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2009年6月14日 (日)

今年も尾瀬へ行ってきました(後編)。

「今年も尾瀬に行ってきました(前編)。」から続く。

9:05の牛首では休まずに歩く。

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9:10頃、休憩と撮影に丁度いいポイントがあったので、先頭を歩く元さんに声をかける。

私「元さん、ここで記念写真とりましょう。燧と至仏をバックに」

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←燧にまつわるポーズなのでしょうが、何故このポーズだったのかは忘れました。Dsc06504_40

←これは至仏だから仏像のポーズなのでしょうね。

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←この辺りの木道は昨年付け替えたばかりだ。「燧の左に見えているのは平ヶ岳かな~」と地図を見る元さん。

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←水芭蕉は水のあるところにある方が絵になりますね。

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先ほどの休憩場所から歩き出して10分ほど、なんだか見覚えのある二人が前から歩いてくるではないか。

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←2007年8月、南アルプス茶臼小屋で2泊ご一緒だった平塚の「先輩」である。女性の方です。お隣もその時一緒だった男性だ。

茶臼小屋で2泊したのはそこから「光岳日帰りピストン」をやったからだ。先輩も同じで、朝飯の時間が自分より30分早かったので、その分先に出発していった。しかし、頂上近くですれ違っただけでとうとう追いつけなかった。恐るべき健脚の持ち主である。

先輩は昨年幌尻岳を最後に百名山完登を達成された。

何故そんなことを知っているかというと、メル友だからである。

先輩には茶臼小屋で岩崎元郎さんとの写真を撮ってもらったり、畑薙ダムからのバスでお世話になったりと、感謝しても仕切れないくらいお世話になった。

2007年8月の南アルプスのお話はコチラを>>

先輩「たけぱぱさんは知ってると思うけど、百名山やっちゃってから山登りつまんないのよ・・・山登りしてるけどさ」

と言っておられた。分かる気がいたします。。。

先輩「今日はたけぱぱさんが皆を率いてきたの?

私「いえいえ、私はただ付いてきただけですよ。先輩、またメールしますね」

先輩「あいよ。じゃ、またね」

男前な先輩なのであった。

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←先輩に撮ってもらった1枚。

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←竜宮小屋が見えてきた。

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←9:49、竜宮小屋に到着。玄関のガラスに至仏が映っています。

竜宮小屋前で休憩。トイレをお借りします。

見晴でお昼にするのかと思ったが、「まだ早い」ということで東電小屋でお昼にするようだ。腹が減った。ここでもう1本SOYJOYをかじる。

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←少し残雪があるのは景鶴山。

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←10:03沼尻川を渡る。この橋を渡ると福島県に入る。

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←燧ヶ岳がグンと近づいてくる。

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←フデリンドウ

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←白い花のフデリンドウ

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←昔ここに看板があった。

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←見晴の小屋が見えてきた。

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←至仏を振り返る。

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10:27、見晴に到着。

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←冷たい水がウマイ!

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←弥四郎小屋

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←尾瀬小屋。三度ほど泊まったことがある。

見晴では小休止程度。東電橋に向けて歩き出す。

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←リュウキンカの黄色と燧。

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←リュウキンカと水芭蕉。

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←東電小屋に進路をとる。三条の滝は15年前に行ったきりだなぁ。

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←東電尾瀬橋。只見川を渡ると新潟県である。

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←昨年6月28日に開通した。以前の橋が老朽化したため架け替えたのである。

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←只見川。日本海に注ぐ。

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←ボッカさんとすれ違う。

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←11:05、東電小屋に到着。清潔で気持ちのいい小屋である。たけぱぱ一家も昨年7月に宿泊させていただいた。

Dsc06547_40 小屋の横にザックを下ろす。小屋横のベンチを6名で占領し、さっそく女史は「せんべい汁」の用意にかかる。

私「女史がせんべい汁の用意ひと段落したら乾杯しましょう」

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←ネギを切る女史の前にノンアルコールビールを置く。

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鍋に大体入れ終わったところで乾杯、

「おつかれさ~ん!」

鍋が煮えるまで、それぞれ持ってきたおにぎりやパンを食べる。

なかなか煮えなかったが、女史のガスがなくなってきたようだった。

元さんのガスボンベに替えたら間もなく出来上がりました。

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←女史特製、せんべい汁。南部煎餅が入っているのだ。最初は醤油味で。次に.サバ味噌缶を入れて味噌味で。

