今年で3年連続での参加となりました。
一昨年の様子はコチラを>>
昨年の様子はコチラを>>
二回とも素晴らしい仲間と歩くことが出来ました。
それに加えて、11時間以上ぶっ通しで歩くために、歩き終わったときの達成感はかなりのものがありました。
(今年はどうしようかな・・・)
1月の終わり頃、お~!やま~!女史(以降女史)から呼びかけがありました。
「今年もやってまいりました。
脚力試ししてみましょうか?
1年のみでも2年かかっても完歩目指しましょう。
途中の牧場で美味しいソフトクリームも売ってますよ」
それでもまだどうしようか迷っていたが、2月に入りそろそろ参加申し込みが始まろうかと言う頃、たびままが、
たびまま「私も出ようかな」
私「ほ~、とりあえず申し込んでおけばいいんじゃない」
子供たちはどうするのかと思ったら、
岳人「参加したい。でもサッカーの試合の状況次第だね」
旅人「オラ、参加する」
というわけで、4名参加申し込みをいたしました。
しかし、土曜日の試合に勝ってしまった岳人は結局不参加。たけぱぱ家はたびまま・旅人・私の3名となりました。
2009年4月19日(日)、3:45起床。たびままはもう少し早く起きておにぎりを作っていたようです。
4:20頃青梅の家を出て、青梅線の始発電車 青梅発4:35に乗ります。電車内でおにぎりを1個ずつ食べて朝食とします。
拝島で八高線電車に乗り換えます。だんだんと同じような「ハイキング姿」の乗客が増えてきます。
高麗川で八高線ディーゼルに乗りかえるのですが、電車が停まる前からドアの前に立ち、ドアが開くいなやダッシュです。見事にBOX席を確保。3人座れました。
たくさん立ち客が出ている中、今日参加予定のミヤミヤちゃんが挨拶に来てくれました。初対面でしたが、ブログを見て顔を覚えていてくれたようです。
そんなこんなで居眠りするヒマもなく、5:53小川町駅に到着。
2両のディーゼルに乗っていた人はほとんどここで降ります。八高線ホームから東武のホームに跨線橋で渡るのですが、狭い階段に人が殺到してなかなか登れません。東武線ホームにたどりついても、東武線から降りてきた人も混じってなかなか改札の外に出られません。
やっとのことで6:00ちょうどに改札を出ると、たけちゃん・はーちゃん父娘がいました。
たけ「Aki・みんみんはもうとっくに出発したよ。お~!やま~!さんも今出発したところ」
私「そうだよね~。皆、早いな~。我が家は3人で行ってきます」
たけ「私たちは旅館に戻ってもう一休みしてからバスに乗ります」
私「じゃ、牧場で合流ですね。はーちゃん、またあとでね~」
我が家の3名が並び始めたのが6:04。

←受付直前の様子。
受付で参加証を渡し、参加記念品(地図・タオル・軍手・記録カード)を受け取る。
トイレに行き、スタート地点に再び戻って3人で「ファイト~、マッスル、マッスル!」をやろうとしましたが、旅人が乗り気じゃない様子。たびままと私の二人だけで「マッスル」をやって、6:19歩行開始。
歩き出してすぐ、たびままと旅人が足を止めてザックから記録カードを取り出しています。出来るだけ早く渋滞を抜け出したかったので、
(今日、完歩するつもりなら追いかけてくるだろう)
と思い、立ち止まらずに私一人早足で歩きました。
何分たっても走って追いかけてくる様子はなく、どんどん先に行くことにしました。

←しばらくは舗装道路を歩きます。
←桜も菜の花も咲いています。
←6:44、長福寺前通過。
←6:46、ようやく山道に入ります。
が、しかしまたすぐ舗装道路に出ます。

