« 週刊 日本百名山 第35号 | トップページ | 槍ヶ岳へ行ってきます。 »

2008年9月20日 (土)

仙丈ヶ岳中止→甲州ブドウ狩りへ(本編)

2008年8月30日(土)、以前からの計画では前日に八王子に集合し、芦安まで車3台に分乗、広河原までバス、そこからピストンで仙丈へ、というものでした。仙丈になる前に甲斐駒のプランもあったな。

ところが、前々日から大雨。前日は広河原行きのバスが運休。これが決め手となり、仙丈行きはあえなく中止となりました。

かと言って家にじっとしている人たちばかりではなく、神保町あたりで山道具屋めぐり&グルメツアーをやろうという人がいたり、「雨でもビアマウントに行こう」という人がいたり、「高尾で芋煮会やろう」という人がいたり・・・

そして元さん号にて「ぶどう狩りツアー」という企画まで飛び出し、私はそちらの企画に乗ることとなりました。

30日(土)、午前8時高尾駅集合でしたが、京王新宿駅で迷った方がいたらしく(名前は怖くて明かせません)、若干遅れて高尾駅北口に5名が集合。

メンバーは元さん・お~!やま~!(女史)・まりん・みほ・私、の5名です。

お天気は曇り。夕方は雨の予報です。

元さん号は勝沼へ向かいます。

車中では、ききたかった「まりんさま・みほさまの白馬岳のお話」をあれやこれやと・・・

元さん号がまず向かったのは「勝沼トンネルワインカーヴ」(旧深沢トンネル)

Dsc02873_35 Dsc02874_35

←ワインカーヴ内。一つのユニットにワインが300本入ります。トンネル内は年間温度6~14度。湿度も45~65%と、ワインの熟成に最適な状態になっています。それぞれのユニットは「個人オーナー」が所有しており、月に保管料2500円を払えば誰でも個人オーナーになれるそうです。

Dsc02875_35

ワインカーヴは入口しか見学できません。

ワインカーヴに向かいあって「大日影トンネル遊歩道」の入口がぽっかりと口をあけています。

Dsc02876_35

←大日影トンネルDsc02872_35 Dsc02877_35

Dsc02878_40_2

Dsc02879_40

←レンガ造りのトンネル内には今でも煤がこびりついています。蒸気機関車が走っていたのは昭和6年までなのですが。

その後電化され、平成9年まで実際に使用されていたトンネルです。

Dsc02880_40

←オニグルミ。元さん解説員による。

次に元さん号で向かったのは「マンズワイン」。

少し待てば解説付きで案内するとのことだったが、ゾロゾロと歩くよりはゆっくり勝手に見たいので名前だけ書いて「自由見学」をさせてもらう。

Dsc02881_40 Dsc02882_40

←一応見てはいるが心は「次のお部屋」に・・・

Dsc02883_40 Dsc02884_40 Dsc02885_35

←そしてお待ちかね、「次のお部屋」。

私も20種類くらいは飲んでみたと思います。

Dsc02886_40 

←みほさん・女史はワインお買い上げ。元さんは運転のため飲めず。まりんさまはもともと大量には飲めない人。

飲むだけ飲んで買わなかったのは私だけのようです。

ここで山梨は身延在住「男・澤木」に「勝沼に5人で来てるよ~、まりんさまが呼んでるよ~」とメールを入れておきました。

Dsc02888_35

次に「ハーブ園」に寄ってみました。

Dsc02889_40 Dsc02891_40

Dsc02892_40

←何を願うか、女性三名。

Dsc02890_40

←この方は「浴びるほど飲めますように」とでもお願いしたのかも・・・

Dsc02893_40 Dsc02894_40

言ってみれば「ハーブと庭園を目玉にしたお土産屋さん」のような商業施設でしょうか。

Dsc02895_40 Dsc02896_40_2

←庭園を一周してみます。

Dsc02897_40

←誰が言ったか、「この足は百オヤビンの足に似ているね」

次に本日のメインイベント「ぶどう狩り」です。

とある観光ブドウ園に元さん号が入っていきます。「おいでおいで」をしているブドウ園が多いのですが、ここはそういう係りがいなくてもやっていけるのかどうか、全く自然体で営業していました。

