「ハイブリッドカーが来ないかなぁ~」

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←やってきたのはキハ110系でした。

清里まで3人とも爆睡。清里で中央線に乗り換え、甲府で降り、手作り居酒屋「かっぽうぎ」で夕食タイム。

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←「かっぽうぎ」にて。

安くておいしい「かっぽうぎ」。入っていくと店員のおばちゃんが、

「お帰りなさい」

と言って迎えてくれます。

お腹いっぱいになってまたトコトコと中央線各駅停車で帰ります。

飯盛山、なかなか良かったです。

男・澤木、ありがとう!

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2008年9月 7日 (日)

レンゲショウマ&大岳山&飲み放題マグロハマチ食べ放題(本編)。

  2008年8月7日(木)、レンゲショウマを見に御岳山へ、大岳山にも登り、河辺駅前の温泉で汗を流し、小作の「やるき茶屋」で反省会、という企画を実施いたしました。

メンバーは良太郎・のの・たびまま・たけのこ・私の5名です。

言いだしっぺは私。

良太郎さん・ののさんには今回初めてお会いしました。

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8:17に御嶽駅集合。

実は「赤城山に行こう」という話もあったのですが、良太郎さん・ののさんの家から公共交通機関を使って行くのは難しく、代案で御岳・大岳になったという経緯があります。

御嶽駅前に5人が揃ったところでバスに乗り込み、ケーブルの滝本駅まで移動。バスはすいていました。

8:42発のケーブルカーに乗り御嶽山駅まで。6分で標高831mまで上がります。ケーブルもガラガラです。Dsc02603_40

←日の出号

御嶽山駅前にて5人右手を重ね「ヘイジツ~、マッスル、マッスル!」で気合を入れて歩き出します。

と言ってもすぐに「レンゲショウマ群生地」があります。Dsc02604_40

見頃は8月中旬から下旬。まだちょっと早かったです。二分咲きくらい。

ヘボ写真ばかりですが載せておきます。

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←レンゲショウマに混じって「マムシ草」が。

「レンゲショウマ群生地」から少し登ると展望台、9:04。スッキリ晴れていればここから筑波山が見えます。Dsc02615_40

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←「第2群生地」は御嶽神社への階段脇にあります。

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みやげ物屋や宿坊の間を通り、御嶽神社の方に向かいます。

御嶽神社への階段を途中から左に折れます。

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9:25、長尾平。

ここからやっと山道らしくなります。今日は暑い。普通に歩いていても滝のように汗が出ます。

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←水場があります。冷たくてウマイです。Dsc02620_40 Dsc02621_40

ペットボトルに水を汲んで出発。

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←水場から少し歩くとあずまやがあります。9:55、ここで小休止。

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←ののさんと良太郎さん。お一人ずつでの参加。二人とも「人なつこい」気さくな方です。

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←あずまやの裏の川にて。トンボが水の上で上下していました。

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10分ほど休んでから歩きだします。

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←10:26、芥場峠。

ここから少し歩いて大岳山荘の物置のあるあたりから急な道や鎖・鉄の階段が現れます。Dsc02630_40 Dsc02631_40

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←11:04、大岳山荘のテラスに到着。ここは「自己責任」で入ってください。ここからは晴れていれば富士山が見えるのですが・・・

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11:14、大岳山荘テラスをあとにします。

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←大岳神社の狛犬。

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←手を使って体を持ち上げたり、木にすがったりするところがありますが、間もなく山頂です。

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←11:30、大岳山頂に到着です。

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←富士山は見えません。

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我々しかいない静かな頂上でした。帰り際に2パーティー登ってきましたが。

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←シートを広げ、お湯を沸かし、インスタント味噌汁をいただきます。