←一株に白とピンクの梅の花。黄色は山吹。
再び山道に入る。トイレがあるが男女共に行列だ。
←7:10、早くも渋滞にひっかかる。
←ここから一列になってしまうので渋滞していたようである。
←一列にしか歩けないところを過ぎればスムーズに通過できる。
←7:35、鎖場。ここは毎年渋滞する。今年はスタッフも二人いてしっかり整理と声かけをしているようだ。
スタッフ「え~、渋滞して申し訳ございません。順序良く通過していただくよう、お願いいたします」
知らないオヤジ「渋滞はアンタのせいじゃないよ。がんばってるね。お疲れさん」
笑い声が起こる。ここは一昨年も去年もトラブルが起こりそうであった。スタッフが増えたことはすばらしい配慮だと思う。
←声をかけるスタッフ。この上にもう一人いた。
←7:45、石尊山。すでにウインドブレーカーもカッターシャツも脱ぎ、上はTシャツ一枚である。
←7:52、官ノ倉山チェックポイント(CP)。チェックポイントではスタッフがスタンプを押してくれる。
ここでBコース(東武竹沢からスタートする、2キロほど短い)と合流する。渋滞の起きやすい場所であるが、今年はスムーズだった。
8:15、山道から一旦、里に出る。自分のペースで歩けるのでホッとする。走りはしないが、「一番速い速足」で飛ばしていく。
8:35、和紙の里。Akiさんから「8:14、ただいま和紙の里。各種補給中!」というメールが来てたので20分くらい前を歩いているようだ。
笠山林道を速足で歩く。汗が吹き出る。
←笠山林道。
←のどかな風景であるが、こちとら汗だくである。
←梅の花がきれいである。ゴザを敷いて宴会を始めたいくらいである。

←9:41、萩平丁字路。この先、笠山CPまで写真がない。相当必死に歩いたと思われる。
←10:37、笠山CP。
そして、10:51、笠山峠で見覚えのある3名が腰を下ろして休んでいるのが見えた。
←手ぬぐいが女史。左:みん吉、右:Akiさん。
私も腰を下ろし、少し休憩する。渋滞で立ち止まることが多かったとはいえ、4時間20分歩き放し。しかもぶっ飛ばしてきた。
だが、他の3名がすぐ立ち上がるので私も立ち上がる。歩きながらSOYJOYをかじる。
←天文台(星と緑の創造センター)がある堂平山が見えてきた。
11:16、堂平CP。
まずトイレに行く。一昨年はここのトイレで30分待ちという状況があったそうだ、女子トイレの方だが。今年は2~3分待ちくらいでスムーズに用を足す。
次に向かったのが天文台前の広場。ここに売店が出ている。
Aki親子はフルーツとワッフルを、女史はワッフルと豆を買った。豆のおまけで梅干をくれたらしい。
女史(売店のおねえさんに)「なんでここで梅干売ってるんですか?」
おねえ「今日ここでワッフル売るって母に言ったら、これも持ってけって母に渡されたんですよ」
←フルーツを買うAki親子。手前のキュウリの漬物を1本私が買って食った、うまかった。
←黄色いパラソルの下のグリーンのブルゾンのおねえさんがワッフルと梅干を売ってたおねえさんである。
女史「そういえば私ここの三角点ってまだ見たことないんです」
私「何っ、三角点!」
三角点には私も目がないので、
私「きっとあそこだよ。行ってみんべ」
←三角点
堂平を11:31に歩き出す。
←11:40、剣ヶ峰CP。
←11:52、白石峠。ほぼ中間地点。
←登り返しの階段がキツイ。

←カタクリが咲いていました。
←「下り隊長」みん吉。定峰峠に下る道で。
12:30、定峰峠。
売店のあるところまで下らずに日陰で腰を下ろしてお昼にします。ですが、「冷たい飲み物が欲しいね」の誰かの一言でジャンケンで負けた人が買いに行くことに。結局負けたのは女史だったのですが、みん吉がトイレに行くというので二人で売店のあるところまで下りていきました。
やがて女史がお茶を何本か買って登ってきましたが、みん吉はトイレで並んでいるようです。お先におにぎりと冷たいお茶をいただきました。山で食うものはとにかくウマイ。
みん吉も戻ってきてお昼を食べ、13:07腰を上げ歩きだします。
←13:36、旧定峰峠。
←14:03、大霧山CP。
←大霧山から見た笠山・堂平・剣ヶ峰。
←両神山方面。霞んでますが。
←我らが女史。
←寄居の町が見える。
ここからの下りで一昨年、女性が足を折っています。やはり一昨年から出場している女史も同じことを思っていたようで、みん吉に「ゆっくり行こうね」と声をかけていました。
←Akiさん撮影
←14:20、粥新田峠。
さぁ、牧場は近いよ。ソフトクリームが待ってるよ。
←14:37、秩父高原牧場。Akiさんの指令により、たけちゃん・はーちゃんがソフトクリームの列にすでに並んでいました。
ところが、「ソフトクリームより牛乳!」のみん吉が「え~っ、牛乳ないの~」
暑さと参加人数の多さのため、牛乳は売り切れ。
みん吉「モーモーハウスに買いに行く」
Aki「じゃ、すみません。たけぱぱ一緒に行って!」
ソフトの代金300円をたけちゃんに託し、二人でモーモーハウスに向かいましたがここも売り切れ。
女史「みんみん、もう1個牧場あるからさ、そこに期待しようよ」
実はAkiファミリーは昨年この牧場まででリタイアしており、どうしても完歩したかったみん吉の、今日が「念願をかなえる日」だったのです。したがってここからはAkiファミリーは初めて歩く道になるわけです。
牧場を14:50頃あとにします。
←15:10、二本木峠。
15:16、たびままからメール「白石車庫です。小川町まで行きます」どうやら白石峠でリタイアのようです。
←15:31、皇鈴山CP。
←寄居の町がだんだん近くなってきます。
私「みん吉、あそこがゴールだぞ。もう見えてるぞ」
←15:54、登谷山CP。一昨年、しげぞう師匠にここでチョコレートをもらったのを思い出します。
←15:59、登谷山牧場。みん吉念願の牛乳にありつく。大人はちゃんと腰に手をあてて飲む。Akiさん撮影。

