« 大雪・トムラウシ・十勝岳(大雪編)。 | トップページ | 大雪・トムラウシ・十勝岳(十勝岳編その1)。 »

2009年7月10日 (金)

大雪・トムラウシ・十勝岳(トムラウシ編)。

「大雪・トムラウシ・十勝岳(大雪編)。」から続く。

2009年6月27日(土)2:40頃、「国民宿舎東大雪荘」の4Fの部屋で目覚める。男性3名(YASU★・ぶーちゃん・T師匠)はまだグッスリお休み中だ。

タオルを持って1Fの風呂場に行く。風呂は24時間入れるということは昨夜の晩飯のときに確認しておいた。

誰もいない湯船に身を浸す。朝湯の気持ちのいいこと!

風呂から上がり、暖簾をくぐったところでハニーちゃんに会う。

ハニー「おはようございます」

私「おはようございます」

ハニーちゃんも「温泉大好き人間」と見た。

4Fの部屋に戻るとさすがにみんな起きていて、荷物をまとめたりしている。

Dsc06951_40

←3:30、宿を出て車に荷物を載せる。赤い車はYASU★号。

Dsc06952_40

←東大雪荘。風呂も食事もよく、気持ちのいい宿だった。

Dsc06953_40

←宿の前の河原に湯が沸いているらしい。

Dsc06954_40

←左YMD号、右ふぉれこ号。

今日も3台の車に分乗、15分ほど砂利道を飛ばして「短縮登山口」に到着。

Dsc06955_40

←3:50、短縮登山口。我々が到着した時にはすでに14台停まっていた。

Dsc06956_40

←登山口にあるトイレ。今日歩く道の途中には全くトイレがない。「冬季間使用禁止」の札がかかっていたが、皆使用していた。

Dsc06957_40

←4:09、歩行開始。今日もYMDが先頭だ。

Dsc06958_40

Dsc06959_40

←ゴゼンタチバナ

Dsc06960_40

←水芭蕉

Dsc06961_40

←これもゴゼンタチバナ

Dsc06962_40

←マイヅルソウ

Dsc06963_40 

←4:28、ここでトムラウシ温泉からの登山道と合流する。

Dsc06964_40 Dsc06965_40

Dsc06966_40

←サンカヨウとツバメオモト。ブラッキーも花の写真を撮りまくる。

Dsc06968_40

←奥がツバメオモト、手前がサンカヨウ。

Dsc06969_40 Dsc06972_40

←ミツバツツジ

Dsc06973_40

←ウコンウツギ

Dsc06974_40 Dsc06975_40

←ゼンマイ

Dsc06976_40

←ツバメオモト

4:40頃、キツツキの打撃音を聴く。鳥は詳しくないが「クマゲラだったりして・・・」などと勝手な想像をめぐらす。

Dsc06977_40

←コミヤマカタバミ

Dsc06978_40

←エンレイソウ

Dsc06979_40 Dsc06980_40

←雪が現れる。

Dsc06981_40

←5:04、カムイ天上。

Dsc06982_40

←ツマトリソウ

Dsc06983_40

←03年に新道が出来て、沢沿いの旧道は立ち入り禁止になっている。

Dsc06984_40

5:10、朝飯タイム。

Dsc06985_40

←アルファ米を食う人、おにぎりを食う人。私はパンをかじる。

Dsc06986_40

←5:30.円錐形の下ホロカメットク。その右隣には富良野岳がウッスラと見えている。

Dsc06987_40 Dsc06988_40

Dsc06989_40

←登るにつれ、ガスが出てくる。《頂上付近は真っ白だろうなー・・・》

Dsc06990_40

←などと言っているとトムラウシが姿を見せる。

Dsc06991_40 Dsc06992_40

Dsc06993_40

←ショウジョウバカマ。尾瀬で見たのとは少し色が違うようだ。こちらの方が濃い色だ。

Dsc06994_40 Dsc06995_40

←この雪渓の上部に「立ち入り禁止」のロープと札がかかっており、右上方の長い雪渓に突入する。

前日のH隊員情報によればこの雪渓上部で迷ったらしい。

6:25、その雪渓に突入だ。これがコマドリ沢だろう。

Dsc06996_40

←H隊員はここで5日前アイゼンをつけたと言っていた。が、今日は必要なさそうだ。ザックに6本爪を用意してはあるけれど。

Dsc06997_40

Dsc06998_40

Dsc06999_40 Dsc07000_40

Dsc07001_40

←コマドリ沢を見下ろす。

Dsc07002_40

6:47頃、雪渓上部で小休止。H隊員はこの雪渓を上まで詰めてしまったようだ。今日はピンクのリボンが右手に見える。先に歩いているパーティーも2~3組見えており、迷うことはない。

