2007年9月17日 (月)

餘部橋梁

「日本百名山を振り返る」シリーズもあと4回で終わりますが、ここで一息。

このシリーズのため、過去の写真フォルダを開いていたら、このブログで是非紹介したい写真が出てきたので山ブログではありますが「飛行機オタク」「テツ話」にお付き合いください。

2005年8月9日、夏真っ盛り。たった一日の休みだが、餘部橋梁と城崎温泉への旅に出た。

羽田から飛行機で伊丹。次にスッチーが一人しか乗っていない飛行機で「コウノトリ但馬空港」へ。このミニ路線は行きも帰りも上品で素敵なスッチーだった。

バスで豊岡へ。ここからJR各駅停車を城崎温泉・香住で乗り継いで餘部駅に降り立つ。最後は「あまるべロマン号」というリゾート列車だった。

まずは離れて観察。Dscf0698_50

次に近づいて観察。Dscf0699_50

慰霊碑と餘部橋梁。1986年12月28日、強風にあおられた回送中のお座敷列車が転落し、車掌と真下のカニ工場の従業員計6名死亡、日本食堂の従業員とカニ工場の方計6人重傷の大事故を起こしたところである。

合掌。

鉄橋を見ながら食事の出来る店に入る。思わず生ビールを注文。

メシのあと、再度離れて観察。Dscf0700_50_3

餘部駅の少し上に絶好の撮影ポイントがある。列車と橋を合わせて撮るポイントだ。「撮りテツ」ではないので、ここは見ただけ。

なお、架け替え工事が始まっており、PC(コンクリート)橋になってしまう。この写真のままの餘部橋梁はもう見られないであろう。

またやってきた「あまるべロマン号」で城崎温泉へ。温泉を二軒ハシゴする。

クソ暑いのに、いちゃいちゃカップルがたくさん歩いており、温泉→汗→カップルをジトー以下繰り返し状態になってしまった。伊丹まで同じコースで戻る。スッチーの一人乗務は何ともいえませんな。

新大阪でH副隊長と待ち合わせ。山の話と今日のスッチー話で盛り上がり、新大阪構内のなじみとなった焼き鳥屋にて、クソ暑い大阪の夜は更けてゆくのでありました。

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2007年3月25日 (日)

「青春18きっぷ」信州日帰りの旅

今シーズンの18きっぷはなんと8000円。毎シーズン8000円にしてもらいたいくらいですが、「JR発足20周年」ということで今回だけです。

さて今回の日帰りの旅のメンバーは4人。

女房・長男・次男・私の4名です。変わり映えのしないメンバーですみません。

2007年3月21日、春分の日。朝4:30起床。次男はグズりながらなんとか起きてきました。

青梅駅前のコンビニでおにぎりと飲み物を買い、5:01青梅発の立川行き電車に乗ります。電車の中でおにぎりを食べます。まだ外は真っ暗です。

立川まで約30分。少し明るくなってきます。

高尾までは中央線で5駅。一番後ろの車両に乗っていたので高尾駅では天狗のでっかい鼻が我々をお出迎えです。

ここから6:14発の松本行きに乗って行きます。発車まで時間があったので高尾駅前のコンビニに時刻表が売ってないかどうか探しにいきました。そしてお菓子やおにぎりをあさっているうちに時刻表のことはすっかり忘れてしまい、食い物だけを手にして松本行きの電車に乗りました。

松本には9:48着予定です。約3時間半、この電車に乗っていくわけです。

天気は最高です。松本では少し歩く予定なのでホッと一安心。子供たちは楽しそうにポケモンの話などしていますが、大人二人は少し居眠りを始めました。

勝沼ぶどう郷に着くあたりから左手車窓に南アルプスが見え出します。私はもう寝てられなくなりました。女房は爆睡中。Dscf0796

←穴山あたりから甲斐駒

Dscf0798 ←信濃境から甲斐駒(窓が汚い)