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←小屋横のベンチを占領。向かって左の窓は昨年たけぱぱ一家が泊まらせていただいた「至仏」という部屋である。

コーヒーを飲む余裕も残っていないほど腹いっぱいになり、片付けが終わって出発だ。

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←出発前の準備運動。12:35、東電小屋をあとにする。

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←お昼を食べている間に至仏に雲がかかってきた。

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←東電小屋を振り返る。燧はまだ頂上まで見えている。

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←女史の大きなザックは「来る時に比べてかなり軽くなりました」とのこと。せんべい汁に入れた野菜の量がかなりあったようです。女史、いつもながらお疲れ山。

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←このあたりはクマが出ます。女史の大きなザックには熊鈴がカランカランと大きな音を立ててぶら下がっています。

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←12:48、ヨッピ吊橋。

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←向こうの木道は、竜宮から牛首へ向かって歩いている人である。

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←至仏の頂上ももう一度だけ頭を出してくれた。

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←13:17、牛首。

ここからは人が多くなり、一度皆から離れたと思ったら山の鼻までとうとう追いつけなかった。先頭の元さんが「鬼のように」ぶっ飛ばして歩いたという説もあるが。

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小学生の遠足やらツアー客やら、朝ここを通ったときとはまるで人口密度が違うのでした。

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←13:42、山の鼻。

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←やっと皆に追いついた。

ぎょっち「元さん、鬼かと思ったわよ~」

と言いながらもぎょっちは楽しそうである。山ヤは少なからず「どM」なようである。

13:50、山の鼻発。

かなりの速度で登っていく。今日唯一の登りである。ヒーヒー言いながらも皆、元さんについていく。

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←シラネアオイに会えてうれしかったです。

最後は本当に走って鳩待峠に14:35着。

元さんが皆のキップを買いに行き、その間に女子4名は「花豆ジェラート」を買いに行く。見事な連携プレーである。

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←私も少しおすそわけしてもらったが、歩いたあとだけにほんのり甘い豆の味が絶品なのであった。

乗り合いタクシーにジェラートを持ち込み、食べ終わったと思ったら頭がガクンガクン揺れて、窓にガンガン頭をぶつける人さえいるようでした。

戸倉の駐車場に戻る。戸倉に最近新しく入浴施設が出来たとのことで、行ってみる。

東電の施設のようだ。

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←元さんが窓口で様子をきいてくれる。どうやら風呂はそれほど大きくはないらしい。

ならば、最初の予定どおりに「道の駅 白沢」の望郷の湯に行きましょう。

望郷の湯は眺めのいい露天あり、露天に洗い場があり、サウナありで、素晴らしい施設だった。2時間550円だが、食事をした人はもう1時間いてもいいというシステムである。

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←お待ちかねの乾杯だ。女史と私は生ビール。あとの方はノンアルコールビール。

私「何でビール飲まないの?」

○○ちゃん「だってビール飲んですぐ寝ちゃったら運転する方に悪いじゃない」

元「じゃ、今日は寝ないでがんばるっていうことだね」

○○ちゃん「もちろん!」

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帰りも来た道と同じく、関越~圏央道を通り、高尾駅で解散。運転は元さん。

○○ちゃんががんばって寝ないで起きていたかどうかはご想像にお任せいたします。

水芭蕉はオバケのようになってしまいますが、尾瀬の花は8月くらいまで楽しめます。皆様も是非おでかけくださいませ。

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コメント

ミズバショウとリュウキンカ、ニッコウキスゲが見事だね。
花が見頃の頃に行けてよかったね。
いつも元さん、運転お疲れ様でしたE:sign01]

投稿: H隊員 | 2009年6月14日 (日) 15時56分

こんばんは。

我が家の6月恒例の尾瀬はお天気の加減で延び延びになっています。

もう水芭蕉も終わりかな~

いつも楽しい山行で、うらやましいですね~

投稿: たまちゃん | 2009年6月14日 (日) 20時20分

いいなぁ~

どこかに毎年尾瀬とか連れてってくれるイイ男いないですかね~笑

投稿: みゃんみゃい | 2009年6月15日 (月) 00時45分

う~ん、裏山・・・。
何回行っても素晴らしい~♪

おいらも再来年くらいには行きたいなあ。

投稿: たっきー | 2009年6月15日 (月) 14時12分

水のほとりに水芭蕉は夢見て咲いていましたぁ~

お天気にも恵まれて
尾瀬の旅は楽しかったです。
ご一緒させて頂いて
ありがとうございました!