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←おにぎりがおいしいね。

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←食後のコーヒー。これがまたウマイ。

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←記念撮影。1枚目はマッスルポーズ。

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←2枚目はウィッシュポーズ。

12:14、大岳山頂をあとにします。

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←登って来た道を今度は下っていきます。

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←この橋を渡るとすぐあずまやがあります。

13:15、あずまや着。13:23、あずまや発。

13:51、神社の階段を下り切ったところで締めの「マッスル」。

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←14:09、御嶽山駅に到着。歩行終了。

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←この日は暑かったので良太郎さんとたけのこは氷を買いました。

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←御嶽山駅前の都内や筑波などを見渡せる(今日は筑波は見えないが)テラスで氷を食べる二人。

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←青空号で下ります。

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←後ろ側の運転席に勝手にすわってはしゃいでいるオジサン。

バスで御嶽駅へ。

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←御嶽駅では電車の時間待ちがありました。橋の上からカヌー見物。

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←橋の上から多摩川を見下ろす。北京オリンピックで4位に入賞した竹下百合子選手はここ御岳出身です。

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←御嶽駅ホームから見える黄色いハンカチ。

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←御嶽駅ホームにて。

青梅で電車を乗り継いで、河辺で下車。駅前の「梅の湯」で汗を流します。

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←このビルの5~6階が梅の湯です。

水風呂が超気持ちいい!

青梅線で一駅移動。小作駅前にやるき茶屋があります。16:30から営業しています。

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この日は一人税込み1500円でマグロ・ハマチが食べ放題&飲み放題。

ビールがビンでなく生ジョッキだったのは嬉しいですね。

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←何はともあれカンパーイ!

この日は「ハマチの入荷がなかったのでハマチが終わり次第サーモンになってしまいます」とのことだったが、サーモンも食べたい我々は、

「すみませ~ん。出来ればサーモンも食べたいんですけど・・・」

お兄さんに言ってみたが、「まだハマチがありますので」とのつれない返事。

だが、一回ではあきらめない良太郎さん、

良「あのー、もし出来たらでいいんですが、サーモン食べたいんですけど・・・」

今度は店長さんだったらしく、

店「いいですよ、今お持ちします」

一同「やった、やった。言ってみるもんだね!」

やがて出てきたサーモンを食べたたけのこは「超ラッキー!」「ウマイ!」を連発していました。

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←女性陣はビールは一杯にとどめ、サワー類をたのんでいました。私は日本酒へ。

良太郎さんはお茶漬けを頼んでいました。

山の話題・山仲間のウワサ話などで2時間はあっという間。時間制限が当然あるのです。

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←会計が済んで外に出てみるとまだ19時前。

小作駅の改札に入って解散です。良太郎さん・ののさんは立川方面へ、たけぱぱ家は青梅へ帰ります。

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←向かいのホームに良太郎さんとののさん。

良太郎さんは真面目だけど気さくな紳士。

ののさんはよく笑う明るい女性。

また楽しい仲間が増えました。これだから山登りはやめられないね。

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2008年9月 6日 (土)

巻機山(速報)。

2008年9月5日(金)、巻機山に行ってきました。

18年ぶりの巻機山です。

前回(05年7月)、麓の民宿まで行って泊まり、大雨のため断念しています。

ところが今回はこの青空!

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2008年9月 4日 (木)

週刊 日本百名山 第33号

33 最新版 日本百名山 第33号 阿寒岳 斜里岳

●阿寒岳・・・1975年8月、高校2年生。従兄と二人で二泊三日の道東旅行へ。運動靴で雌阿寒岳へ。テントに二泊。然別湖のテントサイトで大人の宴会に混じって大騒ぎしました。  大学3年の夏に雄阿寒岳・雌阿寒岳。雄阿寒では登りも下りも誰一人会わず。鈴持って行かなかったのでそれはそれは高速登山&下山となりました。