Dscf0799 ←信濃境~富士見あたりから八ヶ岳

Dscf0800 県境で各駅停車は、すきます。空いてる席で遊び出す二人。

9:04、岡谷着。ここで快速「みすず」に乗り換えると松本に16分早く着きます。

9:06、「みすず」岡谷発車。JR東海のピカピカの車両です。高尾から乗ってきたのはJR東日本115系信州色。ややくたびれています。

JR東海には先頭車両・運転席が広く窓になっていて展望がよい車両が多いですが、この車両も非常に展望がよいです。Dscf0801

←先頭車運転席すぐ後ろからの展望。北アの山並みが白く、青い空に映える。

9:32、松本着。Dscf0802

←ピカピカのJR東海車両と電車オタク2名・非オタク1名。

まだ駅ビルも開いておらず、時刻表を買わぬまま松本城へ向けて歩き出す。

天気も好く、陽もさして暖かい。ブラブラとお城を目指す。

15分くらい歩いて松本城到着。Dscf0803 Dscf0804 Dscf0805 Dscf0806_1 Dscf0807

国宝の天守閣は4つあります。姫路城・彦根城・犬山城、そしてこの松本城。

私はまだ姫路城と松本城しか見たことがありません。

天守は1592~3年に建てられたそうで400年以上もこの地に建っていることになります。

写真を撮って次に行くつもりだったのですが、次男が「中に入らないの?」といいます。実は大人600円子供300円の入場料をケチろうとしたのですが、見たいというなら入ろうということになり、天守を見学することにしました。

表からではなく5枚目の写真の赤い橋を渡ったところから入りました。

私はもともと歴史好きなのでお城は楽しくてしょうがないのですが、このお城が400年以上昔からここにあるときいて他の三人も神妙に展示品などを見ています。「攻めにくく守りやすい」お城は階段も急です。外人さんもいます。姫路城は3割くらい外人さんでしたが、ここは一組だけ見かけました。

一番上は5階です。北アルプスの方向がやはり気になりますので、そこからの眺めと飾ってある写真を見てビックリ。写真に矢印が書いてあって常念の左肩に槍の穂が見えるようになっています。

実際の窓からの景色を見ると、

「見える!」思わず叫んで他の三人にも教えてあげました。

「あそこに27年前にH隊員と登ったんだよ」

次男の「中に入らないの?」のおかげでとってもいいものが見れました。

次に7~8分歩いて「旧開智学校」へ。重要文化財です。

ここも前から気になっていたのですが、やっと来ることが出来ました。大人300円子供150円の入場料を払ってゆっくり見て回りました。

小学校の校舎を移築復元したものですが、明治9年から昭和38年まで使われていたそうです。

昭和の40年代に小学生だった私にはとても懐かしい感じです。Dscf0808 Dscf0809

Dscf0810 開智学校の近く「司祭館」。ここは見学無料。

お城まで歩いて戻って、近くの「やまが育蔵」というところで昼飯。男三人はざる蕎麦、女房は温かい山菜蕎麦でした。信州そばは皆細いのでしょうか?おいしかったですよ。ちゃんと蕎麦湯も出てきました。Dscf0811 Dscf0812

コンビニをひやかしながら(時刻表を探し)駅に向かいます。

結局、コンビニに時刻表はなく、本屋も見当たらず、駅に着くと中央線の上りに直通する電車は2分前に出たばかり。準備の悪い自分を悔やみました。

駅ビルで時刻表を買ったり、飲み物を買ったりしても時間は余りますので篠ノ井線を塩尻まですすむことにしました。

13:08松本発の木曽福島行きで13:24塩尻着。またJR東海のピカピカ車両でした。

塩尻の駅前はまた見事に何もありません。コンビニすらありません。1982年に駅が移転したので仕方のないことではあるのだが。何もないのでブラブラ散歩。雀荘「ゴロちゃん」の写真を撮ろうと次男に言ったら拒否されました。

13:55塩尻発、14:15上諏訪着。

時間があれば片倉館で温泉に入りたいところですが松本での失敗が効いて、あまり時間がとれません。

とりあえず諏訪湖の方に行って見ます。Dscf0813

Dscf0814

ちょっと風があります。波がたっていました。

上諏訪駅に戻り、1番線ホームにある「足湯」へ。今日の温泉はこれでよしとしましょう。Dscf0815 Dscf0816 Dscf0817

けっこう熱いお湯で足がお湯につかっている部分は真っ赤になりました。

15:09、足湯のある1番ホームから八王子行きの電車に乗ります。

そのまま乗っていれば18:21に八王子に着くのですが、それでは面白くもなんともありませんので15:45小淵沢で降りて小淵沢16:17始発の「ホリデー快速ビュー山梨号」に乗る予定です。Dscf0818

