大菩薩嶺へ。今年2回目。
大菩薩には今年(2008年)5月17日に登りました。10人のワイワイ山行です。その話はコチラを>>
そろそろまたそんなワイワイ山行をやりたいな。
もう紅葉は終わっているかなとは思いましたが、富士山も見たいし日帰りで行ける百名山だし・・・
というわけで「10月30日(木)大菩薩に行きませんか」と呼びかけて集まったのが私を含めて6名。
まっするさん(今年7月木曽駒で同行)・亜矢子さん・mさん・良太郎さん(今年8月大岳山で同行)・Whole Lotta Loveさん・私の6名。男女3人ずつです。
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2008年10月30日(木)、おにぎりを三個作ってもらい6:15に家を出ます。
青梅駅前のコンビニでペットのお茶を買い、6:30発の立川行き電車に乗ります。中央線で高尾へ。高尾で小淵沢行きに乗り換えると最後尾車両に良太郎さんとWhole Lotta Loveさん(以降Lottaさん)が乗っていました。このお二人は知り合い同士です。
Lottaさんと私は初対面なのでご挨拶。
私「たけぱぱです」
Lotta「長くてわけのわからない名前です。よろしくお願いします」
まっするさんが真ん中あたりの車両に乗っているようだったが、「塩山到着までおやすみなさい」との連絡があった。
良太郎さんは明るい性格の青年である。今年8月の大岳山の時には「転職のため就職活動中」だったが、11月からの就職も決まり、「平日に参加できるのはこれが最後かもしれません」とのこと。
やがてまっするさんも塩山到着よりかなり前に最後尾車両に現れ、初対面のお二人と挨拶をかわす。
電車は8:48塩山に到着。集合場所の北口公衆トイレ前に行ってみるがまだ誰もいない。
私「あと二人来るハズですのでトイレ行ったりして待ってましょう」
そうこうするうちにmさん登場。小柄な目のパッチリしたお嬢さん。
そして亜矢子さんが最後に登場。スラっとしたお姉さまである。
6人輪になり、私から今日の予定コースの説明のあと、自己紹介。
三人ずつ2台のタクシーに分乗し、上日川峠を目指す。前の車に良太郎・Lotta・まっする、後ろの車に亜矢子・m・私。
運転手さん曰く「今年の紅葉はよくないねぇ。落葉松がもっと黄色くなるんですよ。今年は緑色が残っちゃってますね」
タクシーで塩山~上日川峠は5120円だった。30分弱。一人当たり1700円徴収する。
←上日川峠のロッジ長兵衛。
靴紐を締めなおし、恥ずかしがっている人もいたが「ファイト~、マッスル、マッスル!」で気合を入れて、9:33歩行開始。
←まずは福ちゃん荘まで歩く。
←先頭は良太郎さんにお願いした。二番目以降は成り行きに任せたが、mさん・まっするさん・亜矢子さん・私・Lottaさんの順で歩く。
←赤い葉はやはり目を引く。
←昔ながらの日本の秋は紅葉ではなく「黄葉」だと思っている。
←福ちゃん荘に着く手前にマユミの木があった。ピンクの実が生っている。(福ちゃん荘のおかみさんに「あのピンクの実が生っている木は?」ときいたのだが)
←9:56、福ちゃん荘。
←小休止。何か売っていればそれは気になる。
←福ちゃん荘前にもマユミの木が。
←まず大菩薩峠(介山荘)を目指し、大菩薩嶺に行き、唐松尾根を下りてくる予定である。
←富士見山荘。半ばあきらめてはいたが、やはりここからの富士山は見えなかった。
←一番後ろにさせてもらい、5名を撮る。ブログのことを考えるとこの方が歩きやすい(後で書きやすい)。
このあたりで亜矢子さんが「私、歌っていいですか?」と言うので、皆「どうぞ、どうぞ。遠慮なく」
亜矢子さんは一番後ろに行って「アメイジング・グレイス」を歌い出した。
紅葉を愛でつつ「アメイジング・グレイス」。
なんとも不思議な世界になってきた。これはこれでいいんじゃなかろうか。話したい人は勝手に富士山に6回登った話やら屋久島の話やら勝手に話している。
←間もなく介山荘。
10:40、大菩薩峠(介山荘)に到着。
←介山荘でバッジを求めるLottaさん。
←ここで長めの休憩。実は私が朝飯を食っていなかったのである。オニギリを一個食べる。ピンクのスウェットの亜矢子さんが稜線で歌っている。
ブツブツと「うるせぇなー」と言って通っていくオヤジがいたと思ったら、通りすがりに亜矢子さんに文句を言ったらしい。山頂ではないし、峠からも離れていたし、全く無粋なオヤジだと思うのだが亜矢子さんは「怒られちゃった~」と言って戻ってきた。
←三脚で6人記念撮影。
10:56、大菩薩峠(介山荘)発。
←少し歩くと大菩薩湖(上日川ダム)が見える。10年ちょっと前に出来た人造湖だがやはり眺めてしまう。
←このあたりの稜線は高山の雰囲気が漂い、大菩薩を歩く中で一番好きなところである。
←振り返ると介山荘が。
←下界を見下ろす5名。なんだか「青春グラフィティ」みたいじゃありませんか。
←落葉松の黄色に日の光が当たっています。
←この稜線、歩きたくなりませんか?