●斜里岳・・・1988年8月。富良野~大雪縦走(H副隊長と)のあと単独で。H副隊長と旭川で別れ、網走まで移動。駅前のビジネスH泊まり。翌日、12:00釧網本線を清里町で下りて、まっすぐの道を登山口に向かって歩く。途中で直角に曲がり13:50に登山口に到着する。10分ほど歩いていると車が横に来て止まり「上まで行くの?」 私「乗せてくれますか?」地元の写真愛好家だそうだ。助かったー。何しろ大荷物でヘタっていたのだ。15分で清岳荘に到着。ジャージ姿の管理人さんにお金を払い、700円の熊鈴を買い、小屋の隅っこに収まる。ビールを飲みながら本を読むが、ビール1本はあっと言う間だ。今日の宿泊客は自分を入れて7人。残っていた湯煎の白ゴハンにお茶漬けでメシをかきこんで寝る。沢の音をききながら心地よい眠りにつく。翌朝4:10シュラフから出る。4:35出発。サブザックにカメラ・水筒・フルーツ缶・雨具・ガイドブックだけ。昨日買った熊鈴もつけて。一人もくもくと歩く。沢沿いの道はだんだん上へあがるにつれて何度も沢を渡り返す。ちょっとした沢登り気分である。小滝も連続、なかなか楽しい道である。だんだん流れが細くなり、ガレ場になって6:30馬の背に出る。6:40斜里岳頂上。オホーツクが見えた。知床の山々の眺めを期待したが、少し見えた程度だった。来た道を戻り、小屋でラーメンを食べてから下りについた。網走からは特急で札幌。札幌から「北斗星」のソロで帰った。初めて乗った北斗星で楽しむ間もなくシャワーを浴びてグッスリと寝てしまった。

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←1988年8月の清岳荘の姿。その後火事で焼け、現在は2005年に建てた新しい清岳荘になっている。Fh020011_40

←たけぱぱ29歳。

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←初めて乗った北斗星。

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2008年9月 2日 (火)

八ヶ岳(赤岳)~ASAKOちゃん壮行会 本編2日目。

八ヶ岳(赤岳)~ASAKOちゃん壮行会 本編1日目。からの続きです。

2008年8月3日(日)、4時頃しゅうさんの、

「たけぱぱさん、起きてください」

の声で目覚める。

1:30頃、トイレに立ったような気がする。またグッスリ眠ったようだ。

荷物を片付け、布団をたたみ、小屋の前に出てみると皆起きて準備を始めている。5時出発予定なので当然だが。

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←大鍋にお湯が沸く。私もこのお湯でカップラーメンの朝食。Dsc02438_40

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←赤岳の稜線と左肩に展望荘の灯りが。

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←女史は自分でお湯を沸かす。朝食は「おこわ」かな。

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←うららファミリーの朝食。朝から凝ってますね。

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朝のすがすがしい空気の中でコーヒーをいただく。薄明るくなってきた。雲ひとつない晴天。八ヶ岳は「アルプスの展望台」である。今日の展望は約束されたようなもんだ。

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←赤岳。写っているテントは「チーム百迷山」の面々のものである。

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←阿弥陀岳に朝日が当たる。一瞬の山の景色の素晴らしさ。

4:35、元さんが到着。前日仕事で23時に相模原の家を車で出発、1時に美濃戸に到着、仮眠。3:15に暗闇の中を出発し、1時間20分でここまで歩いてきた。これで30人全員が揃った。

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←これがいわゆる「モルゲンロート」というやつである。笑いさえ出てくる。

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←画面左、丁度木のてっぺんが右ななめに傾いでるあたりに槍の穂先が見える。

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いつか阿弥陀のてっぺんに立ってみたい。

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←出発前の様子。テントは同じく我々チームのテントである。百さん撮影。

小屋泊組はテントの中に荷物を置かせてもらい、準備完了。20080803_05_05_24s_blog

←出発前に記念撮影。百さん撮影。

5:10、出発。文三郎道を登っていく。

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←クチバシシオガマ

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←ゴゼンタチバナ

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←アキノキリンソウ

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←高度が上がるにつれ、北アルプスも視界に大きく飛び込んでくる。左の槍の穂先と大キレット以外はなかなか同定できないが。