←「高原列車の始発駅」小淵沢駅

小淵沢の改札を一旦出て、駅の売店でまたぞろジュース・ビール・お菓子・つまみなどを買い込み、風がピューピュー吹き抜けるホームで電車の入線を並んで待ちます。

オール2階建ての10両編成の一番後ろの2階のボックス席にすわることができました。ホントは進行方向右側がよかったけど、それはダメでした。

電車が動き出すか動き出さないうちに「プチ宴会」の始まりです。

Dscf0819

食べるものがなくなると爆睡タイム。せっかくの2階建て車両なのに。

外も暗くなったのでしかたありませんが。

18:25、立川着。

南口にある「座・和民」で本日の打ち上げです。

チゲ鍋がうまかったっす。Dscf0820

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2007年2月24日 (土)

2001年夏 道南の旅

家族旅行の話をまたご紹介させてください。

2001年8月4日から4日間、道南を旅しました。

メンバーは2歳の旅人、6歳の岳人、女房、私の4名です。

実家のある札幌で一泊目の「二股ラジウム温泉」だけ予約して、特急「北斗」に乗って長万部へ。宿の車で30分ほど揺られ、「二股ラジウム温泉」へ。Dscf0292 キタキツネがお出迎えしてくれました。Dscf0293_2 ここの温泉はいいですよ。ただし、宿には多少問題あり。

このときは部屋にやたらいっぱい蚊がいました。子供用の布団用意してくれないのに料金請求されました。でも温泉はいいです。

Dscf0294_1 Dscf0295_2        二日目、宿の車で長万部駅へ。

「北斗」で函館へ。Dscf0296_1

←函館駅ホームにて

このとき、前の記事に出てくる活イカを食べた回転寿司に行ったのですが、詳しいことは旅人の名誉のためにここでは触れません。

夏休み中なので函館YGHは混んでいるだろうと「ダメもと」で電話したら、二人洋室・二人和室でよければ泊まれるとのこと。まったく問題ありません。

宿を確保したところで「市電・バス一日乗車券」を買って(大人だけです。まだ2歳と幼稚園)、市内観光に行きました。多分、元町を歩いたのだろうと思います。

4時頃YHにチェックイン。旅人・女房チームは洋室へ、岳人・私チームは和室へ。和室は玄関の上の部屋でした。

旅人はお疲れのようなので女房とYHに残り、岳人・私は市電に乗って谷地頭温泉へ。

熱い温泉なので、上がっても汗がひきません。Dscf0297_1

←懐かしい「J-PHONE」号

YHに戻ります。

今度は4人で市電に乗って一駅、十字街へ。バス停で「函館山頂行き」のバスを待ちます。「市電・バス一日券」で乗れます。

函館山に登るには色々な方法がありますが、一番高いのはタクシー、次にロープウェイ、次にバス、次に歩きですが、バスは「一日券」で乗れるのでお得です。

同じ考えの人がたくさんいて、やってきたバスは立ち客がたくさんいましたが、旅人は席をゆずってもらってすわりました。

バスのもうひとついいところはロープウェイと違い、徐々に高度が上がることです。夜景がだんだん美しく、しかもチラリチラリと木々の間から見えてきます。

山頂に到着。展望台に上がります。Dscf0299_1

←ホントはもっときれいです。

Dscf0298_1

←我が家では伝説の写真。旅人の顔!

