もう一度登りたい百名山 8 幌尻岳。
⑧ 幌尻岳 (2052m)
2006年8月にH隊員と登った。
その詳細はコチラを>>
そうは言ってもかなり詳細に書いた日記なので、時間がないとなかなか読めない。ここでは印象に残っていることを書き出しておこう。
一週間前に降った大雨のために通行止めになっているところがあった。交番で道をきき、回り道をして進むことが出来たが。
幌尻に登る一般的なコースは「渡渉を経て幌尻山荘へ。そこを基地に頂上アタック」というものだが、その渡渉で危うくコケそうになった。かなり危なかった・・・
←二人とも短パンの裾が濡れているのがお分かりいただけるだろう。このあとも渡渉の連続でパンツまでグショグショである。
幌尻山荘に遅く着いたので山荘の管理人さんに怒られ気味になった。というよりも「酒盛りを始めていたのに中断された」ので不機嫌だったのだろう。
←幌尻山荘
幌尻山荘は4月に予約しておいた。我々は2泊した。難点はいろいろあるが、北海道の昔ながらの山小屋という感じである。「日帰り幌尻」をやる人も中にはいるようだが、ムリせず小屋泊まりで計画を立てることをお奨めする。満天の星空を味わってほしい。
小屋2泊プランだったので頂上アタックはゆとりをもった実にゆったりとした山歩きとなった。花を愛で、ナキウサギの鳴き声に聞きほれた。
←バックは戸蔦別岳
←幌尻岳山頂にて
時間があったので山頂から戸蔦別方面に少し足を伸ばしてみた。七つ沼カールを見下ろせる場所まで行ってみた。それは素敵な眺めだったが、熊が出そうな風景でもあった。
2泊した小屋に別れを告げる時には後ろ髪を引かれる思いになる。
「ありがとう。さよなら。また来るね」
下りの渡渉は水も少なくなっていたし、2度目という心の余裕もあり、ルンルンで歩いた。そんな「下りルンルン」の我々と「これから登ります不安少々」の団体さんがすれ違う光景が映画の1場面のようでなんだか一人笑いが出た。
幌尻岳には是非もう一度登りたい。この山で「百名山完登」という人と一緒に登って頂上でシャンパンをあける、なんてのはどうでしょうか。
定年後、H隊員と「思い出登山」なんてのもありかな。その時にはまた運転頼むね、Hさま!
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コメント
もうそんなに前になるんだね。
景色は今でも鮮明に思い出せるが、写真の2人はお世辞にも格好いいとは言えないな・・
頂上で食べた固めのカップ麺は忘れられないね!
投稿: H隊員 | 2009年3月 6日 (金) 23時50分
H隊員、
幌尻の頂上に立っただけで十分に「かっこいい」じゃないか。
人気者のH様としては気になるのだろうが・・・
幌尻まで付き合ってくれたことにはマジで感謝しています。
徒渉も山荘も今となってはいい思い出です。
あのガスボンベはその後高尾の花見すき焼きの時にビンビンに活躍してくれたものなのだが、あの時には不調だったね。
今もって謎であります。
投稿: たけぱぱ | 2009年3月 7日 (土) 09時26分