我々が申し込んだのは「巨峰食べ放題、40分、1300円」ということで、他三組くらいのお客さんと一緒にカゴとハサミを渡されて5分くらい歩いて巨峰が生っている畑に移動します。

一本のブドウの木が大きく枝を張り出して、一つの畑の区画をなしており、その枝の下、区画の真ん中に長テーブルが置いてあり、そこにカゴなど置き、それぞれハサミを持ってよさそうな房を捜して切ってきてテーブルに持ち寄って食べ始めます。

Dsc02898_40 Dsc02899_40

Dsc02900_40 

Dsc02901_40  Dsc02902_35

Dsc02903_40

←みほさま、1房しか食べられず。

Dsc02904_40

←まりんさま、い、一体このポーズは・・・。まりんさまは2房。

Dsc02905_40

←元さん、2房。

Dsc02906_40

←女史、2房。がんばります。

私も1房でダウン。おいしいので最初はいくらでも食べられそうだったのですが、食べ過ぎて気持ちが悪くなっても困るので。

Dsc02907_40 ハラいっぱいになったところでまたプラプラと歩いて戻ります。

←途中で元さん、ムカゴの実をみつける。

観光ぶどう園の受けつけにハサミやカゴを返しに行くと、「ぶどうジュースがついてますので、あちらのお席でご自由にどうぞ~」とのことですので、そちらのお席へ。

Dsc02908_40 Dsc02909_40

←冷たいジュースで、まったり。

次に元さん号が向かったのは「大瀧山不動尊」。

Dsc02910_40

元「腹ごなしにちょっくら歩いて来よう」

Dsc02911_40Dsc02912_40 

←不動尊への階段。

Dsc02914_40 Dscn2612_60

←昨日・一昨日と雨でしたので普段はちょろちょろの滝が「立派な滝」に。

Dsc02915_40

←今回のメンバー5名です。

元「もうちょっと上まで行ってみようよ」

Dsc02916_30

←男滝。ここまで行って下ることにします。

Dsc02917_40 Dsc02918_40

←この地点のすぐ上で女史がスリップして危うく左の沢に落ちるところでしたが、トラロープにつかまっていたおかげでセーフでした。

(もう少しだったのに・・・)