「どM」のぎょっち♪より

投稿: ぎょっち♪ | 2009年6月15日 (月) 22時12分

乙でございました。
「燧にまつわるポーズ」は「手打ち」ですよ~。
お忘れなく。
それからフデリンドウはもしかしたら高山植物だからタテヤマリンドウかも。

投稿: お~!やま~! | 2009年6月16日 (火) 09時27分

たけぱぱさんのブログを読んでいたら、
水芭蕉に時期に尾瀬に行きたくなりました。
来年は行くぞー!!

投稿: あっつ | 2009年6月16日 (火) 11時22分

ビールを飲む飲まないはあんまり関係なかったようでございました。。。

投稿: しろ | 2009年6月18日 (木) 11時31分

H隊員、
ニッコウキスゲは温泉のだ。
「いつも〜お疲れ様でした」は日本語として有り得ない。
とまあ、ツッコミを入れたくなるコメントではあるが、おくちゃんと並びたけぱぱブログ開始依頼の読者であるので、感謝に堪えません。
やっぱりコメントくれるのはブロガーにとっては何より有り難いよ。

投稿: たけぱぱ | 2009年6月18日 (木) 20時32分

たまちゃん、
水芭蕉に限って言えば、5月末の週末の方がよかったかも。
7月に入ってからのニッコウキスゲの時期もいいんじゃないですか。
まだまだもっともっと楽しい山行がしたいと思っています。
まだまだもっともっと修行あるのみです。

投稿: たけぱぱ | 2009年6月18日 (木) 20時44分

みゃんみゃいさん、
ホントに尾瀬に行きたいのなら「尾瀬に行きたい」って言い続けていれば誰かが連れて行ってくれますよ。
でも「尾瀬とか」って書くと、尾瀬でなくてもいいのかな〜、なんて思われちゃいますね。
ホントはどっちなんでしょう?

投稿: たけぱぱ | 2009年6月19日 (金) 09時28分

たっきー、
子供が1歳くらいになったらベビーキャリーで連れていくかい?
たくましい母ちゃんになったたっきーが今から想像できるようだよ。

投稿: たけぱぱ | 2009年6月19日 (金) 12時18分

ぎょっち♪
そうだよね〜水のほとりに咲いているのが絵になるんだよねぇ。
何を夢見ているんだろうねぇ。
寝不足を覚悟でやったプチ宴会も楽しうございました。
至仏も燧も見えたし、楽しい楽しい尾瀬の旅でした。

どM仲間のたけぱぱでした〜

投稿: たけぱぱ | 2009年6月20日 (土) 17時05分

お天気もってヨカッタですね~!
ホント、お花がキレイでしたよね
お花の名前、お勉強になります
ありがとうございます!

投稿: ゆみこりん | 2009年6月20日 (土) 20時59分

女史、
おつおつでした。
どうせなら「火打ち石をカチカチやるポーズ」かなんかをやればよかったね。
タテヤマリンドウではないな。この写真からはハルリンドウかフデリンドウか迷うところだな。

投稿: たけぱぱ | 2009年6月20日 (土) 23時53分

あっつさん、
水芭蕉の時期は混みます。
むしろこれから花が咲き出すので、7月の方がいいかも。
水芭蕉にこだわるなら来年になっちゃいますけどね。

投稿: たけぱぱ | 2009年6月20日 (土) 23時55分

しろちゃん、
寝不足だったんだから仕方なかんべさ~。
つーことは運転して帰った元さんはやっぱ超人だべな。
改めて脱帽ピカリだな。

投稿: たけぱぱ | 2009年6月20日 (土) 23時57分

ゆみこりん、
ゆみこりんも直前に行っていたんですね、尾瀬に。
花の写真、ゆみこりんもたくさん撮ってきたようですね。
ゆみこりんが尾瀬を歩いていたら「歩くお花」と間違えちゃいますわよ~、オホホホホ~

投稿: たけぱぱ | 2009年6月21日 (日) 00時01分

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