少し風が強かったです。

またバスに乗り、潮見坂の上でバスを降りて坂を下っていきます。

YHに着く前にコンビニでおにぎりやジュース・缶チューハイなどを仕入れて和室で小パーティ。なんだか昔も今もそんなことばっかりですね。

三日目。朝メシはYHでパンとコーヒー。旅先では朝のコーヒーが無性に飲みたくなります。

YH前で記念撮影。Dscf0300_1 Dscf0301

大沼公園に寄って白鳥にえさをやったり。大沼団子を食べたり。

またまた「北斗」で森駅へ。イカメシの駅ですが走って乗り継ぎ、落部駅へ。Dscf0302_1 Dscf0303

宿の車に来てもらい、銀婚湯へ。

2時くらいに着いてしまったので、広い宿の庭を散歩。Dscf0008 Dscf0009

部屋に帰って五目並べ。

そして何度も何度も温泉へ。内風呂、露天、家族風呂。

夕食にビールはつきものですね。部屋でおいしくいただきました。Dscf0010 Dscf0011 Dscf0012

翌朝、また宿の車で落部駅へ。

鈍行で長万部駅へ。

「かなや」まで行ってかにめしを二つ買いました。

またまた「北斗」に乗って札幌に帰るのが早いのですが「山線」を鈍行で小樽まで行きました。かにめしウマかったー。Dscf0013 Dscf0014 Dscf0015 Dscf0016            

「山線」のハイライトはなんといっても羊蹄山ですね。昨年H隊員と登りましたよ。

羊蹄登山はこちらへ>>クリック>>

この日は天気が好くてそれはそれは美しい羊蹄が見れました。

小樽から鈍行に乗り継いで札幌到着です。

この頃から温泉めぐりが大好きになり、札幌でも定山渓や豊平峡に行ったのでした。Dscf0287_1

Dscf0288_1 Dscf0290_1 Dscf0291_1  

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2007年2月18日 (日)

函館・仙台・蔵王

2007年2月10日(土)から3日間、函館・東北に行ってきました。

メンバーは女房・息子二人・私、の計4人です。

飛行機の安いチケットがとれれば「道東・流氷の旅」というプランもありましたが、チケットがとれませんでした。

そこで登場したのがJR東日本の「三連休パス」。JR東日本管内とJR北海道の函館までが乗り放題で指定席も4回まで乗れるというトクトクきっぷです。大人26000円、小学生5000円。Dscf0716

4人で62000円の出費は痛いですが、仕方がありません。2月4日(日)に青梅駅へ行ってこのきっぷを買い、「はやて71号」の指定をおさえておきました。

2007年2月10日(土)、午前1時くらいまで眠れず、目覚ましも必要なく、眠ったのかどうかもわからないような状況で3:50起床。

大体の荷造りはしておいたので、あとは携帯電話や充電器などをザックに入れて準備完了。子供たちを起こします。この頃は次男も「置いていかれては困る」と思うのでしょう、素直に目をこすりながらおきてきます。1年くらい前までは起こすのも一苦労だったのですが。

4人でガサゴソやっていると、おばあちゃんも起きてきました。おばあちゃんに見送られて、4:15頃、自宅を出ました。この時期にしては暖かいのがありがたいです。

青梅駅前のコンビニで飲み物とオニギリを一人一個ずつ買い、4:35の青梅線始発電車に乗ります。電車の中でとりあえずオニギリ。眠い人は寝ます。

立川で中央線に、西国分寺で武蔵野線に、武蔵浦和で埼京線に乗り換え、大宮には6:05頃到着。駅内のコンビニで今度は皆サンドイッチを買い込みます。

6:26大宮発の臨時「はやて71号」はほぼ満席。4人でボックスはとれなかったので横並びに4人すわります。女房が「私、寝るからここでいいよ」と、一人はなれた席です。

サンドイッチを食べ終わると、次男「旅人名人」は満を持してザックからマグネット将棋を取り出し、「誰かやってくれない?」

男三人で何局か対戦しましたが、前の席の人がグッスリ眠っているのに岳人も旅人もハシャギすぎるので、何度か私に頭をたたかれました。

「はやて71」は仙台と盛岡にしか停車せず9:08、あっという間に八戸到着です。

次に乗るのは「スーパー白鳥1号」函館行き。10:15八戸始発です。

1時間以上待ち時間がありますが、指定席がとれなかったので自由席にすわるためには並ばなければなりません。自由席は2両しかなく、「はやて1号」からのお客さんも乗るはずなので「自分だけでも並んで4つ席をとればいいかな」と思っていましたが、八戸も暖かく、4人でしゃべりながら1時間ホームで並びました。

電車がホームに到着し、車内清掃が終わって車内に乗り込むと、割と余裕で4人分1ボックスを確保できました。しかし、あとからあとから人が乗ってきて通路はギッシリです。私以外の3人はホームにアイスを買いに行って、戻ってくるのが大変でした。Image_099_2

余裕で席を確保した割りには海側の席でない方にすわってしまい、通路はビッシリ人が立っているので、することはおしゃべり・お菓子・将棋。将棋をやっている間に青函トンネルも抜けてしまいました。

Image_100

北海道に入っても雪は少ないようです。

渡島当別のあたりの小さな川を渡るときには、何年か前にこの川を鮭が上っていくのが見えたことを思い出します。

13:14、函館到着。Image0101

雪がありません!2月ですぜ、旦那!