←16:13、釜伏峠。

←ここには日本水(やまとみず)の接待所があります。
私はお水を一杯とキュウリの漬物をいただきました。デラうまでございました。女史はしっかりと何切れかグレープフルーツを食べていました。
追記:女史は一切れしかGF食べていないそうです。ごめんね、ごめんね~
さて、ここから2時間の舗装道路が長いのです。ちょっとみん吉の歩くペースがダウンしてきました。
←ニリンソウがたくさん咲いていました。
←遅れがちなみん吉を励ましながら歩きます。みん吉もお父さんと手をつないだかと思うと、今度はたけぱぱと手をつなぎます。
「ニセ親子」コンビの誕生です。「みん吉、ゴールがだんだん近くなってきたよ」
16:45頃、中間平で小休止。はーちゃんも髪が長くなって、だんだん女の子っぽくなってきました。
たびまま・旅人は寄居のゴールで待ってくれるようです。
もうあわてることはありません。18:30までにゴールに着けばいいんです。みん吉、18時チョット過ぎには着くよ。
それからが本当に長かったのですが、感動のゴールは18:15。ゴールの看板のところでたびまま・旅人が待っていました。

←ゴール直前。Akiさん撮影。
←6名でゴールです。たびまま撮影。
←この二人は来年続きを歩くのかな。
最後にゴールのスタンプを受け、完歩賞の帽子をもらいます。参加者が予想以上に多かったらしく「完歩証明書」は品切れとのことでした。
女史がタクシーを2台呼んでくれました。
←完歩賞をもらう間、駐車場で待っていた二人。
ゴールの看板のところからタクシーに乗り、Akiファミリーは旅館へ、あとの4名は直接小川町の「花和楽の湯」に向かいます。Akiファミリーは旅館から温泉までマイカーで追いかけます。
←昨年もここで反省会をやりました。
風呂に浸かり、汗を流し、最後に水風呂に入る。これが最高に気持ちよかったです。
風呂から上がり、食堂に集合しますが席が空いておらず、順番待ち。
すると「かじゅ・ミヤミヤ」コンピが先に来ていて「席とりましたからどうぞ」と言うので一旦10名が座りましたが、係りのお兄さんが来て、
兄「あのう、まだ順番が来てない状態ですよね。外でお待ちいただけませんか」
8名「は~~~い」
おとなしく順番を待っていたら座敷の方にちゃんとした席を設けてくれました。
女史・Aki・たけぱぱはビール、他はノンアルコールで、
「カンパーイ、お疲れ様~」
生ビールのうまいこと!!!
あとは女史・Akiは日本酒、たけぱぱは焼酎で。
←たびまま・旅人も楽しそうでよかったよかった。
かじゅ・ミヤミヤコンビから電話有「お先に失礼します」とのこと。
お開きとなり、Akiファミリーは車で、女史は東武で、たけぱぱ家はJRで帰る。
飲み足りない女史・私は小川町駅前のコンビニで酒とつまみを買い、たびままは甘いものを、旅人はおやつを買ってそれぞれ電車に乗り込むのでありました。
(今年も参加してよかったな。来年もやっぱり参加しようかな)
八高線のBOX席で缶チュウハイを飲みながら、そんなことを考えていました。
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