Dsc07003_40

←ここから高い樹木は無くなる。ハイマツと高山植物の世界だ。

Dsc07004_40 Dsc07005_40

Dsc07006_40

←いかにもナキウサギが住んでいそうなガレ場だ。心は勝手に21年前のヒサゴ沼に飛んでいく。ナキウサギの鳴き声が鳴り響いていたっけなぁ・・・

Dsc07007_40

←クロマメノキ

Dsc07008_40 Dsc07009_40

Dsc07010_40

Dsc07011_40

←イワウメ

Dsc07012_40

←ミヤマキンバイ

Dsc07013_40

←チングルマ

Dsc07014_40

←ブラッキーも相変わらず熱心に花を撮っている。

Dsc07015_40

←コケモモ

Dsc07016_40

Dsc07017_40

←ミヤマキンバイ

Dsc07018_40

←ベニバナミネズオウ

Dsc07019_40

Dsc07020_40

←コマクサ。残念ながら花にはまだ早い。

Dsc07021_40

←7:22、前トム平。

Dsc07022_40 Dsc07023_40

←ヒメイチゲ

Dsc07024_40 Dsc07025_40

←ぶーちゃんが手を上げているのがわかるだろうか。

Dsc07026_40 Dsc07027_40

Dsc07028_40

Dsc07029_40

Dsc07030_40

Dsc07031_40

←ガスは濃くなったり薄くなったりを繰り返す。

Dsc07032_40

7:48、岩陰で小休止。

Dsc07033_40

←寒さに震えながらもピースサインのみほさま。

Dsc07034_40

Dsc07035_40

Dsc07036_40

←白く(黄色く)見えるのはキバナシャクナゲである。

Dsc07037_40

←7:59、トムラウシ公園。

Dsc07038_40 Dsc07039_40

Dsc07040_40

←キバナシャクナゲ

Dsc07041_40

←ウラジロナナカマド

Dsc07042_40

←エゾノツガザクラ

Dsc07043_40 Dsc07044_40

Dsc07045_40

Dsc07046_40

Dsc07047_40

←キバナシャクナゲとエゾコザクラ

Dsc07048_40 Dsc07049_40

Dsc07050_40 Dsc07051_40

Dsc07052_40

←コケモモの実。

Dsc07053_40

←8:49、トムラウシ分岐。左へ行けば十勝岳。ここから先は21年前に歩いたはずである。

Dsc07054_40

←キバナシャクナゲが見事だった。

Dsc07055_40

そして9:13、21年ぶりにトムラウシの頂上に立った。残念ながら頂上はガスの中だ。

Dsc07056_40

←標高2141mの三角点。

Dsc07057_40 Dsc07058_40

←まりんさまもホッとした様子である。「よかった~。ここまで来れたよ~」を連発していた。

Dsc07059_40

←全員で記念撮影

YASU★さんはトムラウシが百名山の99座目。明日の十勝岳がいよいよ百座目だ。

9:35、トムラウシ頂上をあとにする。最後に振り返るのを忘れない。

《ありがとう、また来るよ》

Dsc07061_40

Dsc07062_40

40dsc07063

40dsc07064

←頂上を下りていくらもしないうちに晴れてきた。

40dsc07065 40dsc07066

40dsc07067

40dsc07068

40dsc07069

←東大雪の山が見えてきた。左が石狩岳、右端がニペソツ。

40dsc07070

←時々陽も射してくる。

40dsc07071 40dsc07072

←10:22、トムラウシ公園。みほさまが「手袋見当たりません」とおっしゃいますので、ザックを置いて探しに行きかけたら、「たけぱぱ、あったあった」というのでトムラウシ公園をちょっと走ってUターンという、「少しは軽やかなたけぱぱ」を見せる事が出来たとか・・・そうでもないとか・・・