女滝や展望台を廻って車に戻ろうということになりました。

Dsc02919_40

←女滝

Dsc02920_40 Dsc02921_40 Dsc02922_40

←ヤマホトトギスDsc02923_40

←展望台へ。

Dsc02924_40 Dsc02925_40

←展望台でしばし休憩。

Dsc02926_40

←甲府盆地を見下ろす。

Dsc02927_40

展望台から下る途中、少し雨が降ってきたが、間もなくやんだようだ。Dsc02928_40

さて、お次は温泉。「ぶどうの丘 天空の湯」に向かう。

Dsc02929_40

Dsc02930_35

土曜日のこととて、風呂場は混んでいたが、ここの露天風呂からの眺めはいいですね~。南アの姿は見えなかったが、甲府盆地を見下ろしながらゆったりと時を過ごす。

風呂から上がると「男・澤木」からメールが来ており、

澤「まりんさまがお呼びとあっては行かざるをえませんね。今からそちらに向かいます」

Dsc02931_40

←女性陣が風呂から上がるのを待っているうちに外は土砂降りに。

ラウンジ(食堂)に集合し、元さんは飲めないがビールで乾杯だ。Dsc02932_40

←適度に注文、適度に持ち込み。まりんさま作の「ルバーブジャム」も写っていますね。

Dsc02933_40 

←女史が手にしているのはまりんさまがお作りになったパウンドケーキ。

そうこうしているうちに男・澤木が到着した。「思い切り山に登る予定」がこの雨のため「家でおとなしく」していたらしい。

男・澤木は風呂に向かい、反省会は続く。

Dsc02934_40

←風呂から上がってきた男・澤木。運転のためブドウジュース。元さんは水。私は赤ワイン。

みほさまは地図を広げ、次回以降の山行の相談。槍と穂高を狙っていらっしゃるようです。

Dsc02935_40

←白ワインを飲み始めたみほさま。女史は赤ワインを。

男・澤木は途中で帰りましたが、あとの5人は「また夜景でも見てから帰ろうか」と、18:30頃までラウンジで過ごしました。

Dsc02936_30

←ボケてますが、ぶどうの丘からの夜景。

Dsc02941_40

←やんちゃなまりんさま。

元さん号に戻ろうとすると噴水の真ん中に怪しく光るお尻。 Dsc02942_40 Dscn2649_60

←勢いでこんな写真を撮りましたが、このメンバーの様子をよく表わした「いい写真」だと思います。

Dsc02943_40

←かえる途中で閉まりかけのお店に立ち寄ってお土産にぶどうを買う。

ガソリン代・高速代を清算し、高尾駅で解散。Dsc02944_40

南アルプスには行けませんでしたが、楽しい一日となりました。

クリックしてくださると赤パンの女史も喜びます→人気blogランキングへ

|

« 週刊 日本百名山 第35号 | トップページ | 槍ヶ岳へ行ってきます。 »

コメント

はいはい、京王新宿駅で迷ったまりん様でございます
前日、仙丈ヶ岳が中止になり、会議が長引いてヘロヘロで帰宅したところ、ぶどう狩りメンバーに入っておりました(笑)
元さん号は快適で、こんなに楽して良いのだろうかぁ~と思いつつ、1日たっぷり満喫しましたです
山に登らないとなると、途端にヘタレ、大滝不動尊の階段がつらかったなぁ~。

投稿: まりん | 2008年9月20日 (土) 14時03分

まりんさま、
「階段がつらかった」ですと~~~!
お山修行の成果はいったいどうしちゃったんでしょうか?
ルバーブジャムにパウンドケーキご馳走様でした。
仙丈に行けなかったのは残念でしたが、楽しい一日でしたね。
これも全て元さんのおかげですねっ!

投稿: たけぱぱ | 2008年9月20日 (土) 16時27分

はいはい、「浴びるほど飲めますように」と壷にお願いをし、大滝で落ちかけたけぱぱさんにミンチにされそうになったお〜!やま〜!でございます。
美味しい巨峰を見るのも嫌になるほど食べ、腹ごなしに歩き、天空の湯で展望と温泉をを楽しみ、の大人の遠足良かったですね〜。
男・澤木にも会えたのはまりん様のおかげかしら?
まりん様、ルバーブジャム・キャラメルケーキ・赤パンありがとう!
そして元さん、勝沼ツアーのお誘いと運転ありがとう!
たけぱぱさん、みほ様、また遊ぼうね!

投稿: お〜!やま〜! | 2008年9月20日 (土) 20時22分

女史、
トラロープに助けられましたね。チェッ、もう少しでミンチだったのにぃ・・・
楽しい「大人の遠足」でしたね。
全く元さんのおかげです。
いつの間にかメンバーが決まっていたのは「某ウワバミ&ヤマタノオロチ女史」のおかげと感謝しております。
みほさま、穂高も行きたいっすね~
男・澤木、駆けつけてきてくれてありがとう!
まりんさまに呼ばれて来ないわけにはいかないですもんね~

投稿: たけぱぱ | 2008年9月20日 (土) 21時18分

こんばんヌン☆
ちーちゃんのBBSへ書き込みありがとうございます
今、気付きましたσ(^_^;)アセアセ...
訪問が大分遅れてしまってごめんなさ~い

投稿: ベリエ | 2008年9月20日 (土) 23時34分

ベリエさん、
コメントありがとうございます。
掲示板に「あんな写真」載せちゃってすみませんね。
今日はこれから夜行バスに乗って上高地に向かい、あさって朝一番で槍ヶ岳に登頂予定です。
なんとか頑張って登りたいです。

投稿: たけぱぱ | 2008年9月21日 (日) 14時10分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 仙丈ヶ岳中止→甲州ブドウ狩りへ(本編):

« 週刊 日本百名山 第35号 | トップページ | 槍ヶ岳へ行ってきます。 »