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←行者小屋とテントが見えている。

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←急登の連続。私の前を元さん、その前を主役のASAKOちゃんが歩く。

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←先頭の方を歩いている腕章をした方がサコーさん。「環境省自然公園指導員」の腕章です。

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←立ち止まり、振り返っては北アの山並みを眺める。見飽きない眺めだ。

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←文三郎道にはこのようなハシゴや鎖場がある。以前行者小屋の経営者だった茅野文三郎が作った道である。行者小屋から赤岳・中岳の鞍部にむけてほぼまっすぐ道がつけられている。

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←ミヤマダイコンソウ

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←鞍部に着いた。南アが見える。

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←みんみん(みん吉。小4ですが、この夏に富士山も北岳も登ってしまったツワモノです)

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←八ヶ岳の稜線。いつかこの稜線をじっくりたどってみたい。

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←オツカレヤマさんとすれ違う。ご来光を見に行ってきたようだ。「富士山もバッチリ」とのこと。

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←ミヤマコゴメグサ

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←コマクサ

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←タカネツメクサ

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←権現・編笠の向こうに南アの山並みが。3つほど高いピークが確認できると思うが、左から北岳・甲斐駒・仙丈である。

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←このあたりから団体(我々も30名だが)とすれちがうため、渋滞がおきるようになる。我々も花を撮りながらゆっくり進んでいく。

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←ASAKOちゃんに続き、ぶーちゃんも大阪へ転勤することとなった。9月17日に壮行会の予定である。

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←赤岳に向けて最後の登り。鎖場が続く。Dsc02471_40

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←ミヤマオダマキDsc02473_40

←7:00、稜線に出ると雲海の向こうに富士山が!

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←ズームアップで。

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←チシマギキョウ・タカネニガナ・タカネツメクサ

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←タカネニガナDsc02478_40

←イブキジャコウソウ

そして7:10、赤岳の頂上に到着した。

強い風が吹いており、帽子を押さえながら撮影。Dsc02481_40

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しばらく我々が頂上を占領していたので百さん・元さんから「移動、移動。頂上小屋に移動!」と声がかかる。

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←三角点。赤岳は2899.2m。Dsc02484_30

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←甲武信や金峰。奥秩父の山並み。

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←阿弥陀岳

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←まだまだ撮影大会が続く赤岳山頂を振り返る。

赤岳山頂小屋のテラスに全員が揃う。

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←やつさんが屋根から集合写真を撮ってくれる。やつさんの横に富士山。Syugo_35

←やつさん撮影。Dsc02490_40

←1歳のはーちゃんもASAKOちゃんを祝福。

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←三人娘が並び、siroちゃんからこのあとのスケジュールについて注意が。

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←りっちゃんは自分のしゃべる番が来る前からウルウル。

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←りっちゃんから下山のコースについて注意が。

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←この8月に結婚するASAKOちゃん、おめでとうの拍手。と同時にASAKOちゃん号泣。

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←ASAKOちゃんから「皆さん、ありがとう!」の挨拶。

もちろん、幹事のりっちゃん・siroちゃんにASAKOちゃんからそして皆から「幹事お疲れさん!」の声がかかりました。

7:30、山頂小屋をあとにします。

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←赤岳から北に伸びる八ヶ岳の主稜。赤岳展望荘の向こうが横岳。

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←阿弥陀岳。何度見てもいいなー。登高意欲をそそる山だ。

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←もう一度赤岳を振り返る。向かって右の肩に甲斐駒・仙丈。

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←北アルプス

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←「今日は下りるのがもったいないねー」などと言いながら。本当にもったいない。

