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2008年12月13日 (土)

週刊 日本百名山 第47号

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最新版 日本百名山 第47号 石鎚山 剣山

●石鎚山・・・2005年10月12日、花坂(H副隊長)の自宅を出てバスで新大阪から伊丹空港。空路松山へ。松山空港へ降りるまで瀬戸内海の島々を見飽きることがなかった。バスで松山駅へ。JRで伊予西条。特急「しおかぜ」にはアンバンマンの絵が描いてあった。バスで石鎚山ロープウェイ駅へ。ロープウェイで標高1280mの「山頂成就駅」へ。ここでJRに乗っているときに花坂にメールで問い合わせた「石鎚神社頂上山荘」に電話して宿泊を予約する。歩き出す前に食堂でウドンを食っていたら「マツケン再婚」のニュースがTVから流れていた。雨こそ落ちていないが、ガスの中を歩く。八丁坂は緩やかな下り。下りきるとあとは整備されたコースの登り。601n0042 一瞬、雲の切れ間から頂上が顔をのぞかせた。やがて「試しの鎖」が現れる。試してみたが大変に疲れるし時間もかかるので、以降の鎖はパスして普通の道を歩いた。14:30、神社と山小屋のある弥山に到着。ザックを置いて、カメラだけ持ち、天狗岳1982mに向かう。両側が切れ落ち、慎重を要する。14:45、天狗岳到着。今日は握手する人がいないので自分の右手と左手で握手だ。Dscf0767_40携帯の電波が通じる。両H君と家族にメール。弥山に戻って小屋で宿泊の手続き。立て替えたばかりの気持ちのいい小屋だ。2階に通され、メシの時間と「日の入り時間に祈祷があるので参加されては」との案内があった。ズボンをジャージに履き替え、荷物の整理。携帯が通じるのも良し悪しで、ついついあちこちに登頂メールを打ってしまう。そんなことをしているうちに夕暮れが近づいてきた。窓の外を見ると晴れてきている。サンダルで外に出てみた。目に飛び込んできたのは夕日を浴びた天狗岳。しばし見とれる。Dscf0768_50まわりもカメラを構える人たちでいっぱいだ。一枚、小屋の前で撮ってもらう。Dscf0769_40 そして日の入りが近づくとまたカメラの列だ。601n0044 601n0045 Dscf0770_50 日が沈んだ頃、「ご祈祷」が始まる。参加してみる。神主さんは若い青年。ヒゲをはやしていた。終わるとメシだ。缶ビールをいただきながら、ゆっくりメシを食う。向かいにすわったご夫婦は50歳前後だろうか、岡山の方らしく、四国・九州・大山の山の話になり、まぁ、旦那がよくしゃべること。こっちもつられて色々話すうちに、先ほどのヒゲの神主さんが「もらいものですがどうぞ」と言って日本酒を振る舞いはじめた。もちろん私もよろこんでいただく。向かいのご夫婦はカップ酒を空けたところだったので、私以上にうれしそうだ。2階の部屋に戻ってもそのご主人は大きな声でまだ誰彼ともなく寝るまでしゃべりつづけていた。トイレに行くため1階に下りてみると、外に出ている人がいたので私も出てみる。新居浜と松山の街灯りが見えている。夕方の景色といい、この街灯りといい、感動ものだ。小屋泊まりは金がかかるがたまにはいいよなー。なかなか眠れなかったが携帯が通じる。眠くなるまでポチポチやっていた。  翌朝も晴れていた。  601n0045_2 Dscf0772_50

日の入りに続いて日の出もバッチリだ。小屋泊まりで今回ホントによかった。朝飯を食った後、下山開始。今日はガスもなく、石鎚を振り返り振り返り下りていく。601n0046 親父が郵便局勤めで切手を集めていて、私も影響を受けて子どもの頃切手図鑑をよく眺めていた。「国定公園」シリーズに石鎚のこの姿があったのを思い出した。ロープウェイで下る。バスがしばらく来ない。お土産屋兼食堂兼旅館のようなところに「立ち寄り入浴」の看板が出ていたので、玄関を掃除していたオバサンに「風呂入りたいんですが」と頼んでみる。「今、抜いたばっかりだけどすぐ掃除してまた湯入れるから待ってて」ということで、食堂で座って待つ。やがてオバサンが呼びに来て300円を払って温泉に入る。サッパリしたところで、まだバスの時間までかなりあるのでビールでもと思って食堂にすわったが誰もいない。全然誰も出てこない。お土産持っていかれ放題じゃないの?留守番なのか客なのかわからない兄ちゃんが隅っこでマンガを読んでいる。「一期一会」なんて額がかかげてあったが、どうしたものか・・・ バス停の近くに行くと酒屋があった。(バスに55分乗るからなー、トイレあるかなー)と酒屋の前でキョロキョロしていると、酒屋のお母さんが「ビールですか」と声をかけてくる。私「ビール飲みたいんですが、トイレは?」 お母さん「向かいにあるよ」 と、道の向こうをみると、お粗末ではあるがトイレがあった。ベンチでビールを飲んでいると酒屋のご主人が現れた。ご主人「一番のバスに乗らなかったの?」 私「ロープウェイの一番のに乗っても間に合わないでしょ」 主「ところが1本その前に動いててバスに間に合うようになっとんだな」 私「そうなんすか」 主「そうだよ、聞いてみなくちゃわかんねーよな」 分かるわけがない。確かに聞いてみればよかった。ご主人はフラフラしてるのかと思ったら、通りかかった車を停めては自分のところの駐車場に車を停めさせている。ちゃんと仕事しているのだった。 待ちに待ったバスがやってきた。ビール飲んだのでバスで爆睡。伊予西条からアンパンマンの「しおかぜ」に乗って松山へ。道後温泉へ伊予鉄で移動。601n0047 「坊ちゃん」で有名な「道後温泉本館」に入る。もっと風情があるかと思った・・・ 松山空港から羽田へ戻る。