←賽の河原。旧大菩薩峠。
←ここからの紅葉が一番よかったかな。
←標高2000m地点。現在は「甲州市」である。
また樹林帯に戻ったと思う頃、大菩薩嶺山頂に着く。11:39。
良太郎さん&Lottaさんにカップを貸してもらい私が持ってきた発泡酒で少ししかないけど皆で乾杯。
←こういうところでは立って輪になって乾杯しないとね。
←乾杯のあとは各自お昼。お湯を沸かしたり、おにぎりを頬張ったり。
Lottaさんは料理の趣味があるらしい。リゾットを作っていた。うまそうだった。
デザートタイムになり、亜矢子さんがマシュマロを配る。二個ずつ食ったあと、誰かが「焼きマシュマロってうまいよね」って言ったが早いか、Lottaさんがバーナーに火をつけた。
←割り箸にマシュマロを刺してあぶる人たち。
「アイスクリームのようでおいしい」という評判でした。
甘いものがそれほど得意でない私にはその良さがわかりませんが。
←三脚で記念撮影。
12:32、頂上をあとにする。
←雷岩から唐松尾根を下る。
←大菩薩湖はやはり撮影ポイント。
←「秋の日溜まりハイク」という感じです。
13:19、福ちゃん荘。
良太郎「たけぱぱさん、お汁粉食う時間ありますか?」
私「どうぞ、どうぞ」
←お汁粉とキノコ汁。
←良太郎さんはお汁粉。mさん・Lottaさんはキノコ汁。
mさんはお汁粉を頼んだのだがキノコ汁が出てきてしまったようだ。
m「迷っていたのでキノコ汁でもいいです」
←mさん、ブランコが似合いすぎます。
13:39、福ちゃん荘出発。
←14:00、上日川峠。
私「今日はここからが長いですからね。温泉まで2時間近く歩きますよ」
←山道を裂石までたどる。
←マムシ草
←谷の向こうの山肌がキレイに紅葉していた。
←ムラサキシキブ
←Lottaさんは先頭で時々走っていました。写ってません。
←15時頃、ここで山道歩きはほぼ終了。小休止。
一度、河原を歩くところがありますが、アスファルト道を温泉まで下っていきます。
←みんなのバックに今日歩いた稜線が写っています。
←塩山駅からバスが入るのはここまでです。
←15:48、「大菩薩の湯」に到着。
私「バスがこの建物の前から出るのが17:13です。風呂から上がったら休憩室に来てください。ゆっくり入ってもいいですが遅くてもバスには間に合うように行動してください」
露天にゆっくり浸かり、風呂からあがって休憩室に行ってみるとまだ誰もいない。缶ビールとつまみを買って一人飲み始める。
やがて良太郎さんが上がってきた。牛乳と肉まんだ。あまり飲めないらしい。
次にmさん。生ビール(小)。
Lottaさん。生ビール(中)。
亜矢子さんは飲めない。
まっするさんは飲めるハズだが、ここではコーヒー牛乳。
Lottaさんは「料理人」らしく地場野菜を買い込んで、「来たきたときよりも重くなったよ」と言って、買った野菜をうれしそうにザックにしまっていた。そしてもう一杯生中を飲んでいた。札幌の出身だそうだ。私と同じである。
良太郎さんはバスの時間を心配して早めに立ち上がろうとするが、他の5人は落ち着いたもので、「建物のまん前から出るんだから大丈夫だよ」と、5分前まで立ち上がらなかった。
靴を履いて建物の前のバス停に立つと塩山市街の夜景がキレイだった。
やがてバスが来て乗ろうとすると運転手さんが、
「これは上に行くやつ。塩山行きはこのあとすぐ来るから」
確かに行き先に「大菩薩登山口」と書いてあった。
間もなくやってきた「塩山駅」と行き先を掲げたバスの後ろに6人が陣取り、勝手なことを言いながら塩山駅まで。
塩山駅では皆お腹がすいているのでコンビニを探したが見当たらない。