まずは腹ごしらえだ。寿司かラーメンかという話になったが、4年くらい前に一度行ったことのある回転寿司に行くことになった。函館駅のすぐ近くである。函館に行ったことのある方ならおわかりだろうが、駅のすぐソバが市場なのである。市場のすぐ近くの回転寿司なのでネタは新鮮そのもの。

見覚えのある店内に入ると4年前の記憶がよみがえる。4年前のことをくわしくここで述べると次男旅人名人の名誉にかかわるので「よみがえる」だけにとどめておく。

私は生ビールをいただく。子供たちはコーラ。女房はお茶。

14時近いので店内はすいており、皿はあまり流れていない。マグロやらイカミミやら思い思いにたのんでいる。私はビールさえあれば寿司はほんの少しでいいのだが、やっぱり函館に来たらイカが食いたい。

調理場もフロア係りも近所のオバサン的なアットホームなお姐さんたちがキビキビと動いていて威勢がいい。

私「お姐さん、イカ刺しが食べたいんだけど」

お姐さん「それなら活イカ食べないかい?」

私「それ食う」

Dsc00132というわけで出てきた活イカ。

透き通っている。うまいのなんの。ゲソは醤油につけるとクルっとまるくなる。ピクピク動いている足もある。

私「みんなも食べてごらん。んまいよ」

というが早いか、あっという間に皆の箸が伸びて食い尽くされました。Dsc00133

中落ちもうまかったな。Dscf0690

満足したところで電車・バス1日券を買って市内観光へ。

函館の市内観光には市電が便利。ゆっくり走るんだけど、それがいいんだな。Dsc00134

函館駅前から乗って末広町で降りる。基坂を上って「旧函館区公会堂」へ。

Dscf0691 30年位前(私が学生の頃)はこんなきれいな色じゃなくてそれがまたよかったんだけどなー。

少し歩くと八幡坂。ここは絵になるので皆さん写真を撮っている。私たちもパチリ。Dscf0695

Image012_1

ちょっと坂をさらに上ると「ハリストス正教会」と「カトリック教会」と海が一度に写せるという撮影におすすめのポイントがある。ここも昔は民家の庭まで入れてそこが一番のポイントだったが、今は鎖がかけてあって「入ってくれるな」状態なのでその手前でやめておく。函館で一番の撮影ポイントで記念写真。Dscf0696

Dscf0697

ハリストス正教会は外から見るだけにして、カトリック教会には入ってみました。お寺や神社はさわがしいけれど、教会ってなぜか静かですよね。ほの暗く、おごそかな雰囲気がただよっていました。

二十間坂を下って、十字街の電停から市電で宝来町へ。歩いて5分のところに今夜の宿「函館ユースゲストハウス」があります。

ここには家族部屋はないので、女房・次男チームと私・長男チームに部屋が分かれます。

荷物を置いて仕度をして、また電車に乗って「谷地頭」で降ります。歩いて3分のところに市営の「谷地頭温泉」があります。建物のすぐ近くにカラスの大群がいて木にとまっており、「木にカラスが生っている」ようで不気味でした。

銭湯料金で本物の温泉。露天風呂は五稜郭の形をしています。茶色の熱めのお湯が冷え切った体を芯から温めてくれます。45度の熱いお湯にもチャレンジしてみました。

風呂から上がり、また市電に乗ってYHに一旦戻り、今度は夕飯と夜景です。

またまた市電に乗り、十字街へ。お目当てのラーメン屋さんは19時でおしまいでした。

あてはありませんでしたが、倉庫街の方に行けば何かあるだろうと思い、行ってみると「味彩」というラーメン屋がありました。このころから雪が降り出しました。

味彩はそこそこ人も入っていたので私たちも入って塩ラーメンを食べました。最初はアッサリした味で「こういうのもたまにはいいな」と思ったのですが、だんだん飽きてくるという感じ。旅人名人は醤油ラーメンを食べていました。Image013