●剣山・・・2005年9月24日、岡山を一番に出る「マリンライナー」で瀬戸大橋を渡る。生涯2度目の四国である。1度目は大学2年の夏。29年ぶりの四国上陸だ。しかも初の瀬戸大橋通過。食い入るように瀬戸内海の島々を眺める。鈍行を乗り継いで阿波池田へ。ここから延々とバスに2時間乗り、またバスに乗り、約3時間のバス旅で見ノ越まで行く予定だったが、バスが途中までしか行かない。なんでも橋を修理中とかで、大型の車は通行止めだと。携帯は圏外。タクシー会社に電話するためによろず屋さんに寄って電話を借りる。1台しかないタクシーは出払っているが「相乗りでもよければなんとかするから、そこで待ってくれ」とのこと。よろず屋さんでお湯をもらって「金ちゃんヌードル」を食べる。しばらくすると相乗りの相手と思われる男性二人組が現われる。 私「すみませんがご一緒させてくださいね」 二人「却って助かります。安くあがりますから」 やがてやってきたタクシーで見ノ越まで。帰りの時間を決めて同じタクシーにお願いする。リフトに乗る。あとは頂上まで30分の歩きだ。ガスっていて風も強かったので早々に頂上をあとにする。Turugi_san_10早めに下りてきたのでウドンを食べて時間をつぶす。タクシー・バス・バスと乗り継いで大歩危からJR。今夜も新大阪で花坂に山行報告。その夜も痛飲したことは言うまでも無い。

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コメント

今回は随分力入ってるねえ。
オイラにとっては未踏の山だから、いつか行かねばならないよ。
このシリーズももうすぐ終わりだから何だか寂しくなるねdespair

投稿: H隊員 | 2008年12月13日 (土) 23時30分

H隊員、
そうだね。このシリーズもあと3回で終わりだね。一年間続けてきたから、終わるとなると寂しいものがあるねぇ。
四国遠征は是非一緒に行きたいねぇ。猿板の皆さんにも是非お会いしたいねぇ。

投稿: たけぱぱ | 2008年12月14日 (日) 09時25分

ごぶさたしております。

私、実家が香川なのですが
剣山も石鎚山も登ったことがなかったです、
大学でワンゲルやる前は。
今は、実家に帰るたびに行きたいなぁと思うのですが
まだ、1回づつしか登ってないので
時間があったらまた登りに行きたいです。

投稿: けんぴ@MIXI | 2008年12月14日 (日) 14時40分

もう47号ですか、38号までしか買っていません。やっぱり記念なので50巻揃えたいですね。
私は22年前ぐらいに登りました。あの頃は若かったなあ・・・

投稿: えいじ | 2008年12月14日 (日) 16時04分

来年は・・・行きたいなって思っています。

迂回コースなら大丈夫ですよね??

投稿: あさこ | 2008年12月15日 (月) 20時48分

けんぴさん、
私は高校生の時にワンゲルでした。
その頃はまず憧れていたのはやはり日本アルプスと言われる山々でしたね。
百名山も残り15座くらいになったところで四国に足が向いたわけですが、石鎚はまた登ってみたい山ですよね~。
猿板の皆様にもお会いしたいですし・・・

投稿: たけぱぱ | 2008年12月17日 (水) 09時27分

えいじさん、
百座完登されたえいじさんならおわかりいただけると思います。
「絶対また登りたい山」ってありますよね。
今年私は槍ヶ岳に登って「積年の思い」を果たした感があります。
来年は穂高と石鎚。
H隊員が未踏の北海道の山も狙い目です。

投稿: たけぱぱ | 2008年12月17日 (水) 09時29分

あさこちゃん、
オイラも試し鎖で疲れちゃってあとは迂回コースだったよ。
頂上の小屋が気持ちいいので、一泊で行くのがおすすめだよ。
百さんがイベント立ててくれそうだね。

投稿: たけぱぱ | 2008年12月17日 (水) 09時29分

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