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2008年11月 3日 (月)

常念岳・蝶ヶ岳(本編その2)

「常念岳・蝶ヶ岳(本編その1)」から続く>>

2008年10月12日(日)、5:20頃蝶ヶ岳ヒュッテで目覚める。

H隊員はすでに布団にいない。ご来光でも見に行ったか。

そう言えば夢うつつの中だが朝食のアナウンスがあった。

が、我々は朝食は頼んでいないのでまだ寝ていてもいいのだ。

かじゅさんは布団に深々とくるまり、まだ起きる気配がない。

カメラを持って外に出てみる。ライトダウンを一枚羽織れば充分な程度の寒さだ。すでに何人もの人がカメラを構えている。

まず目に飛び込んでくるのは槍と穂高の姿だ。Dsc03545_40

←槍はいつでも一番目立つ。

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←目を左に移すと穂高の姿が。

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←奥から御嶽山、乗鞍、前穂の左肩の茶色が焼岳。

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←東に目をやると雲海に浮かぶ八ヶ岳連峰、富士山、南アルプス。

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←真ん中に浮かぶのが浅間。その左は四阿山。

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←常念。昨日たどった稜線が見える。

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←富士をアップで。

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←5:48、美しヶ原の左手から太陽が頭を出す。

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←少しアップで。雲海から昇る太陽。

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←一旦、見え出すと早い早い。

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←槍に視線を向けると空の色が紫だった。

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←太陽が昇りきった。

すると、槍・穂高がオレンジ色に染まる。

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穂高に向かって右に左に手を振っているおじさんがいた。自分の影が穂高に写るのではないかと思ったのだろう。ちょっと恥ずかしそうな顔をしていたが、周りに誰もいなければ自分もやってみたかもしれない。

小屋に戻る。よく寝ていたかじゅさんだが、H隊員がご来光の時間に間に合うように起こしたようだった。

小屋の玄関を入ってすぐのところに自炊用テーブルがあり、三人横に並んでそれぞれにお湯を沸かし、ヤキソバやらカップ麺などを食べる。私はインスタントの味噌汁でまだ残っていたオニギリを食べる。そしてモーニングコーヒーをいただく。至福のひと時。

ザックを整理して登山靴を履く。

(今日もよろしく頼むよ!)

登山靴に話し掛けているのである。

外に出てみると青い空に映える穂高!

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←穂高をバックに。

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←そしてまた槍と槍沢に目が行く。何度見ても見飽きない・・・

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←奥から御嶽山・乗鞍・焼岳。乗鞍の手前に見えているのは霞沢岳か。

7:05、本日の歩行開始。

蝶ヶ岳頂上にはすぐに到着。7:15。

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←40代くらいのカップルに撮ってもらった。

ヒュッテ前でもたくさん写真をとったが、ここでもまた撮影大会が始まる。

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←槍をバックにかじゅさんに撮ってもらう。

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←蝶ヶ岳ヒュッテを振り返る。

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←バシバシ写真を撮るかじゅさん。

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←常念・大天井をバックに。右に先ほどシャッターを押していただいたカップルが写っている。

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7:25、蝶ヶ岳頂上をあとにする。

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←正面に穂高を見ながら下っていく。

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←奥から御嶽山・乗鞍・焼岳。

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←このあたりでH隊員が前を歩いていたカップルに「三股はこっちでいいんですよね?」と訊く。

カップル「こっちは横尾に行く道ですよ」

地図を取り出すH隊員。

H「間違った。こっちじゃない。戻ろう」

かじゅ「Hさんが我々に試練を与えてくれたんですよ」

私「三人ともこっちでいいと思っちゃったんだから仕方ないよね。H隊員が穂高を眺める『お散歩』に連れて行ってくれたと言うことだよ」

かじゅ「さすがはHさんですね!」

そんなやりとりをしながら蝶ヶ岳頂上に戻り三股に下りる道を探していると、ヒュッテから歩いてくる途中に分かれ道らしい標識を見つけた。

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←この標識を見逃していた。

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←コースタイムのメモをとるH隊員。

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←今日も快調に飛ばすH隊員。かじゅさんも元気だ。

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←遠くに見えているのは焼・火打・妙高であろうか。

昨日も蝶槍への登りあたりから右膝が痛み出したが、今日も下るにつれて痛み出してきた。ペースが上がらず、H・かじゅのお二人が時々休んで待っていてくれる。

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←樹林帯に入る。散り敷いた落葉を踏んで下っていく。

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←常念。槍を眺める展望台としてもベストの位置にある。

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←8:30、蝶沢。

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←8:48、標高2000m地点。

8:55、かじゅさんの山の師匠「べっちさん」に出会う。

かじゅさん「今日ここを登ってくるハズなんで、会えると思っていました」Dsc03590_40_2

←べっちさんとかじゅさん。

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←9:05、まめうち平。小休止。おにぎりがまだ一個残っていたので食べる。

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←常念。昨日はあそこを歩いたんだな。

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←9:53、力水。すくって飲む。こちらから登っていく人には「チカラ」になるのだろうな。

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道も平らになり、ゴールが近いことを予感させる。

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←10:00、吊り橋。ここの紅葉がきれいだった。

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←10:13、三股に戻ってきた。ぐるり一周である。

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←10:25、駐車場に到着。

「ファイト~、マッスル、マッスル!」で締める。

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←H隊員号

H隊員号に放り込んでおいただけのテントをたたみ、荷物をザックに整理して詰め、温泉に向かう。かじゅさんが蝶ヶ岳ヒュッテで割引券をもらってくれた「ほりでーゆ~四季の郷」の入浴料が500円のところ400円で。

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←「ほりでーゆ~四季の郷」は午前中からかなりの人出だった。

風呂から上がり、H隊員が家族への土産を選んでいる間にかじゅさんとエビスで乾杯だ。

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H隊員も加わり再度乾杯。H隊員はジュースだが。

この連休、仲間もそれぞれ山に入っていたようだ。上ミノ(まさとし)率いる「女性4人組」が鹿島槍へ。ギンちゃんも鹿島槍へ。男・澤木は日帰り鹿島槍で皆をおどろかせたらしい。フーさんも常念・蝶にいたらしい。

「高いお山」は今年これで終わりかな・・・あとは低山徘徊をしたりして来年のハイ・シーズンまでおとなしくしていよう。

H隊員号は豊科から高速に上がり、八ヶ岳・南ア・富士山など眺めながら東京方面に戻っていく。

かじゅさん、H隊員号で飲んだ缶チュウハイもうまかったね!

青梅線小作の駅で解散。我が家から近いところでありがたかった。

明るいうちに家に帰ってきたので家族は皆ビックリしていた。

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コメント

雲海に浮かぶ山々が素晴らしいですね。
そして朝日に光る山々も素晴らしいですね。
山の上で宿泊するとこの感動がたまりませんね。でもなかなかこの光景には会えないですね。羨ましい限りです。

投稿: えいじ | 2008年11月 3日 (月) 12時02分

お疲れ山。
いい山だったね~
カメラがいいときれいな写真で羨ましいよ。
頂上から下山路を一瞬間違えたのは、穂高をよく見るためにだったのさ・・・
ということでご愛嬌
高い山は今年はもう終わりだけど、また来年もヨロシク

投稿: H隊員 | 2008年11月 3日 (月) 12時48分

とっても美しい眺めだわー
たけぱぱ、お久しぶりです。

たけブヒの写真もH隊員さんの写真も素晴らしいので目に焼きついています

投稿: はっしー | 2008年11月 4日 (火) 12時43分

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