Image014 さて、ラーメンを食べているうちに雪はますます勢いよくなってきて函館山がまったく見えなくなってきました。ロープウェイに乗るのに大人一人1000円くらいかかってしまうので、「今日は残念だが夜景はあきらめよう」ということになってしまいました。

市電で十字街から宝来町へ。YHのすぐ前に「魚長」というスーパーがあり、そこで酒やジュース・お菓子などを買い込み、部屋で小パーティー。

YHからアイスクリームのサービスがあるというので21時に行ってみると、おいしそうなカップアイスを一人一個もらいました。バニラ・抹茶・アールグレイ・さくらとDsc001354つの味があったので 4種類一個ずつもらって部屋で色々味見しながら食べました。「ふしぎ発見」を見ながらまたお菓子を食べて、10時に就寝のハズだったのですが、結局部屋に戻って「エンタの神様」を見てから寝たようです。朝4時起きだったのに、皆がんばるなー。

一日目終了。

2007年2月11日(日)、建国記念の日。函館YGHで7時頃、目を覚ます。Dscf0698

仕度をして、出発。今朝はきれいに函館山が見えている。

市電で函館駅前へ。Dsc00136

駅に着いたらまずすることは座席の確保。みどりの窓口へ。8:48函館始発の「スーパー白鳥14号」の指定席が少しばらけたが取れた。

次にすることは朝めしの選定。旅人は冷たいソバ、岳人はカニめし、女房はパンを買った。私はピンと来るものがなく、ホームで立ち食いそばをすする。これが一番いいかも。Dsc00137

Dsc00138 Dsc00139

真中の写真は旅人の、右は岳人の弁当。

発車を待ちきれずに子供たちは弁当を食べ始める。

JR北海道のふりこ系の列車は先頭車両の2階部分に運転台があり、1階部分に窓があいており、かぶりつきの場所である。我々の座っているのは(青森でスイッチバックするが)先頭車両なのでデッキに出て、「かぶりつき」に行ってみると、その位置にいい年をした兄さんがかばんに腰掛けて動こうとしない。

我々はチラっと見れればいいが、一人小学2年生くらいの子がその位置に行きたそうに小さなカメラを持ってウロウロしている。こんな非常識なヤツがいると鉄オタ皆が迷惑するから本当にやめてほしい。

弁当を食べ終わったころ検札にまわってきた車掌さんが「ここ空いてるなら4人ですわってください。乗ってきたらどければいいですから」とおっしゃるので、ボックスに4人すわる。

そしてまた青函トンネルに入ろうとする頃、将棋大会が始まる。Dsc00140

Dsc00141 まあ、トンネルってつまらないものではあるんだけどね。なんだか由緒正しい青函トンネルに申し訳ないような気がしました。

10:49、青森到着。本来の座席にすわるべき人が乗ってきたので、また函館の状態にバラけて座る。進行方向が変わって我々の乗っている車両が最後部になったと思ったら、迷惑兄さんが「かぶりつき」でなくなった場所からやっと出てきた。今度はまた最前部に行くんだろうか。

約1時間で八戸到着、11:52。

八戸から盛岡まではすいているので間違いなくすわれる。問題はその先だ。今日は仙台まで行く。

一旦改札を出て、みどりの窓口へ行く。12:05八戸始発の「はやて14」に4つ横並びで席がとれた。

新幹線は速い。「はやて」の速いタイプだったので盛岡にだけ停車して、13:24仙台到着。Dscf0699

Dscf0700 駅前で記念写真を撮っていたら親切なおばさんがシャッターを押してくれたが「仙台駅」が写ってませんでした。でもおばさん、ご親切に感謝いたします。

さて、次にすることは昼メシである。なんだか食ってばかりのレポで申し訳ない。

出来れば「仙台名物牛タン」が食べたいが、女房と旅人はあまり肉は好きでない。岳人と私は肉が大好きである。アーケードを歩いて店を物色しながら意見を戦わせたが、結論が出ない。アーケードを過ぎたころ、あるビルの地下に「ライオン」をみつけた。私はビールが飲めればこの際、なんでもいい。

あれ、でもウィンドウのサンプルに「牛タン」があるじょー。ここでいいんじゃない!あとの人たちは?