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←青い空、白い雲。

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←行者小屋を見下ろす。

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←8:05、赤岳展望荘にて小休止。ここで用を足す人も。

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←足元にはコマクサが。

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←チシマギキョウの群落。Dsc02512_40

←8:15、地蔵尾根分岐。ここから地蔵尾根を下る。

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←地蔵尾根分岐から赤岳を振り返る。

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←急下降が続く。

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←元さんではない。元さんに似た地蔵さんである。

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←何度も何度も赤岳を振り返る。

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←いわゆる「難所」と言われるところには鎖があったり、手すり・ハシゴがあったり。

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←ここにも元さんが・・・いや、地蔵が。

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澤木・サコー・YOSHIKIのお三方は無線で連絡を取り合っている。一番後ろをYOSHIKIさんが歩いているので無線を通して澤木・サコー両名の声が聞こえる。

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9:08、行者小屋に戻る。

ハラが減った。メシだ、メシだ。

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←行者小屋の弁当。おこわ・焼き魚・フルーツ・ウーロン茶。シーチキンは関係ナシ。

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ハラを満たし、テントを撤収し、10:01、美濃戸へ向けて歩き出す。

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下りも南沢を歩く。

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←やや荒れているが通れぬほどではなかった。ただ、増水時には不向きかもしれない。

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←沢を渡る。

やや飽きてきた頃、12:02、美濃戸山荘に到着。

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←美濃戸山荘

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←美濃戸山荘でトマトを買って食う上ミノ・K君・みん吉。

美濃戸まで来ると澤木号・元さん号があるので、澤木号にはASASKOちゃんが、元さん号にも女性が何人か乗り、ザックは「ツー・シーター澤木号」の荷台に乗せてあとの人は空身で歩いていく。

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←美濃戸口に向けて林道を歩く。

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←男・澤木号。

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←荷台にはザックの山。Dsc02537_40

←男・澤木号にはASAKOちゃん乗車。

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←男・澤木号の荷台につかまって楽をするやつさん。私も真似してみたが、手が疲れるのでスグやめた。

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←12:38、美濃戸口に到着。Dsc02540_40

←女史は走っていったと思ったらこの姿。

ここからバスに乗る予定だったが、5台の車に分乗して「もみの湯」に向かう。北岳に向かうAkiファミリーとは美濃戸口で お別れ。

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←「原村八ヶ岳温泉・もみの湯」。標高1200m。

風呂に入り二日間の汗を流す。

無料休憩室に集合。Dsc02542_40

それぞれビール・ジュース・ソフトクリームなど思い思いの飲み物食べ物で乾いた喉を潤す。Dsc02543_40

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←ビール立ち飲みがお似合いのみほさま。

皆が「たけぱぱ、みほさまの立ち飲み姿撮ってきて!」というもんですから・・・

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←やつさんとは8月20日の「北八ッイベント」のお打ち合わせを。

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←ASAKOちゃん、婚約指輪ご開帳。

再び5台の車で小淵沢駅まで。車組とはここでお別れし、駅に残ったのは16名。電車の4人BOXを4つ確保すれば丁度いいね。皆18きっぷで帰ります。

ホリデー快速「ビューやまなし号」は小淵沢始発の2階建て電車。ザックを乗車口に並べると、発車まで約1時間あるので喫茶店で涼む組とホームで飲んだり食べたりする組に分かれました。

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←ホームで飲む人たち。私もこの組ですが。

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←しゅうさんとsiroちゃん。siroちゃんはワインを飲みながらソバを食べてます。

16:16、発車の1分前に2階建て電車が到着。あらかじめザックも二手に分かれて置いてありますので。二つの乗車口から2階の4BOX確保を目指して乗り込みます。

めでたく4BOX確保。

16:17、発車。さっそく酒盛りです。酒は小淵沢で買い足したワイン。残り物の焼酎。たっぷりあります。もちろんつまみもたっぷり。

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しかし、このあと新宿で「壮行会ニ次会」が控えているので私はほどほどにしておきます。

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←17:10頃、女史は召されてしまいました。女史、飛ばしすぎですってば。