仕方なく「NEW DAYS」でつまみやら酒などをそれぞれ仕入れて17:53発の各駅停車に乗り込む。
3人ずつに分かれて「車中反省会」の始まりだ。
←コチラの三人が何を話していたのか全くわからない。
←コチラの三人(私含む)は鉄話(テツバナシ)で大いに盛り上がった。まっするさん・mさん、大宮企画実現させましょうね。
高尾で亜矢子さん・mさん・私は走って東京行きに乗り換え。あとのお三方は高尾で軽く御飯を食べたようだ。
(しまった。締めのマッスルできなかった・・・)
立川で一人になり、手元にワンカップが一本残っていたので青梅線のはじっこの車両でちびちびと立ち飲みしながら青梅まで帰りました。
新しい仲間が三人出来てホントにうれしかったっす。
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コメント
私が行った時には、紅葉にはまだ早かったので、うらやましいです。亜矢子さんの歌、聴いてみたかったなぁ。
投稿: フータン | 2008年11月 7日 (金) 07時13分
山仲間の輪が広がり、好天にも恵まれいい山行で何よりでしたね。
なんだか、3回ほど計画を立てるも、まだ1度もいっていないお山。
だいぼさつちゃん私を避けてる???
いいなぁ。いっしょに行って見たかったなぁ。実は生マッスル未経験者でございます。それに、飲み足りなかったんじゃないの?ああ、益々行きたかったデス!!
投稿: まさとし | 2008年11月 7日 (金) 18時54分
楽しさが伝わってくる内容ですよ
裏山C
投稿: 元 | 2008年11月 7日 (金) 20時04分
たけぱぱさん・・・
この所、フットワーク、最高ですね~
良い仲間が加わりました???
投稿: やまとそば | 2008年11月 8日 (土) 01時47分
乙でした。
楽しそうだけど、良太郎さんのお汁粉食べてる姿が凄く想像出来ます。
亜矢子さんのうた、聴いてみたかったなぁ。
まさとしさん
赤岳で生マッスルやってますよ!
投稿: お〜!やま〜! | 2008年11月 8日 (土) 10時11分
フータン、
紅葉の見頃はその年によって違いますのでなかなか難しいですね。
その点、最近はネットで情報が得られるからまだいいですけれど。
亜矢子さんの歌を聴きながら歩く山登りはまた「別世界」ですよ。
投稿: たけぱぱ | 2008年11月10日 (月) 07時57分
まさとし、
初めてお会いしたメンバーでも一緒に山を歩けばもうそれだけで友達になれる。
不思議だねぇ。
もともと山が好きな人ばかり集まるのだから当たり前と言えば当たり前なのか。
「生マッスル」はそのうちお目にかけましょうぞ。
大菩薩は来年も何度か登ると思いますよ。
またご一緒に〜
投稿: たけぱぱ | 2008年11月10日 (月) 09時16分
元さん、
このくらいの人数がちょうどいいですね。
寒い季節の間は低い山をこのくらいの人数で歩いていけばいいのかなーと思っています。
投稿: たけぱぱ | 2008年11月10日 (月) 15時03分
やまとそばさん、
今月は今のところ休みは全部山の予定です。
新しい仲間が出来るのは嬉しいですね。
寒い季節は低山歩きで頑張っていきたいと思います。
投稿: たけぱぱ | 2008年11月10日 (月) 15時11分
お〜!やま〜!さん、
良太郎さん・Lottaさん・mさん、三人それぞれおいしそうに食べていましたよ。
まさとしは赤岳の時は後発組だから出発の時のマッスルは見てないと思いますよ。
投稿: たけぱぱ | 2008年11月10日 (月) 17時28分