岳人は「オレはここでいい」  旅人「マグロあればいい」  女房「旅人がいいならここでいい」

ということでお昼は「ライオン」になりました。

14時頃店に入り「ラストオーダー14:30ですがいいですか?」と言われたが、入ってしまえばこっちのもんだ。まさか食ってる途中で出て行けとは言わないだろう。

女房・旅人は海鮮丼、岳人は大名カツ丼、私はビールとマグロ刺し。牛タンは昼はないんだと・・・Dsc00142

←岳人:「大名カツ丼」  私:「サッポロビール」んまい!

「大名カツ丼」の器のデカイこと!ビールの、んまいこと!

満足して、そのまま歩いて青葉城(仙台城)に向かう。

Dsc00143 歩け。歩け。

少し雪が舞ったりしている。

15:30頃、伊達政宗の像のあるところに着いたが冷え切っていたので「青葉城資料展示館」で少し暖まってから像の前に行く。Dscf0702

Dscf0704

ここに来るのは26年ぶりです。伊達さんの伊達男ぶりは相変わらずでした。Dscf0703

Image016 Dsc00144_1

「萩の月」2個買って食べました。

タクシーで仙台駅まで戻り、電車で一駅長町まで行き、そこから歩いて「仙台道中庵YH」に向かいます。本当は20分くらいで着くハズが、遠回りしてしまい30分以上かかってしまいました。3月に新駅が開業するので、そしたら歩いて7分くらいである。

荷物を置き、まずは夕食を仕入れにセブンへ。食い物の話ばかりですね。

それぞれ弁当や飲み物・デザートなどを仕入れてYHに戻ります。

食べるのは後回しにしてお風呂に行きます。このYHの風呂は木のお風呂でそれは気持ちのいい風呂です。

さっぱりしたところで今日も小パーティ。今日は家族部屋を借りられたので広々と一部屋を使えます。Dsc00145_1

「ドリフの大爆笑」を大笑いしながら見る。

22時頃、就寝。

2日目終了。

2007年2月12日(月)、振替休日。7時頃、「仙台道中庵YH」の家族室「ひいらぎ」で目覚める。

仕度をして7:30頃YHを出発。YHの前で記念撮影。 Dscf0705 Dscf0706

Dscf0707

長町駅まで歩いて20分。電車で一駅、仙台駅へ。

さて、朝メシをどうするか。立ち食いソバにも惹かれる。イヤ待て、仙台名物牛タン弁当があるぞーーーーっ。

女房はパンを、旅人はおにぎりを買う。そして頭の中が牛タンだらけになった「肉大好きチーム」は駅弁コーナーに走る。岳人は「麦飯とろろやわらか牛タン弁当」、私はご存知「こばやし」の「網焼き牛タン弁当」を買う。

8:48仙台始発の仙山線に乗る。すいている。ボックスを二つ占領する。

待ちきれず、二人とも黄色いヒモを引いて弁当を温める。

7分待ってホカホカになった弁当を開く。Dscf0708 んまい!二人とも顔がほころびる。Dsc00146

仙山線はだんだん山の中に入り、9:40面白山高原着。スキー・ボード客がゾロゾロ降りていく。

9:52山寺着。行き違いで5分くらい停車。ホームに降りてみる。Dsc00147

昨夜、雪が降ったようである。

10:08、山形到着。

バスで蔵王温泉に向かう。臨時の直通バスがどんどん出ていて我々もそれに乗る。約30分で蔵王温泉到着。さすがにここは雪に困っていないようだ。5分くらい歩いてロープウェイの駅へ。

ロープウェイの駅はスキー・ボード客であふれている。上へ行くまで時間かかりそうだなー。キップを買って待っていると、

「こちらへおすすみください」と案内される。

なんだ、けっこうすぐ乗れるじゃん。と思ったのもつかの間、ここから30分ほど待たされた。しかもどんどんつめさせられ、一度は後ろから押してくるオバハンのために階段で転びそうになったほどである。