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せっかく眺めのいい2階建ての2階席を張り切って確保したのに・・・

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夏の間、休みの日はほとんど山なんですから。お疲れ山。

18:15、八王子でぎんちゃんが降りる。ASAKOちゃんが手ぶりで「九州に来てね」と言うと、ぎんちゃんもわかったうようでうなずいていた。

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←八王子ホームのぎんちゃん。

18:53、新宿駅に到着。ゾロゾロと南口に出て「壮行会ニ次会」会場に向かう。場所はDoCoMoビルの地下「ベトナムガーデン」。

参加者は百迷山・ASAKO・りっちゃん・siro・まりん・味・女史・ぶーちゃん・しゅう・YOSHIKI・ぴく・たけぱぱの赤岳参加者に加え、ニ次会のみ参加のcheb・que・イグタン・信。計16名。chebちゃんがニ次会幹事です。

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ベトナム料理を食べながら、飲み物は飲み放題というコース。

飲まないわけにはいきません。

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←静岡から参加のしゅうさん。この写真、気に入ってくれたようです。

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←ASAKOちゃんと歓談中の信さん。芝田山親方ではありません。

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←向かって左からASAKO・味・まりん。

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←始まってから約2時間が経ち、プレゼンターぶーちゃんからASAKOちゃんへ花束の贈呈です。

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そして、ASAKOちゃんから皆へ挨拶。

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←涙、涙の挨拶です。

次にりっちゃんから。Dsc02587_40 Dsc02588_40

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←りっちゃんの話を涙ながらに・・・

次にsiroちゃん。Dsc02590_40 Dsc02591_40

最後の締めはわれらがオヤビン百迷山さんから。Dsc02592_40

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←花束を持った姿を撮らせてもらいました。

セレモニーが一段落したところで、りっちゃん作詞の「天城越え」の替え歌を皆で歌う。

隠しきれない 移り香が いつしかあさ子に染み付いた~。
誰かに盗(と)られる位なら、落石落として良いですか~?
寝乱れ、行者小屋
地蔵尾根 文三郎尾根
舞い上がり~揺れ落ちて~、
肩の向こうに、あなた~、 赤岳燃えるぅ~。
何がなくてももういいのぉ、ゆらゆら燃える火をくぐり。
あさ子と越えた~い、
やつがぁたぁ~け~!

ニ次会も終了。

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22時頃、皆と別れ、中央線・青梅線を乗り継いで家に帰り着きました。

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ASAKOちゃんは8月14日に入籍。8月31日、式と披露宴。翌日には北九州に旅立ちました。918655048_97

←式と披露宴の合間のASAKOちゃん。後ろはメイクさん。

ASAKOちゃんの壮行会に参加できたことを心から感謝いたします。

みんな、ありがとう!

クリックしてくださると(多分)ASAKOちゃんも喜びます→

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2008年9月 1日 (月)

週刊 日本百名山 第32号

32_2 最新版 日本百名山 第32号 利尻岳 羅臼岳

●利尻岳・・・1975年7月。高校2年生。ワンゲルに残った同学年は私一人。顧問の先生了解の下、正式な部員以外も引きつれて利尻・礼文に行きました。礼文岳は全員で登りましたが、利尻の頂上に登ったのはやはり正式部員だけ。まだまだ静かな利尻頂上ではありました。その後三回登っており、百名山の中では最も数多く登った山ということになります。  直近は2005年9月、H副隊長&H隊員と三人で。コチラを>>

●羅臼岳・・・1974年7月。高校1年生。夏の遠征。岩尾別から三ツ峰・サシルイ・オッカバケ・南岳・知円別・硫黄山まで行って同じコースを羅臼岳まで戻り、羅臼側に下りました。北方領土を望むことはできなかったけど、北キツネを生まれて初めて見ました。

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←向かって右がたけぱぱ15歳。左は顧問の数学の先生。 硫黄岳付近にて。

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