40dsc07073

40dsc07074

40dsc07075

←「おぉ、トムラウシ頂上が・・・」

40dsc07076

40dsc07077

←下ホロと富良野岳が見える。十勝は雲の中だ。

40dsc07078

40dsc07079

40dsc07080

40dsc07081

40dsc07082

←10:51、前トム平。

40dsc07083

40dsc07084

11時頃、コマドリ沢手前で休憩。東大雪荘の弁当やら行動食やら思い思いに口にする。コマドリ沢の下りを楽しみにしている人もいれば苦手な人もいるようだ。

40dsc07085_2 

40dsc07086

40dsc07087

40dsc07088

40dsc07089

40dsc07090

40dsc07091

40dsc07092

40dsc07093

40dsc07094

40dsc07095

40dsc07096

40_dsc07097

←小休止。地図を取り出し、景色の確認。正面にニペソツ、振り返ると富良野岳が見える。

12:45、カムイ天上。このあたりから最後尾三名はぶーちゃん・みゃーみさん・私。

40_dsc07098 40_dsc07099

←13:15、トムラウシ温泉への分岐。

40_dsc07100

←ゴゼンタチバナ

13:30、歩行終了。ぶーちゃん・みゃーみさんとハイタッチ。

「イェーイ、お疲れさん!」

40_dsc07101_2 

←写真を撮られてもお構いナシのまりんさま。YMDは余裕シャクシャクといったところか。

さて、また車3台に分乗し、一旦東大雪荘に戻る。ドリンクを仕入れるため・バッジを買うため・トイレを借りるため。

40_dsc07102

←トムラウシのバッジ。

車3台は狩勝をまた越え返して、富良野でコンビニに寄る。小腹が減ったのを補うと同時に今夜のワインを仕入れる。

『北の国から』の舞台である麓郷を通り、同じく吹上温泉(田中邦衛とりえちゃんが7時間浸かって撮影したところ)の横を通り、十勝岳温泉「上ホロ荘」に16:50到着。

40_dsc07103

←国民宿舎「上ホロ荘」

40_dsc07104

2階の部屋にまた3つに分かれ、少し休憩の後に浴衣に着替えて風呂に行く。木の風呂でこれがまた気持ちがいい。悔しいくらいに陽が射している。富良野盆地を見下ろす露天もこれまたいい。

風呂上りに缶ビール。

夕食は18:30から。

40_dsc07105 

40_dsc07109

まずはビールでお疲れさん!

40_dsc07106 40_dsc07107

40_dsc07108

牛乳のポトフがうまかったな。

40_dsc07110 40_dsc07111

食堂での食事は早めに切り上げ(ビールだけにして)、19:30に男部屋に集合して部屋飲みを開始する。

40_dsc07112

←今日も十勝ワインで盛り上がるよ。

40_dsc07113

←ブラッキー整体師に施術を受けるT師匠。

40_dsc07114

←YMDが東京からもってきたシャンパンでYASU★さん99座目のお祝い。

40_dsc07115 40_dsc07116

40_dsc07117

40_dsc07118

←そしてハニーちゃんお手製のケーキ登場。

甘過ぎないケーキで(辛党の)私もおいしくいただきました。

40_dsc07119

←明日の朝食べる弁当を夜のうちにチェック。

皆さんお疲れの様子。今日は皆3時起きで9時間以上歩いたんですもんね。運転する人はもっとお疲れだろうし。

男部屋も22時には消灯。

《また朝温泉に入らないともったいないよね》

長かった一日が終了。

クリックしてくださると、「YMD、せっかく東京から持ってきたのにゴメンネ!」も喜びます!→人気blogランキングへ

|

« 大雪・トムラウシ・十勝岳(大雪編)。 | トップページ | 大雪・トムラウシ・十勝岳(十勝岳編その1)。 »

コメント

北海道の3日間お世話になりました~

たけぱぱさんの前を歩いていただけあって、写真に自分の姿がちょこちょこ写ってるので楽しみながら見させていただいてます
こんなとこ撮られてたんだーってとこもありましたが

十勝岳の日記も楽しみにしてま~す

投稿: ブラッキー | 2009年7月10日 (金) 13時06分

それにしてもまた今回もたくさん写真撮ったもんだ。
まさしくあの雪渓の真ん中を一番上まで行ってしまったので苦労しました。
先発隊の踏み後があればまた違ったのでしょうが、あの日は誰もいなかったですから仕方なかったです。
天気は完全に晴れてはなかったが、あれだけ見られれば満足できたのでは。。。
それにしてもまりんさん。いいねえ~
よく頑張りました。
皆の楽しさが伝わってきましたよE:scissors]

投稿: H隊員 | 2009年7月10日 (金) 21時17分

ブラッキーさん、
後ろ姿をたくさん使わせていただき、ありがとうございます。
今回はブログ記事を書くのにエラク時間がかかってしまい、写真をたくさん撮っておいたので、それを見ながら思い出し思い出しして書いたという状況です。
しかし、トムラウシはあのあとエライことになりましたねぇ。

投稿: たけぱぱ | 2009年7月29日 (水) 13時20分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大雪・トムラウシ・十勝岳(トムラウシ編)。:

« 大雪・トムラウシ・十勝岳(大雪編)。 | トップページ | 大雪・トムラウシ・十勝岳(十勝岳編その1)。 »