やっと乗ったロープウェイは60人乗りくらいだろうか。ギュウギュウの寿司詰めである。区切りがたまたまよかったので4人のうち3人すわれたが・・・

7分乗って、もう一つのロープウェイに乗り換える。これは全員すわっていく。が、寒い。窓の外は真っ白だ。ガスっていてほとんど何も見えない。

地蔵岳の駅に着く。風が強い。でも樹氷はすぐそこにある。が、一分も外にいられない。温まるために食堂に入ってみる。ラーメンでも食いたいが、長蛇の列である。

あったまるだけにして、外に行ったり中であったまったりを繰り返す。Dscf0710 Dscf0711 Image018 Image019 Dscf0709

地蔵岳の駅には30分くらいいただろうか。天気はよくなりそうにないので、またロープウェイを乗り継いで下っていく。Dscf0712

Dscf0713 本当に体が冷え切っている。早く温泉に入りたい。女房は足先が冷たいと言っている。

大露天風呂を目指して歩くが見当たらない。とうとうスキー場に着いてしまった。スキー場の人にきくと、

「それは冬はやってないんだよ。有料のならそっちにあったでしょ」

ということで来た道を少し戻って、「源七の湯」という露天風呂に入る。硫黄のぬるいお湯でいつまでも入っていられそうだった。

あったまたところで昼飯だ。「どさん娘」でラーメンの昼食。Dsc00148

うまくもまずくもなかったが、腹は満たされた。

帰りのバスは臨時でなく路線バスだったため40分くらいかかって山形駅に着いた。

さてさて「つばさ」はいつも混んでいるという印象が私にはあるが、果たしてその通りだった。

指定は満席。自由席には長蛇の列。これじゃあ、ビールを飲む気にもならない。

17:05山形始発の「つばさ126号」に乗る。4人とも自由席に立ちんぼである。大宮着予定は19:30。約2時間半立ちっ放しか。

仙台で連結する「やまびこ」に乗り換えようとも思ったが、前に行くのも一苦労である。

一つ後の「つばさ」にすればよかったかなー、などと、ヒマなのでいろいろとくだらないことを考える。旅人、がんばってくれー。

と、旅人の横にすわっていたおじさんが郡山で降りるというので一人すわれました。ホッとしました。

旅人の周りに三人が集まって、「夕飯は武蔵浦和かな」なんて盛り上がっていたら、旅人の隣のお兄さんが宇都宮で降りました。超ラッキー!

私以外の三人が二人分の席にすわってハッピーハッピー。皆、武蔵浦和のことさえ忘れてお菓子を食べ始めました。

私は(今のうちにお菓子でもなんでも沢山食って腹を埋めておいてくれ!)と思いながら、立っていてもルンルンでした。

19:30大宮着。「つばさ」が混んでいたために降りるのに時間がかかり、出入り口近くにいた松葉杖の女性が乗りたいのに乗れないまま「つばさ」が発車してしまい、私も車掌か駅係員を探しましたがみつからず、「JR東はちょっとヤバイぞ」と思いました。女性は「つばさ」が発車していくとその場にへたりこんで携帯でどこかに連絡をしていました。

携帯を持っていたようなので、その場はそこまでにして、武蔵浦和に突撃です。

武蔵浦和には駅構内に「うず潮」という回転寿司」があり、我が家の旅の締めはここでやることが多いのです。

一番奥のカウンターに陣取って「旅の締め」の始まりです。ここは安くてうまくておすすめですよ。駅のコンコースにあり、じっくり食べたり飲んだりも出来るし、ちょっとだけつまんでいく人もいます。クレジットカードもスイカも使えます。

適量を飲んで食って、武蔵野線・中央線・青梅線と乗り継いで、家にたどりついたのは22時を少しまわっていました。

さあ、明日からまた仕事・家事・学校、それぞれがんばらないとね!

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2007年2月15日 (木)

三連休速報第三弾。

皆様、暖かいコメントありがとうございます。
つたないブログですが、見に来ていただいていると思うと、勇気りんりんアンパンマンです。

今日も一枚、写真アップします。

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2007年2月14日 (水)

三連休速報第二弾。

仙山線車中で「牛タン」に舌鼓をうつたけぱぱと岳人です。

女房と旅人はあまり肉がお好きではないようです。

Image0171_1 

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2007年2月13日 (火)

三連休速報。

10~12日は家族4人で「函館・東北」の旅に行ってきました。

とりあえず、写真1枚アップします。

樹氷の前で凍える「岳人&旅人」です。Image0181_1

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